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キュートな現代日本画~福田美蘭さんの作品@平塚市美術館

静かな波の上に旭日、、、じゃなくハート

【旭日静波】196.0×59.0

パートの後ろには通常の丸の輪郭?
がうっすらとあります。

現代美術画家の福田美蘭さんの作品です。

キュートだなぁっバレンタインっぽいなぁって、この日一番のお気に入りでした。

掛け軸の作品はあと2つ

【水墨山水】196.0×60.0

掛け軸だと思ったら『急にディズニー?!』

雲の上に寝てる、、、
と思うと心配が増します。

こちらはまず白雪姫に目が行くけれども背景はしっとり?どっしり?とした冬景色の富士山や川です。

【遊鯉】190.0×60.0

彩りと鯉の動きのリズム感が心地よい

一匹だけお腹を上にしてる、、、
遊んでいる?具合が悪いのか、もしくは?

福田美蘭さんの作品だと、下記を知っている人の方が多いかも知れません。
(何かのお菓子の箱のパッケージにもなっていた気がする)

【見返り美人 鏡面群像図】181.8×227.2

ベースは江戸時代の浮世絵師 菱川師宣(ひしかわもろのぶ)の見返り美人図
元の絵では向かって左から3番目の背を向けた姿の単体ですが、絵のタイトルどおりに、、、

声が聞こえて来そう。
『あら?こんにちは。あら?こんにちは。』

絶妙な反り具合をあらゆる角度から堪能できます。

ここで少し画家さんの来歴を、、、、

福田美蘭来歴
東京都世田谷区出身。父はグラフィックデザイナーの福田繁雄、祖父は童画家の林義雄。1985年東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。1987年東京芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。1988年6月ギャルリーユマニテ東京にて初個展を開催。朝日新聞連載小説、赤川次郎『人形たちの椅子』の挿絵を担当(1988年10月~1989年5月)。1989年には「第32回安井賞展」において、当時史上最年少の26歳で同賞を受賞。過去の名画にデジタル加工するなど手を加えたり、食材など身の回りの素材を組み合わせたりした作品が多い。
Wikipediaより一部抜粋

最後に、、、特にじっくり見て欲しいのがこちら

【紅白芙蓉図】181.8×227.2

背面の建物の写実の確かさと堂々と咲き誇る芙蓉の豊かさ

大きな作品ですが
ぜひ細部までじ〜くりとご鑑賞ください♪

こちらは現在、平塚市美術館で開催されている『現代日本画~コレクションのあゆみ』で展示されています。

落ち着いていて、ゆっくり出来る美術館です。

他にも山本丘人、内田あぐり、伊藤彬、瓜南直子、、、and more
森羅万象に思いを馳せられる作品、深刻な内容を思わせる作品、
なんだか愛らし~い作品、など色々です。

駅から少し離れてるので、
HPでアクセスをご確認ください。

この企画展『現代日本画~コレクションのあゆみ』は2/19㈰迄なので駆け足で記事にしてみました。

もし行けるタイミングがあったらぜひ~♪

みわ@湘南のすみっこ

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