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【すっぱいチェリーたち🍒】田梨木高校のとある日常

うりもさんの創作活動「企画モノ」!
第2弾が始動します…

とか言ってたら!


すでに多くのnoterさんが
フライング投稿しちゃっております。

スタートは11月1日からと告知されているのに
皆さん、妄想が止まらないようで(*´艸`*)

それも
noteの素敵な魅力ですよね🤣


というわけで…

わたしも遅れを取らぬよう
第2弾「すっぱいチェリーたち」の
記事投稿をさせていただきまーす♬

よろしくお願いします🙇‍♂️


では、いってみようーーーっ!!


企画概要はコチラ☟

プロットはコチラ☟





田梨木たりき高校の
日常


これは、とある高校で起きる日常のひとコマである。

高校の名は田梨木たりき高校。地元で有名な進学校…ではなく、どちらかと言えば”ごくありふれた高校”に当てはまる。一学年は5クラスで構成されていて、1年~3年まで。全校生徒は580名ほど。THE都会に位置するわけでもなく、田んぼに囲まれた田舎満載な学校でもなく、「平凡」の二文字がピタリとはまる高校である。

だからなのか、高校に特徴が無さすぎるせいか、反比例のように集まる生徒は魅力的な格好や性格、特徴にあふれている生徒ばかり。それはそれは笑いや涙、胸がすっぱくなる恋を経験する生徒などがゴロゴロいる。そして、なにも生徒とはかぎらない。田梨木たりき高校に就任する先生も普通の二文字を忘れた特徴のありすぎる先生たちが集まっている。

そんな田梨木たりき高校で今日もひと騒動、起きそうな予感がする。

ここは、とある高校の”生徒と先生が起こす非日常のひとコマ”である。




「ヤッホー!!みんな元気〜?
 あら、こんなところに天王寺動物園から
 逃げてきたゴリラが1匹いるじゃない!
 誰か早く動物園に電話して捕まえにきてもらってよ!」

クラスの担任である油木ゆき先生の
朝のホームルームの一言。

「えっ?どこどこ?
 ゴリラ怖い〜みんな逃げろーっ」

そくざに油木先生の言葉に反応する高校生。

油木先生
「なんでアンタが逃げるのよ!ゴリラのくせに!」

とある高校生
「ナンデヤネン!誰がゴリラやねん!」

先生のボケに全力ツッコミする高校生。
教室内は、まるでここが震源地かと思うほどにドッと爆笑で揺れる。

担任の先生にゴリラ扱いされる高校生。
彼の名は宇利 盛男うり もりお17才。いたって普通の高校生だが、多少ゴリラに似ている。そして、ツッコミが上手い。


油木先生
「さぁ!バカやってないで号令かけて、吉田くんお願い」

???
「よっしゃ…、吉田!たのむで」

小言で吉田に話しかける別の生徒。


吉田
「き・りーーーっつ!
 礼!
 着陸!!」


ドッ!!!


教室内が笑いで染まる。

「えっ!着陸って言った??」
「なになに、着陸ってwww」
「ウケる~♬」

ゲラゲラといつまでも笑いが止まらない。
油木先生は、教室内の笑い声に負けないように大声で吉田君に言い返す。

油木先生
ちょっとアンタ!何が着陸よ!!
 ここは月か!?アンタはアポロ11号か??」

教室内が油木先生の返しに、また、ドッ!と笑いを盛り返す。


???
「よしっ!はい!ウケたーーっ!!」

さきほど、吉田に耳打ちした高校生の声だ。


宇利 盛男
「おいっ!阿久!
 なんでお前がヨシッ!やねん。
 ウケたんは吉田やろ?」

阿久
「ノンノンノン〜わかってないなぁ宇利くんよ。
 吉田にオレがボケの秘策を授けたんや!
 級長やからできるギャグがあるやろ?
 見てみぃ!あの吉田の誇らしげな顔を」

吉田はアドバイスした男の子のほうを向き、腕を全力で伸ばしたグッドポーズを見せていた。吉田に渾身のギャグを伝授したのは阿久 佳祐あく けいすけ(略称=阿久)」である。明るく、クラスのムードメーカーと言える存在だ。宇利 盛男(略称=宇利)とはツッコミとボケの関係性である。

朝のホームルームで号令をかけたのは吉田 吉夫よしだ よしお。クラスでは組長をしており黒縁メガネの出で立ちはいかにも勉強できそう感を漂わせている。ただ、実際は大のお笑い好きで教科書のあいだに”お笑いマニュアル”をはさんで読んでいるため、偏差値は低い。宇利と阿久のお笑いに染まった関係性を羨ましがっている。



宇利
「さすがやな〜
 あの吉田に”着陸”言わしたんや?」

???
「あのさぁ、吉田って教科書のあいだに
 ”お笑いマニュアル”をはさんでいつも読んでるよ。
 オレ見たことあるよ。かなりのお笑い好きとみたね」

阿久
「さすがは小郷。めざといね。そういうこと♬
 吉田は、真面目な顔してウケたくてウケたくて仕方ないのよ。
 そこで秘策を授けたっちゅうこっちゃ!ユーアンダスタン!」

宇利
「誰が”アンダルシアに憧れて”やねん。マッチか!!


吉田のお笑い好きを見抜いていたのは小郷しょうごう オーエン(略称=小郷)」という。「人の応援ができる子に育つように」と親から命名されてオーエンと付けられた。名前のとおり応援が得意な性格である。


油木先生
「はいはいはい!!静かに!!
 朝のホームルーム、はじめるよ!!」

「はーーい!」との声が教室内に響く。油木先生は淡々と連絡事項を伝えて朝のホームルームを終わらせた。

油木先生
「それじゃ、一限目は古典だったわね。
 垣野先生に失礼がないように!分かったわね」

「はーーい!」

油木先生の最後の言葉を聞いたと同時に、生徒たちは各々の行動に移る。一限目の準備のために教科書をカバンから出す生徒。机から教科書を引き出す生徒。「あのね」と集まって喋り出す生徒など…さまざまだ。


阿久は「この時を待ってました」と言わんばかりに、宇利の机の前に進撃すると、宇利の机を両手で叩いてきた。宇利は「どないしたん」と言いたげな表情で阿久を見つめる。隣の席の小郷は、立たずを飲んで見守っている。

阿久
「我々は先日、恋に破れた。その気持ちは、
 それはそれはイタイほどに分かち合えるはずや。
 そうやろ?」

宇利
「なにが言いたいねん!
 さっさと要件、言えや!」

阿久
「まぁまぁ、よーそんなにスカタン言うな。
 そんなんやからモテへんねん!」

宇利
「余計なお世話や!お互いさまやろ!」

阿久
「せやねん。せやからな、ここはモテない我々も
 恋愛マスターに秘訣を教えてもらおうや」

宇利
「誰?恋愛マスターって?」

宇利は、阿久からのいきなりの提案に動揺が隠せない。そもそも、恋に破れたとはどういうことなのか。そう、彼らはお互いに別々の女子校生に恋をしていたのだ。そして、告白にこじつけるも見事に撃沈している。そんな恋愛事情までそっくりな二人は、絶賛”恋”を攻略したいのである。








…ここまで!

ちょっと中途半端ですが、お時間の都合で
一旦、このまま状態で投稿させてください。

(わたしの妄想力が尽きました💦)

また、次回に続きます♬

では、また。
失礼します。

※アークンさん、
 記事を大幅に参考にさせていただきました。
 少々、内容をいじってしまい申し訳ありません。
 問題等ありましたら遠慮なくご連絡ください。
 修正させていただきます🙇‍♂️

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