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自己実現に向けて

自己理解プログラムを完走し、
「本当にやりたいこと」を見つけ、
自己実現のステップに進んでいます。

SF1位ポジティブのわたしが自己実現は「ま、いいか〜」にならないように、ここに宣言します。


ビジョン


一人ひとりが無条件の愛に包まれる。
そして、いのちの喜びと感動で世界中が満たされる。


本当にやりたいこと


before
  (親子や友人など)人間関係の悩みから
  「自分に問題があるのではないか」と
    不安になっている子どもたちに対して
after
    前向きな気持ちにするために
やりたいこと
    子どもの抱えている課題に寄り添い、
    解決をサポートする


私は中学校で養護教諭(保健室の先生)をしています。
子どもたちの心身の健康管理が主な仕事です。
[本当にやりたいこと]は教員採用試験のエントリーシートに書いた内容とほぼ同じでした。

一点大きく違うところは[課題解決をサポート]すること。(ここでいう[サポート]は[導く]や[能力を育む]を意味しています。)

[問題解決]は自分方向の長所パターン。
あまり他人方向に使ったことはないものでした。

でも、あえて[問題解決]を他人方向として使いたくて、[本当にやりたいこと]に意識的に入れました。

なぜ、[課題解決(問題解決)]を入れたかったかというと、ふたつ理由があります。

1つ目は、
養護教諭として、日々生徒の悩みを聞くなかで、受容共感だけで生徒の力になれているのか疑問に思っていたからです。
いくら話を聞いても、また同じような思考パターンで自己否定に陥っていく子どもたち……。

2つ目は、
子どもたちの抱える孤独や絶望が幼少期の自分の気持ちと重なり、なんとかして気持ちをラクにしてあげたい、力になりたいと、想いが溢れてしまうからです。

小さい頃の私は「なんで私だけいつもこんな目に合うの?」「私の気持ちなんて誰も分かってくない」という思いを抱えていました。

母は責任感が強く過干渉、ヒステリックなところもありました。本当は母にどんな自分も受け入れて欲しかった、制限ばかりせず信頼して欲しかった。

小学2年生のとき、母は私が片付けをしなかったことを理由に、私のお気に入りで肩身離さず大切にしていたピカチュウのぬいぐるみを黒いビニール袋に入れてゴミ箱に捨てました。私は深い絶望と孤独に突き落とされました。その時の感情は鮮明に覚えています。

小さいときの私と同じように不安や孤独を抱える子どもたちを目の前に、話を聞くことしかできない、[なんて自分は無力なんだろう。]と心のどこかでずっと思ってきました。
子どもたちに、何とか少しでも前向きな気持ちになって欲しい。心をラクにしてあげたい。
目に見えるような変化を一緒にもたらしたいのです。


そのための一つ目の実現手段として、
心理学やカウンセリング技術を学び、身につけて、生徒相談に活かしていきます。


寄り添うこと


オンラインイベントである受講生さんに話したことがありました。「私は生徒の話を聞くだけで、何も力になれていない」と。

その方は「うーちゃんのポジティブは子どもたちに伝わっているはず」と教えてくださいました。
はっ!としました。

たしかに、今まで真剣に熱意を持って関わってきた思いは子どもたちに届いていたはず。そう思えただけで、心がラクになったし、自信をもらえました。

その方に励まされて、初めて自分の長所パターンを受け入れられたというか。
本当に感謝です。



自己実現を妨げる”思い込み”


この自己理解プログラムを受けていて、
一番しんどかったのはSTEP6でした。
STEP6は自分にブレーキをかけている思い込みを和らげることが目的です。
私の場合、母子関係での深い思い込みが出現し、気持ちがどっぷり沈んでしまいました。


「わがままを言ってはいけない」
「相手の言うことを聞くことで愛される」
「自分の意見は重要ではない」etc.



幼少期の母子関係で満たされなかった自覚は前々からありました。
23歳のときにビリーフチェンジセラピーを受けました。

このセラピーのおかげで、父母との関係もよくなり、今の旦那とも出会え、両極端だった人間関係で躓くこともなくなりました。
穏やかでしあわせな日々。
そこで自己実現、自己成長したい、高みに向かいたい、きっと欲が出て来たのでしょう。
昔の自分なら自己理解プログラムなんて受けていなかったはずです。


セラピーで克服できたと思ってた矢先に、自己実現という次のステップに向けて進もうとした途端、また多くの思い込みが行く手を遮り、とても悲しくなりました。


「自分は無力だ」
「誰かに貢献することなんて出来ない」


オンラインイベントで会う人会う人が、自分にはないものばかり持っていて羨ましくみえました。


自動思考バリに染み付いたこの思い込みとともに生きていかなきゃいけないんだ。
30年間染み付いたもの、ちょっとやそっとで変えることなんてできないよ。


それでも私は自己実現を諦めない


これから自己実現に向けて、今まで以上に人と積極的に関わっていくことになると思う。
時に自分の意見を伝えなきゃいけないかもしれないし、心が傷付くこともあるかもしれない。
でもその時々で一度立ち止まって、自分に声をかける。

「そのままの私で大丈夫」
「私はいつも私の味方だよ」


地道だけど、これを繰り返していこうと思った。
そうやって自分にかけた言葉は、本物の言葉として生徒にもかけることができる。
(人に伝えたい言葉は自分のインナーチャイルドにかけてあげたい言葉なのかもしれない。)

自己実現をしていく過程で、思い込みをくつがえす証拠を自ら生み出して自信にしていきたい。



オンラインイベントやワークから一歩離れて、街を歩く。
みんな自己実現や夢に向かって歩んでるのかな?
みんな自分の生活に満足しているのかな?

自己理解プログラムを終え、自己実現するもしないも自由だし、自己実現だけが人生ではない。

わたしは今子育てで忙しくも同時に楽しいし、自己実現に向かわなくても、毎日充実した一日であることは間違いない。


いま自己実現に向けて行動することを選ばなかったとしたら……
でも、またどこかのタイミングで自己実現したいという思うが湧き出てくると思う。

なぜなら、”思い込み”によって自分の奥底に閉じ込められている才能たちが表に出現したがっている気がするから。

それなら、自分のペースで少しづつでいいから、自己実現に向かって小さなドミノを倒していきたいと私は思う。


最後に
教員免許の実習先の恩師に貰った大切な言葉

弱い自分を否定することは
同じ悩みを持つ子どもたちも否定すること
”そのままでいいのよ”
また辛くなったら何度でもそう言います


わたしは私らしく、先生みたいになりたい。


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