糖質制限とケトジェニックの違い。
糖質制限は「方法」ケトジェニックは「結果」
昨日インスタグラムで毎週木曜22時からのライブ配信でもらった質問。糖質制限とケトジェニックの違いは?
確かにわかりにくいので説明する。
まず糖質制限って言葉の定義が曖昧なので、敢えて方法として定義すると、
摂取カロリーの6割を良質な脂質、3割をタンパク質、炭水化物(糖質)は1割のバランスにする。
そして1日の糖質量を50g以内に抑える。
ゆるゆる糖質制限とかロカボ、とか色んな定義がありますが、糖質制限の提唱者である江部康二先生の書籍から引用するとこんな感じ。
ケトジェニックは結果です。
ケトジェニックは「低糖質な食事と良質な脂質を摂取することで、体内に沢山のケトン体を生み出された状態」のこと。だから
糖質制限をして👉ケトジェニックになる。って話です。なので糖質制限にストイックさの違いはあれど、ケトン体生成は糖質制限と切れない話です。
ややこしいよね。
ただ強いて言うなら「ゆるゆる糖質制限」の場合は、意味合いとして「血糖値対策」の方が強くなるので、血糖値上昇穏やかにしつつ、糖質回路でエネルギーを回す場合はケトジェニックではないです。
だから復唱になるけど
ケトジェニックを、目指すなら糖質量を1日50g以内に抑えることを目標にすべし。少しストイックめに頑張れ。
人により糖質量は1日20g、30g以内って人もいるし、実際どれくらいの糖質量でケトジェニックになるかは個人差が著しくあるので「糖質減らすのを試してみて検証する」ってのがオススメです。
ただ量を減らせばいち早くケトジェニックになる可能性は非常に高いです。理由はエネルギー消費の順序の観点から。
人間のエネルギーはアルコールをのぞくと
・糖質
・脂質
の順序。
で脂質をエネルギーの原材料とする時に肝臓でケトン体が生成される。だから体内の貯蔵されてる糖質を枯渇させる必要がある。
なので糖質は減らせば減らすほどケトジェニックにはなりやすい。ただ難しいのでは、ヘモグロビンのように糖質だけがエネルギーになる。
ってものもあるので糖質を全くのゼロにするのは、健康上の懸念があります。
ただストイックになればケトジェニックになりやすいです。
個人的には2週間ほどストイックに糖質制限をして、そこから緩めていくのが精神的にも楽だし、結果も出やすいのでオススメです。
あと検証方法は先日書いた、ケトンメーターって機械をAmazonで買って調べるくらいで全然良いかと思います。
また質問あればドシドシください!
では本日は以上です!