悪役列伝　バンリキ魔王

「バンリキ魔王」は電子戦隊デンジマン’（1980年制作）に登場する悪役です。演じたのは大前均さん。宇宙のならず者でデンジマンの悪役ベーダー一族に反乱を起こしひっかり回して結果的にベーダー一族が滅びる原因となりました。敵側内紛脚本といえば上原正三さんですね。
私はこのバンリキ魔王が怖くて仕方がなかった。演出なんでしょうが、ヘドラー将軍との戦闘を街中や電車の中でやっていたのも怖かったけど、トラウマを植え付けたのは何処かのイベントでこのコスプレをした大男の人に会う機会があって本当に死ぬほど怖かったことがあったからです。
放送終了後数年たってからのイベントだったと思うのですが、多分ＤＡＩＣＯＮⅣのときに兄と従兄は参加しましたが、私は会場（調べたら本会場は今は無き大阪厚生年金会館。本会場だったか分会場だったか憶えていません）近くまで見送ったときに（多分従女と大阪見物に行く途中）そのあたりで出くわしたバンリキ魔王のコスプレした人がいてひたすら恐怖におびえていた記憶があります。着ぐるみの怪獣怪人は幼児期よりそんなに怖くなかったのですけどねえ。何よりもう中学生だったはずなのに怖かった。デンジマン見たときは小学生だったけど。単に町中で半裸の変態デブ親父に恐怖しただけかもしれないけど。

写真をもとに模写したものをスキャナーで取り込み生成ＡＩでプロンプト色々指定して作画させました。大前均さんよりもかなり筋肉質になってバンリキ魔王の出っ腹な丸いラインが崩れてしまっています。でもそっち強調するとお相撲さんになっちゃうのよね。顔面の入れ墨がうまくいかないんで最終的にタイトル画はペイントソフトで入れ墨追加しました。