望みのその先にいる自分はどんな状態だろうか。
何かを望むこと。
何かを求めること。
夢を見ること。
どれも、とても素晴らしい。
例え不足感からの望みや欲求であっても、だ。
あなたは何を望む?
あなたは何が欲しい?
なぜ?
どうして?
私たちはなぜ、どうして、
望みや欲求を抱くのだろうか。
物が欲しい。
お金が欲しい。
恋人が欲しい。
結婚がしたい。
これは、本当の望みじゃないよね。
これは、ただの手段だよね。
それを手にしたときの自分がどんな状態になるのかを無意識に想像して、
求めているんだよ。
その無意識に想像した《それを手にした自分は》どうなってる?
これが何より大事なものなのよ。
具現化したい。
現実にしたいと思ったときにイメージするのは、
手に入れた「何か」じゃなくて、
手に入れた時の自分の《状態》だよ。
もっと言うのなら、
手に入れた時の自分の物質的、環境的な「状態」じゃなくて、
手に入れた時の自分の
《表情や気分の状態》だよ
私たちが何かを望むとき、
何かを手にしたいと思ったときに、
その根底にある本当に欲しいものは、
喜び、ワクワク、幸せ、豊か、笑顔、安心などの状態を感じること。
その状態を感じるための手段として、人は物やお金や恋人や結婚などを求める。
人は誰しも、
自分が気分良く在りたいだけなんだよ。
だから、
自分の気分を害する何かにイライラするし、
何か誰かをコントロールしようとしてしまう。
だからネガティブな感情は自分が気分良く在ろうとする反応なんだよ。
「これは気分が良くない現象だ」とセンサーが反応して、マイナス感情(エネルギー)が発生してるだけなんだよ。
ネガティブ感情は悪いものじゃない。
「いや、悪いでしょ」と思うかもしれないけど、現象に対するネガティブ感情は自分が気分良く在るための重要な反応だから、ちゃんと向き合うといい。
そうすると、自分の中に存在しているブロック、抑圧、思い込みが見つかるし、そこに隠れている本音も見えるようになる。
私は、自分の本当の望みが
ただ気分良く生きたい
だけであることに気付いた。
私にとって、「気分よく生きる」というのは、ご機嫌でいることだったり、自然と笑顔が溢れることだったりする。
そして、自分の周囲の人たちの気分が、自分の気分に影響することが分かった。
だから今まで、自分が気分良く居られるように、他者の気分を損ねないよう自己犠牲をしてきたわけだ。
自己犠牲によって他者の気分が良くなっても、エネルギーを消耗してしまった自分の気分は最悪だ。
本願の「私は気分良く生きる」と真逆だ。
今までと反対方向から進むことにしたら、私の世界は変わってきた。
あなたの本願はなに?
望みを手に入れたその先のあなたは、どんな状態?
あなたは常にどんな状態に在りたいの?
見つけにいくのは、
気付くべきは、
手に入れるものではなくて、
その先の自分の状態だよ。
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