NOKTON Vintage Line 28mm f1.5
-提供-
Twitter(現X)で繋がっているトリイさん
コシナ フォクトレンダーのレンズを貸してもらいました。
X-T5と一緒に…!
まあ詳しいお話はyoutubeでやっております。(こういう紹介の仕方はよくない)
NOKTON Vintage Line 28mm f1.5 Aspherical Type II
お借りしたのはこのレンズ。
クラシカルな外観の、2024年発売、最新鋭のレンズです(!?)
特に今回トリイさんに貸してもらった、この「Type II」に関しては趣味性全開。レンズ外装はなんと真鍮性。めちゃくちゃズッシリきます。
Mマウントのこの小さなサイズ感でありながら330g。
個人的にMの標準域で300gを超えてくるとなかなか中身が詰まってる感じがしてきます。
そして真鍮とシルバー、からのこのローレットのパターンは確実にアレ。
そうSummilux 50mm f1.4 1st、通称貴婦人。
1959年に発表された、当時世界で最も明るいライツのレンズ…!
あまりにもルックスが似ていて、ニヤニヤしてしまいました。
しかもまさかの「逆ローレット」仕様。
極めて初期の、限られた本数で採用されていたローレットが凸部分に施されているものと同様の使用なんです。
ライカのレンズを掘り出すと、そういった小ネタみたいなのがよく出てくるんですが、それを知ってしまっているが故にコシナのこだわりの強さにヤられてしまいます。企画段階で狙われていたらやばいな。ピンポイントでブッ刺さっているユーザーがここに一人…
塗装に関しては年始に買った広角レンズ、Color-skopar 28mm f2.8 Aspherical Type IIと酷似、というか発売時期も近いし、同様の塗装材料を使っているんじゃないかな?と思う感じです。ブラストの質感とかかなり近い。
しかしながら超軽量にこだわりアルミ製を採用しているカラスコと違って、こちらのノクトンは逆に趣味性に振って真鍮。
持ったその時から質感が全く違うんで驚きます。またローレットとかも凝っているためか、心なしか金属が肉厚に感じる。
Vintage Line
前述のように、クラシカルな外装、趣味性の高い雰囲気や真鍮といった材質、ニッケルメッキとかもある…それでいて、光学設計は最新鋭、非球面レンズも入ってる。
それがVoightranderの「Vintage Line」です。
製品ラインナップを見ると、現在8本がVintage Lineとしてラインナップされています。
どれも外装はクラシカルな感じ、中身は最新鋭というところで、ギャップ萌え系レンズたちが並んでいます。
21mmから75mmまでをカバーし、同一シリーズで焦点距離を揃え切ることも可能。だいぶアツいですね。
特に今回の28mmに関しては、所持している貴婦人に超絶似ているのもあって、今回貸していただいて、超テンション上がっています。
写真
ということで写真行きましょう、写真。
R-D1
まずはR-D1につけて。いきなりAPS-CのR-D1かい、という。
R-D1には28,35,50mm用のフレームがあります。
等倍ファインダーなんで、大体40mm程度の28mmがちょうど目一杯、という感じですごくちょうどいいんですね。
そんでもって、28mmでf1.5とかいう大口径はなかなか少ないですから、ノクトンめちゃくちゃいいです。
f1.5パワーも相まって、高感度が年代的にどうしても厳しいR-D1でも結構夕闇、くらいの雰囲気だったら気合いで撮影していくことができます。
嬉しいぜ。
てかもう、暗い時は暗い、で環境で環境に流されて暗い写真を撮ってもいいのかもしれない。
X-T5
そしてトリイさんから借りているX-T5。とりまシャッター音が素晴らしい。手ぶれ補正ついてる、EVF綺麗、持ちやすいグリップ、小さなボディ。
やはり最高に最高なカメラです。よくないポイントは買えないこと。
やはり約40mmの画角×f1.5というGR IIIxではできないこの感じがすごくすごいいい。
EVFデカくてMFも快適なX-T5はピッタリでございますね。
ついでに高画素機でもあるT5、撮影時にクロップもできちゃう。すんばらしい。
ライブビューでクロップしたらどうなるかわかるのも、ミラーレス機の素晴らしいところ。
M10-P
雄大さんとお散歩した時の…!
鼻血が出る大事故はありましたが、こういう短時間の気楽な散歩、最高ですね。
天気のいい昼間だったので、結構絞っても撮ってみたり。
28mmは絞ると簡単に被写界深度を稼ぐことができるんで、ちょうどパンフォーカス気味になるくらいにして、ノーファインダーとかで気楽に撮ってみるのも楽しかったりします。
そんでもって開放も。
フルサイズ、開放だと強めの周辺減光も来たりします。
おしゃれということにする。
フルサイズ、28mmといえば、個人的にはLeica Qシリーズのイメージがあります。やはり大口径の28mmだからこそ出てくる、なんか雰囲気がありますよね。そこはかとなく、Q感。
SL
そしてSLと。
個人的にはフルサイズ×ミラーレス、というところで普通に使いやすく、EVFの見え感もオシャレ(シャドウが締まらないから…?)なんでテンション上がります。
あとベース感度が50、ということもあって、大口径なノクトンと非常に相性が良かったです。同様の理由でZ7系も良さげですね。
なんか川眺めていたら、鳩が突撃してきました。なんで?
おかげで鳩写真が確保できました。ありがとう、鳩。
↑これ意外と注目ポイントかもしれないんですが、今回のノクトンビンテージライン、「デジタル向けの光学設計」ということらしく、歪みはもちろん、周辺の流れも抑えられているし、色被りも控えめ、ちょっと絞った状態だと割と端っこまできちっと写る。エエ感じですね。
個人的なノクトンとの相性で優勝はSLでした。441万ドットのでっかいファインダー、50のベースISO、ミラーレスなんで最短50cmも使いやすい、みたいな感じでよかったです。
また開放での周辺減光も味わえる感じがヨカッタ!
何はともあれ、ルックスも写りも申し分ない、素敵レンズでした。
Vintage Line たまらん…
トリイさん、レンタル感謝です🙏
それではまた。
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