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映画学校卒業。その後の俳優人生は、自分で切り開いていくしか無かった。
映画の専門学校へ入学し、間もなく2年が経過し、卒業間近となりました。
2年間を振り返りながら、思ったことをお話します。
1.卒業式当日
卒業記念で、母親に買ってもらった新しいカジュアルスーツに身を包み、卒業式へ。
いつもと違う正装姿の同級生と合流し、色々話をしていました。
卒業だねー。2年早いね。
明日からどうするん?何か決まってる?
いや、決まっていない。
俺も決まっていない。
え、みんな明日からニート?
専門学校を卒業したら、社会に出ることになります。
でもあまりにも特殊で、濃厚な学校生活を送っていたので、「社会に出る」という意識がありませんでした。
俳優の専門学校なので、卒業したら就職という、一般的な社会のレールのようなものもありません。
卒業式当日になって、みんな顔を見合わせ「これはヤバいぞ」と、このタイミングになって焦った覚えがあります。
2.明日からニート
同級生の一人が放った言葉が、あまりにも確信を突いていて、印象的でした。
これ、ニート育成学校じゃん。
決して、学校が悪いわけではありません。
結果的に、俳優事務所への所属先や就職先が決まっていない人がほとんどでした。
明日からどうしようという不安を小脇に抱えながら、卒業式に参加していました。
卒業式が終わると、どうしようもない喪失感の中、それぞれの道に歩んでいきました。
3.卒業後
卒業式の翌日、本当に何もやることがない日々がスタートしました。
それまで楽しく学校生活を送っていたのに、急に社会に放り出された感覚です。
それは、不安でしかありませんでした。
学校という存在に甘え、先のことをちゃんと考えていなかったなと反省。
でももう後戻りは出来ず、生きていくしかない。
僕の俳優人生の第二ラウンドがスタートしました。
まとめ
人生は予測不可能。
少しだけ客観的に見れば分かることも、当事者だと予測できなかったります。
敷かれたレールではなく、レールの無い人生を歩んできたからこそ、僕はいったいこれからどうしたいのか、向き合う出来事ばかりでした。
俳優人生の第二ラウンドは、苦肉を味わう経験もたくさんありました。
すべて包み隠さず、お伝えしていこうと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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