Nikon Z7ii Nikkor Z 50mm f1.2 S
どうも、みわです。
正直言うと日曜日の前に
一旦書いてしまいたかったんですが、
なんだかんだ今になりました。
日曜日は開発者の方との交流会という
素敵すぎるイベントがあって、
それはもう良かったです。本当に。
やっぱりそういった方の話を聞くことで
製品への愛が深まりますよね。
非常に欲しくなってしまいます。
普段会えない人から普段聞けない話。
良かったです。
良かったですしか言ってない。
なんか気がついたら5000字近くなってました。はい。
ちなみにこの記事はZ楽しいねというものです。
フルサイズですよ
そもそもフルサイズ機というと、
僕はもうフィルムしかないわけであります。
そう思うと10台近くフルサイズ機ありますね。
やったぜ。
それはさておき、z7ii。
Nikonのフルサイズミラーレスの高画素機。
ボディ
個人的にはあまり好みではない・・・
と思っていたのですが、見る角度によっては、
あれ?意外とかっこいい・・・と思ったり。
不思議な現象が起きています。
マウント周り
現状フルサイズで最大のマウント径と
最短のフランジバックを持つZマウント。
でかいですね。
軍艦部にめり込むようなデザインが、
機能先行感があってカッコよくもあり、
ここが微妙に見えてしまう時も・・・
借りておいてなんてことを言うんだ。
かっこいいだろ!
とにかく光学最優先なZマウントです。デカイですね。
マウント径が大きいと光学的には有利らしいですが、
やはりレンズのサイズ等は大きくなりがちだそうです。
やはりそれぞれ優劣が出ちゃうんですね。
グリップとEVFと
Zといえば聞く人みんながみんな
いいと言うグリップとEVFと。
個人的には液晶モニターも
感動的なくらい綺麗なんですよね。
テンションが上がります。
グリップはちょっと変態的なほどよくて、
なんなら中指一本で支えられるくらい
食いつきがいいです。
やばいです。
そもそもいい感じの形状なところで、
さらに微妙に引っ掛かりが造られていて。
ここがもう。すごい。
と言う感じで、普段は主張少なめなグリップのT3に
慣れきっていましたが、
しっかりグリップがあれば
重いレンズも安心というわけですね。
場合によってはストラップいらずかも。いいな・・・
EVFは画素数こそ一般的?な数値ですが、
確かにとてもみやすくて、
非球面レンズ等使って非常に拘っているとのことです。
ちなみにここはT3も負けてないと思います。多分。
地味に考えられている・・・
左肩にモードダイヤルがあるのですが、
なるほどMモードで基本触るならば、
モードダイヤルは左でも一切気にならない・・・
逆にエントリーも意識したZ5は右側に。
よく考えられていますね・・・
まぁDシリーズからそうなんですが。
ここめっちゃ良い・・・
個人的にナイスすぎるのが、スチルとムービー切り替えの位置。
T4やA7IVでは人差し指を回り込ませて切り替える形。
T4はグリップが小さいのでアクセスしやすい印象ですが、
A7IVはグリップがあるので若干遠いのでは・・・
とか思っています。
絶対遠い。早く触りたい。
というところで、親指なんですよ。
しかもすごくアクセスしやすい。
それでいてちょうど良い硬さで誤操作もしにくい・・・!
そしてムービーのモードでは設定が全て切り替わる!
iメニューも切り替わる!!
これ!これが本当に最高。
(T4はしてるのにT3対応してないんですよね。悲しい。)
レリーズボタンにRECを割り当てると、
人差し指を離すことなく
動画と写真が撮っていけるという。
あとシームレスにAFからMFに移行できるのも、よくて。
なんの意識もせずに常にできるAF-F?が神です。
これももっとアピールして。
birdの林さんの記事で透明なカメラと称されていましたが、
個人的にはそこがまさにそんなイメージで。
おそらくこの感覚はスッ・・・と合焦するAFと、
ブリージングの極めて少ないレンズの力も大きいと思います・・・
渋谷で動画と写真を並行して撮っていたのですが、
この操作系とやりたいことがマッチしすぎて、
すごく気持ちがよかったです。
一切意識することなく動画も写真も
いい感じに撮っていけるんですよね。
しばらく体が止まりませんでした
AFポイントの設定もiメニューから簡単に変更できるもんで、
それはもう快適そのものといった感じで。
Zいいなぁこれ・・・
誰だ動画弱いとか言う人は
この前よくみているYoutuberの人が、
ニコンはちょっとまだ動画が弱いかな・・・といっておりまして、
フォ?ってなりました。みわです。
Z普通に強いと思うんですけどね。
z7iiもz6iiも外部収録でB-Rawも10bitも撮れちゃって。
z6iiに関してはクロップなしで4K60pですよね。
強い・・・
内部収録で10bitも出来たらさらにつよつよですね。
N-Rawについても、今後下位機種にも搭載されていくという期待・・・
いいな・・・
B-RAWより軽いけどしっかり編集もできるらしく・・・
期待大。
最近の学習はやたらに重い動画撮りまくると、
データ量的に首が秒速で締まるということで。
逆にピクチャーコントロールとか、先に調整する機能で、
いい感じに作っていく方向に思考を転換するべきなのかもしれません。
とはいえ選択肢があるって素晴らしいと思う。
ガチにはガチなRaw動画が用意されていて、
カジュアルにいくならそういったピクコンがあると。
いい感じですね本当に。
レンズよ。
更にブリージングの少ないレンズたち・・・!
開発陣の方の一人が1.8シリーズを推されてたので本当に使ってみたい。
これ、DX(APS-C)クロップを使えば、
広角 24mm (35mm)
標準 50mm (75mm)
望遠 85mm (127mm) 105mm (157mm)も良さげ。
とかで焦点距離揃っちゃうという。
逆に35mm一本でもいいですよね。
これは強力なのでは・・・と言う感じ。
やはりレンズラインナップには意味があると言うことでしょうか。
ボディ自体はかなり軽い上にグリップの良さも相まって非常に快適です。
後ついでの要素というか、ニッチかもしれませんが、
いくつかのレンズについている液晶小窓。
これ、絞り値だけではなく合焦範囲の表示もできるんですね。
ということは実は動画ガチ勢にも非常に便利なのではないかと・・・
感動的手ぶれ補正。
手ぶれ補正が個人的に最高で、
ゆらゆらと動いた動画があるのですが、
Davinciのスタビライザーと掛け合わせると、
ジンバル顔まけの滑らかな動きに。
嘘じゃないです。ジンバル持ってますから。
もちろん歩く走るなどの踏み込みの振動には
負けるんですが、
おそらく広角と組み合わせればかなりいい感じに・・・
ノーマルモードは強力ですがビタ留め傾向があって、
逆にDavinciと組み合わせることでこのガタつきが軽減されると言う・・・
スポーツモードは逆に緩めですがガタつきは少なめですね。
これはもう手ぶれ補正の機構作った人に愛を送りたい・・・
静止画も
高画素気持ちいい・・・
はい。
当たり前ではありますが、
4000万画素超えですので、
普段の倍の解像感ですね。
そしてそれを支えるレンズが素晴らしいんでしょうね。
なんだか、ワンランク上な雰囲気があります。
言語化できません。はい。語彙力。
とにかくとてもリッチな感じで。
現像時に拡大しては楽しくなってます。
大事なのは手ぶれ補正。
高画素機ですからね。
手ブレは大敵というわけで。
という点でも!
この優秀な手ぶれ補正が仕事してる!
気合いでなんとかなるとか思っていましたが、
やっぱりボディ内手ぶれ補正は必要ですね。
少なくとも僕には。
いや、ブレもなんとなく欲しい時があるので、
両方必要ですね。
ただ、まずはブレてないのがいいじゃないですか。
フィジカル次第かもしれませんが、1秒は止まります。
つまり!
スナップで人だけ流せたりします。
楽しい!
シンプルに撮るだけでも、ブレちゃった・・・率が減りますから偉大です。
レンズ
Nikkor Z 50mm f1.2 S
借りちゃいましたが。
ええ。
1kg超え。
ですが・・・
写りがいい・・・
だから使っちゃう・・・
S-Line最高クラスの光学性能・・・
すごい・・・
あの、めちゃめちゃ楽しいです。これ。
スタバのタンブラーとサイズ感が完全に一致してて好きです。
動画でもね、音がしないのとブリージングがやっぱりほぼなくて。
確かに重いのですが、グリップの良さと強力な手ぶれ補正がサポートしてくれますし、何より写りがいいのでテンションが上がりますので、
現実に戻るまでは問題なしです。
ボケるだけじゃなくて、なんだかいいかんじに解像するので、
非常に立体感が出ます。質感がいい・・・
すごい・・・
そしてf1.2と明るいので、
手ぶれ補正を信じて少しシャッタースピードを落とすと、
脅威のiso64で夜撮れました。なんだこれは。昼?
ということで、
届いたその日によるスナップした時は衝撃的でした。
あとやっぱりこの写りの良さをダイレクトに感じることのできる
EVFと液晶モニターがやっぱり最高ですね。
この、
EVF(液晶)が綺麗。
↓
テンションが上がる
↓
被写体を探す
↓
撮る(しかもAFも優秀でノンストレス)
↓
モニターを見るとめちゃ良くてテンションが上がる
この繰り返しでスナップが止まりません。
最高のサイクルですね。
やばすぎです。
そして昼間も使ってみると、
いいんですねこれがまた。
ぱっと見の良さもレベルが全然違って、
価格差考えたら当たり前なのかもしれないんですが。
例えば地味に気に入ってるXF35mm f2 R WR、
解放だと、小型化ゆえの弊害かもしれませんが、
フリンジや軸上色収差が結構出ます。
例えば森で逆光の枝葉をとったり、
太陽光の当たる金属のエッジや
キーボードの接写など・・・
紫と緑のアレが結構出るんですよ・・・泣
ところがどっこい、Nikkor。
なんか出ないんですよね。なんで?
いや、出る時は出るんですが、主張が控えめ。
これはすごいと思います。
本当に。
こんなに明るいのに・・・
そして並べるとサイズ感が違いすぎて面白いですね。
どんぐりvsスタバ。
余談ですが、所持しているオールドの
Nikkor-S auto 50mm f1.4 (カビ・・・)
これで逆光で撮ると、逆に楽しいくらいフリンジが出ます。
おそらくカビの影響なんですが、
被写体の周りにまとわりつくオーラのような・・・
これはこれで面白いんですけどね。
でかいレンズを頑張って動かしているのを感じる・・・
驚くほど高性能なZ 50mm f1.2ですが、
そのサイズと明るさゆえに、
多分すごく大きくて重たいレンズがAF駆動しているわけで。
レンズを支える左手に、AF-Cだとモーターの振動がきます笑
なのに音はしないんです。すごい・・・
なんかね、改めて50mm f1.2の開発秘話〜みたいな記事見てたら、
ああ良いなぁとか思いますよね。
http://photo.yodobashi.com/live/interview_nikon2020/
リンクうまく貼れなかったけど。
自然なボケに命をかけてるとのことなので開放バシバシ使います。
とにかく気合い入れて作られているものは、
なんにせよすごいんだなということで、
色々試したいところです。
開発者の話を聞けるって大事だと思う
今回Z開発者の方との交流会ということで、
光学設計や機械設計、ボディの設計から、ソフトウェア開発の方、
試験運用やヒアリングを担当する方などなど、
いろんな人がお話ししてくださいまして。
やっぱりいいな・・・と思いました。
やっぱり人が作ってるということが感じられて、
多分自分がZユーザーだったらさらにZへの愛が深まると思うんですよね。そして僕は欲しくなりました。
ここ!こだわってるんですよーーー!
とか、もっとアピールするべきな気さえします。
光学設計とメカ設計のせめぎ合いとか、
やっぱりどのメーカーもめっちゃ頑張ってるんだな・・・とか。
フジとかSIGMAってこういったことをYoutubeでよくやってるじゃないですか。
このコンテンツ実はめっちゃ好きで、ニコンもやって欲しいところです・・・
SIGMAのIシリーズの話とか、
金属切削とかの話がすごくディープで面白かったです・・・
Iシリーズは欲しい・・・
というところでyoutube、あります。
全然見てませんでした・・・見ます・・・
なんかすごく有益そうなセミナーものもありますよ・・・!
でも!開発秘話とかも!聞きたい!!!
と、思います。マジで。
ということでね。
講義を聞き流しながら(おい)書いていたんですが、
めちゃ長くなりましたね。
お疲れ様でした。
お疲れマイフィンガー
実はNikkor Z 50mm f0.95 S Noctも一瞬だけ使わせてもらって、
数十枚とったんですが、やばすぎて声出ました。
レンズ交換の時は緊張しましたね・・・
そして撮ってみる。
なんだかしっとりしてるんですよね。画の質感が・・・
あと金属の鏡筒も触り心地が良かったです。やっぱり金属最高。
とにかくやばかったです(また語彙力)
それではそれでは、
また。