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フランス便り (3)「だまし絵の街」

リヨンはヨーロッパの中でも壁画があることで有名です。クロワ・ルース地区にあるこれは、なんと1200㎡もある大きな壁画に描かれたヨーロッパ最大のだまし絵です。(作品名:Les murs des Canut/レ・ミュール・デ・カ二ュ)

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1987年に最初に描かれ、2013年に今の形になりました。

息子のワイフがどこに座っているか、わかりますか? 

彼女以外の建物、上方のクレーン、車、石段にいる人々、猫や飛びたつ鳥も全部、本物そっくりの絵です。ラインで息子にきいてみた。👇

私:「あら、コレが有名なリヨンのストリートアートでしょ! 〇〇ちゃんが下のどの石段に座っているか、もっとよくわかる斜めからの画像とかないの?」

息子:「これには座れません。すべて絵です。」

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ところで、私が去年11月末に投稿した下の記事をご存知ですか。

雅樹(かつお)さんとユウキさんがオススメして下さいました。note編集部お気に入りマガジンにも選ばれ固定記事にしたこともあって、同シリーズの(1) は610以上スキをもらいました。

SNSでたまたま見かけたフランス人ストリート・アーティストに興味を惹かれて、作品が描かれたリヨンの街を紹介する記事を3回に分けて投稿したのでした。

まさか、それから7か月後に息子が家族を連れてその地に赴任することになろうとは! 夢にも思わんかったわ。

海外に都市はたくさんあるのに、よりにもよってリヨン・・こんないたずらみたいな偶然が、人生にはたまに起きるのだなぁ。

この複雑な気持ちは、昨年11月のnoteにたまたまリヨンの記事を書き、その記事に愛着を持っていた自分にしかたぶん分からないだろうと思います。

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