あのころ
台風が関東にきている。
なかなか大変な状況だ。
通勤の帰りの人もいるし
帰省中の人、観光の人たちにも
影響でてしまっている。
うちも、息子が今日から
スウェーデンに行く予定だった。
昨日、飛行機が飛ばないってなって
一旦あきらめたんだけど、また連絡あって
夜中2時から出発することに決まった。
先程、途中まで息子を送ってきた。
在来線がとまったら嫌だから
早めに空港にいって、空港でゆっくりする
とのことだった。
ラウンジで、くつろげたらと言っていた。
そんなこんなで、昨日から
バタバタしていたけれど
やっと今、一息ついている。
無事に楽しんできてほしい。
約半年の留学、きっと色んな経験できるよね。
そしてね、家族で昔
台風のときにローソク使って
ラジオききながら食事したり
色々お話したりしたねという話になった。
今よりも停電することが多く
楽しみにしていたテレビも
観れなくなってしまうことも多かった。
だけど、あの台風前の
家族で団結する感じとか
明日学校休みになるかもしれない期待とか
あと自然に対するおそれとかも含めて
そんなに嫌な記憶にはなっていない。
非日常な体験だった。
大人たちが一生懸命
備えてくれたことが
ありがたかったし、いつもより優しいし
心配もしてくれていた。
それがちょっと嬉しかったんだ。
今は、自分がやらないと
誰もあまりやってくれないから
食料や水、電池などの備蓄を確認したり、
風で飛ばされそうなものをしばったり
いろいろとやることがある。
まぁまぁ、忙しい。
これから雨風が
ものすごく強くなるんだろうか。
そういえば、
以前、計画停電があったときも
大変だったことを覚えている。
あれは、台風ではなかったけど
あんな形で停電することがあるんだね。
本当に驚きしかなかった。
その時、福祉施設で働いていたから
入居者さまがパニックになるんじゃないかと
少し心配したんだ。
だけど、みんなたくましかった。
大変な時代を生きぬいてきた方たちだ。
若い子たちを逆に励ましてくれていた。
私が偉い人にかけ合ってやると
言ってくれてる人もいた。
近所ではもう買えなくなってた
電池や懐中電灯をもちよって
みんなで支えあった時間は
凄くあたたかなものでした。
今も、南海トラフや台風や
経済的なことで心配抱える人もけっこう
いるかもしれない。
本当に1人で抱えすぎず
まわりと声かけあってほしい。
ちょっとした言葉をかけ合うだけでも
それがあかりとなって
救われることがあるんだ。
誰もいないという人も
自分に優しい声かけしたっていいし
SNSであたたかなやり取り出来る人と
声かけあってもいい。
ちょっとだけでもいいから
あかりをみつけながら
日々を乗り切っていきたいね。
みんなも
安全まもって過ごしてね👍✨