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MIURA流 登山塾「ippo」

ミウラ・ドルフィンズでは鹿屋体育大学の山本正嘉教授をはじめ三浦雄一郎・豪太親子とともに、より快適に、より安全な登山を行うためのデータを測定し、登山者のための実践的なトレーニング方…
毎週月・水・金曜日の12時に更新!このippoマガジンでは、科学的な根拠のあるMIURA流のトレー…
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#私のトレーニング

競技スポーツを行なっていた頃

毎週月、水、金曜日に更新している、登山塾「ippo」。水曜日は私(安藤真由子)のトレーニングなどについてお伝えしています。最近、自分自身が行なってきたことについて、振り返るきっかけがありました。日頃から過去を振り返ることはよくあるのですが、登山のことや、仕事のことが中心でした。それが、今回の振り返りは、私が学生だった頃に自転車(ロードレース)を競技として行なっていた時のことについてでした。 私は鹿屋体育大学の自転車競技部に所属していて、ロードレースとトラックレース(3kmと

持久力トレーニングの実践(安藤真由子編)

実際に、持久力を上げるためにどのようなトレーニングがあるでしょうか。今までも「トレーニングが大事」「目的を持ってトレーニングしましょう」とお伝えしてきましたが、実は私、計画を立ててトレーニングをすることはあまり得意ではありません(何を今さら・・・という感じですよね)。以前、旅行会社さん主催「登山のための体づくり」講習会で、参加されている方に「トレーニングというとどんなことを思い浮かべますか?」と聞いたことがあります。みなさんとても正直な方々で、「きつい、つらい、しんどい」と回

登山のためのトレーニング(安藤真由子の基準編)

前回、「トレーニングは、何のためにどこを鍛えているのかを意識して行うことが重要」だとお伝えしました(前回の記事はこちら)。私も登山を通してたくさんの景色を見たい、そして色々なルートからも登りたい、と思っています。そのために、何が重要かを私自身も考えてトレーニングを行うようにしています。今回は私の現状と目標、それに向けての私の取り組みについて、書いてみたいと思います。 登山の特徴は平地でのウォーキングと違い、登り下りのある不整地、そして時間は数時間〜数日にわたる縦走の場合もあ