少女対戦車
「少女対戦車」(タイトルは「少女と戦車」か「少女VS戦車」だったかも)は1986年のパートカラーアニメ作品です。水平線一本の色の付いていない砂漠設定の場面で少女と戦車が闘う10分のアニメーションです。戦車は基本的に線画だけで描かれたものですが、一部のパートは紙に色付けされています。少女のほうは基本的に紙にマーカーペンで着色したものとなります。一部セル画のシーンもあります。タイトルの元ネタはアメリカの1973年テレビ映画「戦闘機対戦車」(メインタイトル曲が同じだから)です。戦車の指揮官の将校も戦車兵も女性(兵は一人しかいなくて彼女が指揮官の足蹴りで戦車を運転し砲塔を回し弾込めし発射するギャグが繰り返し入る。絵はバンク)なのがこの時代のこの手のアマチュアフィルムらしい設定ですね。セリフ無し。BGM有り(主に戦争映画バルジ大作戦から流用)。一部効果音有り。ラストは少女が持ってた剣を戦車の砲身に刺して誘爆させて勝利します。とにかく背景の一本線の水平線が印象深いアニメーション作品です。東京の友人から送ってもらったアマチュアアニメーションビデオが大量に入った3本360分の中に収録されていた作品。首都圏の大学生か高校生の作品と思われます。