見出し画像

昔の座り込みと今の座り込み

2024年のノーベル平和賞を日本被団協が受賞しましたね。
核実験が行われると広島平和公園でそれに対する抗議の座り込みが行われますが、広島の被爆者団体の原水禁系と原水共系二つの団体が別々に座り込みをします。座り込みといっても昔と違って、観光の集合写真用の記念撮影用でも使われている慰霊碑前の階段に座って数十分座ってマスコミが撮影して終わりです。
温いとても温い!非情に温い抗議活動です。
私が社会人になる頃の平成中期にはまだ少なくとも座り込みは地面に直接座り込んでいました。被爆者の加齢が原因なのでしょう。仕方ない面もあります。
でも、私が小学生の頃に広島アリーナのスケート教室の帰りに見た座り込みは黒の喪服みたいな上下スーツに黒ネクタイの白髪黒縁眼鏡の初老の男性が雨の中、原爆ドーム前であぐらを組んでびしょ濡れになりながら数時間座り込んでいました。
東西冷戦時代とは時代が違う実際に爆発が伴う実験や水爆の実験とは違うって意見もあるでしょうが、やはり今の抗議はヌルイと感じてしまいます。
雨の中抗議は今でも見ますが、傘さして数分でお終いになっちゃってますからね。
もう形骸化しちゃってるんでしょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?