ご挨拶
はじめまして!
三浦と申します!簡単な自己紹介させてください☆
高校卒業後介護を学びたく、介護福祉学科のある専門学校へ入学しました。
卒業後は介護老人保健施設、福祉用具の営業、特別養護老人ホーム等で働き様々なサービスを経験させていただきました。現在はデイサービスで介護職員(半年ほど相談員も経験しました)として働いており、介護の業界には10年以上関わらせていただいております。
愛する妻と11歳の長女と9歳になる次女、可愛いペットの猫🐈と幸せに暮らしております。
突然ですが、
私、就労継続支援B型事業所を立ち上げたいと思い設立準備を進めております!
しかし、今まで障がい福祉に携わったことはありません。
なのに、なぜ障がい福祉の会社を立ち上げたいのか・・・
それには私なりの考えや思いがあります。
少しお話させてください。
私の長女ですが、現在11歳で小学5年生の年になります。彼女は、発達障がいという個性を持っています。もともと匂いや音に敏感に反応してしまう「感覚過敏」が見られましたが3年生の冬に、全く飲食が出来なくなり入院しました。入院中、少しずつ治療を行い、約9か月の入院を経て、退院に至りました。現在は様々な支援や周囲の協力により、彼女のペースで生活する事が出来ています。
長女が発達障がいという診断を受けてから、私達夫婦は概念・価値観・子供の将来、これら全てを考え直す事になりました。
「学校に行くのが当たり前」
「勉強してテストで良い点を取るのが当たり前」
「友達は大勢いた方が良い」
「将来は立派な仕事に就いてほしい」
「親の言う事を聞くのが当たり前」
親の価値観を子供に押し付けることを辞めて、本人らしい生き方・考え方を尊重することにしました。
退院後は学校へ戻る事が難しかったので、「フリースクール」へ通う事にしました。
学校の仕組み・概念とは真逆のやり方で子供一人ひとりに対応していくこのスクールでは
長女も毎日楽しく、活き活きと通う事ができております。
家でもなく、学校でもない第三の居場所。
フリースクールの先生には子供の成長や将来の話など沢山相談させていただきました。
そして、フリースクールの先生から私達家族と同じような悩みをもつ親御さんが集まる「不登校親子の会」というコミュニティを紹介していただき参加するようになりました。
今まで身内以外にはあまり話すことがなかった娘の話、家庭の事情・・・
この会に参加されているママさん・パパさんたちは心から共感して下さったり、励まして下さったり、
親身になって聞いて下さいました。
どれほど私達夫婦は心が軽くなり、救われた事でしょう。
そしてそれぞれのご家庭がこの会をきっかけに、新しい出会いや交流を通して
「私だけじゃない、私達家族だけじゃない」と気づき、一歩ずつ前進していくことが出来るのだと実感しました。
「互助」から始まりそれが連鎖的に起こると「共助」になる。
社会福祉はこのように始まり、変革・発展していくのだと私自身も大きな学びを得る事ができました。
私が障がい福祉に興味を持つきっかけは、フリースクールの先生との出会いや、親子の会というコミュニティに参加させていただくことができたからです。
フリースクールの先生も、親子の会の代表のママさんも、どちらも不登校の子供とその家族を支えるべく活動をされている事に大きな感銘を受けました。
私にも何かお役に立てることはないか・・・。
困っている人やその家族を助ける方法はないか・・・。
漠然と考える日々が続きました。
子どもの不登校の理由は様々で、発達・凸凹・繊細・不安等様々な理由があります。不登校になっている子をもつ親御さんには共通して2つの将来への不安があることを知りました。
それは私達夫婦も同じ事を考えていました。
1つ目は「進学」です。
中学、高校はどうするのか、高校はどのように選べば良いのか、
普通級・支援級どちらが良いのか、フリースクールに通わせた方が良いのか
そして、2つ目が「就労」です。
子供が働きたいと思う仕事があるのか、そもそも働けるのか、
働けず引きこもりになってしまったらどうしよう・・・
就職は難しそうだから、バイトからやった方が良いのか
親として、子供の成長とともにさまざまな事を考えなければいけませんが
親が主体的に子供と一緒に考えていけるのが1つ目の「進学」で
2つ目の「就労」については子供たち自身が考えて行動していくことが主体になっていきます。
「私にできることは、子どもたちの未来を考える事」
私がお手伝いできることが明確になりました。
「働きたい」「社会の一員として認められたい」「自分で働いてお金を稼ぎたい」
それらを実現するためのお手伝いをさせていただく
「就労継続支援B型事業所」を開業しようと決めました。
私自身が発達障がいの子を持つ親として、またフリースクールや不登校親子の会・各障がい福祉の関係機関との連携を行いながら就労継続支援B型事業所を開業し、障がいをお持ちの方の就労への不安の解消・就労へのサポート・次の段階へのステップアップ、これらを一貫してかつ持続的に支援していきます。
ゴールは「一人ひとりの自己実現」
その中身はまた、一人ひとり違う内容にはなりますが
これらを事業所一丸となってチームで一緒に考えながら行動していけたらと思います。
障がいを「個性」や「特性」として捉えることで一人ひとりが持っている「得意な事」「大好きな事」
「興味を持っている事」をゆっくりと、その人のペースで発揮していくことで就労へと繋がることができるのではないかと考えております。
そして就労継続支援を行う中で、障がいをお持ちの方のご家族に対しても「報告・連絡・相談」を密に行いながら「この事業所で良かった」と思っていただけるように信頼関係構築に努めていきます。
ご家族の方にも参加していただけるようなレクリエーションやイベント等、ご家族の方々が集まってお茶を飲みながらお話する会、等も定期的に開催しながら交流も深めていけたらと思います。
障がいをお持ちの方に対しては
「家以外の信頼できる居場所」「家族以外の、まるで家族のような存在」
「自分らしくいられる場所」
ご家族に対しては
「安心して任せられる事業所」「小さな困りごとも何でも聞いてくれる事業所」
「理解・共感してくれて肯定してくれる居場所」
そんな事業所を作っていきたいと思います。
すでに就労継続支援をされている事業所様、法人様、その他障がい福祉サービスを運営されている法人様、介護保険サービスを運営されている事業所様・法人様、障がい福祉に関わって下さっている様々な企業様、医療従事者様、フリースクール運営されている代表者様、各地域の不登校親子の会の皆様
私自身まだまだ未熟な若輩者でございますので、色々な方と出会いご挨拶させていただく中でたくさんの学びや気付き、ご指導いただきながら日々成長していきたいと思います。
何卒お力添えいただけますと幸いです。
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