今年のハロウィンはさびしい
今年の5月に書いたnoteで、私はなぜか季節はずれのジャコランタン・クッキーを紹介していました。(マガジンに収録)
「日本でいうジャコランタンとは Jack-o'-Lantern の略で、アイルランドやスコットランドなどケルト民族から伝わる鬼火のようなものです。」そして、「秋にはコロナが収束して沢山のかぼちゃクッキー作りで忙しくなることを心から願っています」などと。
あれから半年。あのときは、そんな秋になるだろうと、ぼんやりと考えていたのでした。
その時の、昨年秋に Sugargemcookies が作成したジャコランタン・クッキーがこれ。かぼちゃの鮮やかなオレンジ色を出すのに苦労しました。
そして、これが今年のクッキー。ジャコランタンだけでなく、コウモリ、黒猫、お化けたちも加わった。
かぼちゃの目と口にラメ入り、オバケにつけたピカピカネックレス、コウモリの鮮やかな紫色などがポイントです。
Facebookの写真を見た日本の方からの「売ってー!!ぼったくっていいからー!!」というコメントは嬉しかった。
しかし、ママたちがワクワクしてくれたかぼちゃのラメラメにキッズたちは一切気づくことなく、一瞬で召し上がったようだ。
ところで、5月始めの note に私は「あのかぼちゃ産地で有名なハーフムーンベイの、一面オレンジ色に染まる広大なカボチャ畑を(この秋に)訪れたいものです」とも書いていました。
パンプキンと言えばここと言うほど有名な産地ハーフムーンベイは、サンフランシスコから車で約1時間ほど。毎年10月の第2月曜日には「World Championship Pumpkin Weigh-off」という、かぼちゃの重量を競うコンテストが開かれ、秋の風物詩として結果が報道されます。(上の写真)
今年2020年に優勝したのはミネソタ州から運び込まれた巨大パンプキン。重さは2,350パウンド(約1066キロ)でした。優勝者 Travis Gienger さんは 16,450ドル(約175万円) の賞金をもらい、35時間かけてミネソタから運んできた苦労が報われました。
数年前にハーフムーンベイを訪れた時は、町はハロウィン・コスプレの子供達で賑わっていました。
毎年その時期はそれが当たり前かと思っていたが、そうではなかった。
プレスクール (保育園)でも去年までは子供たちの仮装パレードがあった。
しかし今年はおうちハロウィンとなる。
ハロウィンの仮装パレード、私にとっては今までどうでもよかったんだけどネ〜毎年あって当然と思っていたものがなくなるというこのうらわびしさはなんだろう・・渋谷や川崎、今年のオンラインハロウィンはどんなものになるのでしょうか。