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『体質改善スクール』で学んだこと⑨
第九回の講座は、12月2日(土)に行われました。
10月から受講している講座も12月末には半分になります。
なお、第一回から第八回までの学びとその他関連するアウトプットについても、下記マガジンに納めてあります(^^)/
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それでは、今回は第九回の学びをご紹介しましょう(*^-^*)
第九回では、
①五臓六腑について
②五行と体内時計について
(健やかな生活をサポートする子午流注(しごるちゅう)という考え「各臓器が活発に働く時間」)
を書きたいと思います。
第九回の学びは、まだあるのですが、今回のアウトプットはこの二つをまとめます(^^)/
少し長くなってしまいますが、私の学びの振り返りでもあるので、ご了承ください<m(__)m>
①五臓六腑について
五臓六腑と言う言葉は聞いたことがありますよね。
「五臓六腑に沁みわたる」とも・・
🌸【五臓六腑】とは
五臓六腑とは、伝統中国医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられたことば。「五臓」とは、肝・心・脾・肺・腎を指す。心包を加え六臓とすることもある。「六腑」とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦を指す。関係臓器がない三焦をはずして五腑とすることもある。現代医学における解剖学の知見とは異なる概念。
五臓六腑とは。。。。
食べ物や空気から栄養を作ったり運んだり、 貯蔵したりする器官のこと
“五臓”は 中身が詰まった臓器
五臓(肝・心・脾・肺・腎)
“腑”とは内部が空洞の臓器のこと
六腑
(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)
上記のように、五臓六腑は
食べ物や空気から栄養を作ったり運んだり、 貯蔵したりする器官のこと
まずは六腑が消化吸収を行い、 その栄養を五臓が受け取って、 身体活動のガソリンともいえる”気・血・水(津液)”を生むとのこと
五臓六腑には、それぞれの大切な役割があると考えられています。
そして、五臓六腑のバランスが整っていると以下のような良いことがあります。
◎消化吸収がスムーズに行われ エネルギーが効率的に利用される!
◎自律神経やホルモンバランスも安定する!
◎ストレスによる過食や無駄なエネルギー消費を 抑えることができる!
まだ、五臓六腑のバランスが崩れることによってさまざまな不調が出ると言われています。
また五臓六腑と感情の関係も深いものがあります。
東洋医学では、 臓器のトラブルが人間の感情に影響を与えていると考えます。
自分自身が今抱いていたり 普段から抱きやすい気持ちがあれば、 その五臓が疲れていたり体質的に弱かったり することが考えられるとのこと・・。
🌸五臓の役割と働き
東洋医学的に見た五臓の代表的なもの、また弱ったときの症状を簡単に記載します。
◎肝の役割
☆血液を調整する役割
☆思考・考えの中心
・体調不良が起きたり精神活動が落ちぼんやり、無気力になる
・イライラする
・爪や目の症状が出る(爪が割れる、かすみ目、ドライアイ、めまいなど)
◎心の役割
☆血液を流すポンプの役割
☆精神の中枢、生命活動の中心
・動悸、胸苦しさ、意識の混迷など心臓に関わる症状
・精神状態の乱れ(恐怖、不眠、精神状態の乱れ)、躁鬱っぽい
・顔色が悪い
・舌の症状が出る
◎脾の役割(胃を中心に)
☆飲食物の消化、吸収、運搬
☆体の水分(体液)の運搬
・下痢、便秘、消化不良、食欲不振などの消化器症状
・むくみ、小便の少量、回数が少ないなどの水分に関わる症状
・血便、月経過多、子宮出血
・痩せる、太る、四肢の脱力感
・思い悩む感情があると脾が弱くなり、消化吸収が落ちる
◎肺の役割
☆「気(酸素や栄養など)」と「血」の運搬など全体の循環を司る
☆肺と大腸は繋がっていると考える
・咳、鼻の症状(鼻づまり、嗅覚異常)呼吸困難などの呼吸器症状
・体力がなくなって疲れやすい
・気が弱る
・体温調整ができず風邪をひきやすい
◎腎の役割
☆若返りの臓器
☆成長発育(骨や脳、生殖器など)や水分代謝に関わっている
・成長発育の障害
・手足の力が入りにくい、腰のだるさ
・骨折しやすい
・思考力低下、物忘れ、めまい
・耳鳴り、耳が遠くなる、老人性の難聴など
・下痢、便秘、むくみなどの水分に関わる症状
五臓は弱ったところに感情が強く出る。
それぞれの五臓にはそれぞれの感情があると言われていて、そこが弱るとその感情が強く出るとも言われいます。
🌸六腑の役割
五臓に栄養(エネルギー)を送り、そのエネルギーを六腑が貯蔵して、身体が正常に動くように働いています。
なので、五臓の弱りは、六腑から起きていると考えるとのこと。
◎胆の役割
・胆汁を貯蔵、排泄
・決断力、行動力を司る(「肝が据わる」などで表現される)
・肝と関係が深い、
◎小腸の役割
・胃で消化された飲食物を受けて、栄養を脾に、水分を膀胱に、固形物を大腸に送って体外に排出するための役割
・心と関係が深く、心に熱があれば影響を受け、腹部や膀胱障害が現れる
◎胃の役割
・胃は消化管の中で容積が大きく沢山の飲食物を受けいれ、グシャグシャに消化して下に下ろす働きがある
・脾と関係が深く、相互に関連しあう。脾が弱れば胃が弱る、胃が弱れば脾が弱る関係
◎大腸の役割
・小腸から入れないものを受けて、体外に排出
・肺と関係が深く、肺の異常で便通障害が起きる
◎膀胱の役割
・小腸から送られてきた余分な水分をため、腎気の力で体外に排出
・尿として排泄する場所なので、腎が虚すれば、頻尿や尿閉が生じる
五臓六腑の弱っているところに合う食事もあると言われています。
今回は省略します<m(__)m
五行との関連や、五臓六腑のそれぞれの役割や働き、その概念も内容も説明が難しい(講座の画像を添付できないこともあり)ので、今日はここまでとさせてください💦
一言で言えば、五臓六腑を大切に、正しく働くように生活食事に気をつけて、身体を養生することが大切です。
自分の五臓六腑の弱い部分を養生することで身体を整えることができます。
ちなみに、ネットの情報を挙げておきますので、興味のある方は、下記を読んでみてくださいね。この情報は、講座の情報ではないので参考程度に読んでいただけたらと思います。
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②陰陽五行説の五行と体内時計について
(健やかな生活をサポートする子午流注(しごるちゅう)という考え「各臓器が活発に働く時間」)
陰陽五行説、気血水については、簡単に以下の記事で触れています。
まだうまく説明はできないのですが、良かったら☟の記事を読んでみてください。
◎五行説
「万物は木・火・土・金・水の5つの元素から成り立つ」とする考え方
🌸【子午流注」とは
子午流注は、東洋医学の考え方で、時間医学的な体の働きと時刻の関係をあらわしたものがあります。
子午流注の「子午」とは時刻のことで、日本の古時刻・十二時辰と同じく、24時間を2時間区切りで分けて十二の干支を割り振ったもので、「流注」とは各臓器を活発にするために順番に巡っている、血液とエネルギー(気)の流れを指しています。
十二に分けられた時間は、それぞれが特定の臓器や組織に関連付けられています。
これは「東洋医学の陰陽五行説」に基づいていて、それぞれの時刻は特有のエネルギーが働いていると考えるとのこと。
①5時~7時は、大腸の時間
大腸の役割は、便を排出すること、そのためにその時間は、軽い運動やストレッチで体を目覚めさせる、と良いと言われています。
私が、朝5時半~6時15分まで、ストレッチ、軽い筋トレ、朝散歩をしているのも理にかなっているというわけです\(^_^)/
また朝白湯を飲むのも大腸を動かすのに適切です。
②7時~9時は、胃腸の時間
胃腸が最も活発になる時間帯。この時間帯で朝食をとることで栄養の吸収が効率的に行われると言われています。
私は、朝ファスティングをしていたのですが、今は朝ご飯を少しですが食べるようにしています。ただし、ご飯、味噌汁(根菜入り)、漬物等です。
この見解については、朝は胃腸を休ませるという考え方もあるので、今はどちらが正解とははっきり言えないのですが、自分の身体に聴いてみようと思います。
食べるときに大切なのは、よく噛むことですね。そして、身体を冷やすものではなく体を温めるものを食べることも大切です。
③9時~11時は、脾臓の時間
脾臓の働きがピークになるので、栄養の仕分けが行われると言われています。つまり、胃腸の時間に食事を摂って、脾臓の時間に消化吸収を終える、
脾臓は、「消化・吸収・排泄」をコントロールしてエネルギーを生み出す源とのこと。なので、一日の中で一番消化吸収の効率が良くなるそうです。
④11時~13時は、心(しん)の時間
この時間を過ぎるとは陽の働きから陰へと転換するときです。
陽の時間は体を動かすことが大切ですが、この時間はゆったりと穏やかに過ごすことも大切となります。
⑤13時~15時は、小腸の時間
小腸は胃から送られてきた消化物をさらに消化して、水分栄養の吸収を行い、必要な栄養素は脾へ、余分な水分は膀胱に集めて、食物の残骸は大腸へ送り出す働きをします。
激しい運動は避けて穏やかに吸収する時間にすることが大切です。
⑥15時~17時は、膀胱の時間
尿を排泄するだけではなく、身体にこもった熱を体外に排出する役割もあります。トイレにしっかり行き、しっかり排出することが必要です。
この時間帯に、勉強や読書をするなど、学ぶ時間としても最適だそうです。
⑦17時~19時は、腎の時間
この時間帯にしっかり夕食を取り、それも腎を補うような食事にすることが大切です。
腎を補うのは、黒い食材、きくらげや海藻、キノコ類、黒豆など、を食べると気力を生み出し代謝をあげると考えられているそうです。
⑧19時~21時は、心包の時間
心包は、心臓の周りにあり、常に心臓が最適な状態にあるように守ってくれるそうです。
この時間に血流をよくするために、身体を温める、運動するをすると良いそうです。
身体を温めてリラックスして、寝る準備に入ります。お風呂に入るのもこの時間が最適です。
⑨21時~23時は、三焦の時間
三焦は、気血水を身体にくまなく運んでいると考えられています。
この時間帯は、ヨガや読書、瞑想などでゆったり過ごす。穏やかな気持ちで質の良い睡眠に入る準備をします。
⑩23時~1時は、胆の時間
この時間は寝ることが大切。一度の食事より、この時間に睡眠をとることが大事とも言われています。
⑪1時~3時は、肝の時間
この時間帯に熟睡をすることが大切。血液不足にも繋がり、身体のだるさ、肩こりや頭痛を感じやすくなります。
ストレスがあるとこの時間に目が覚めることがあるとのこと。
⑫3時~5時は、肺の時間
この時間に特に5時ごろには新鮮な空気で呼吸するのは肺を養生すると言われています。
早起きして窓を開けて新鮮な空気で深呼吸をする、軽い運動をしても良い。とのこと。
睡眠についてまとめると、23時~5時の時間には最低でも寝ることが大切です。
そうすれば、起床時間の顔色も良くなり、元気な一日を送ることが出来るとのこと。
このように、特定の時刻になると、対応する臓腑における気血の働きが活発になる、その時刻を過ぎると、その臓器の働きは衰えるのでその特徴を生かして養生すると効果的と言われています。
ネットの情報もご覧ください。
こちらも講座の情報ではないので、参考程度に読んでください。
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子午流注は、東洋医学の考え方ですし、現代の私たちの生活では全てが出来るというわけにはいかないと思います。
ただ、身体と時間には関係があること、出来るところから実践してみることが自分の身体の体質改善につながると教えてくれています。
だんだん、アウトプットするのも難しくなってきました。
もし、理解が間違っていることがあれば、優しく教えてくださいね💛
東洋医学の考え方そのものは、腑に落ちることも多く、また体内時計については、なかなか理にかなっていることには気づかされています。
それを情報としてでも、知っていることで、出来ることからやってみるのもありかなと思います。
今回も難解な記事を
読んでくださり
ありがとうございました
<m(__)m>
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