見出し画像

映画の撮影トリック #2

一流の映画製作者の多くは、マトリックスの象徴的な屋上シーンと同じくらい良いものを考え出すために、最善の努力や創意工夫や才能を注ぎ尽くしているのでしょう。

未開の地に向けて旅をする冒険家(ハリソン・フォード)と相棒の犬の過酷な旅を描く「野性の呼び声」(2020)では、しかし、本物のワンちゃんを使うことは難しかったのでしょうか。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー・パートIII」(1990)では、CGI 以前の昔の特殊効果を行う方法、つまりマウスとキーボードを使用するのではなく、実際のオブジェクトとカメラのトリックを使って撮影しました。わかりやすいですね。

「スターウォーズ」人気キャラクターの BB-8 です。この子が銃撃戦から全速力で逃げる時などは、緑男も一緒に走るのでしょうか。

音楽の力を借りることで、切れ味の鋭いカーチェイスなど天才的な運転技術を発揮する若者ベイビーの恋の行方を描く「ベイビードライバー」(2017)。

俳優が室内での演技で忙しい間、スバル車での撮影が行われました。全角度からすぐに写せるよう設定したカメラ機器が束になってぶら下がっています。

自殺した恋人が透明人間になって自分に近づいていると感じる女性の恐怖を描く「透明人間」(2020)

ヘッダー画像の「レッドオクトーバーを追え!」(1990)では、ソ連の原子力潜水艦の艦長役にショーン・コネリー。

現在ではもはや当たり前となった、水を全く使わない撮影方法がこの映画で初めて確立されたが、合成のアラがわかる場面もあるようです。

前話(1)から始まり次の(3)へと続く。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?