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シベリアの冬

冬のロシアが今どれほど寒いかを伝えるべく、現地にいるアメリカ人ジャーナリストが麺と卵の写真をツイッターに投稿しました。ヘッダー写真はシベリア南西部の都市ノボシビルスクでの朝食時に撮影されました。

ほんの数日前に地域の気温がマイナス40度に下がった後で、麺と割れてる卵が空中で凍っているように見えます。

地元の人々は寒さには慣れています。マイナス40℃でも犬の散歩は楽しいのでしょうか。楽しくなければ犬を飼ったりしないでしょうからね。ワンコも靴を履いて完全装備。

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シベリアのバイカル湖と沿岸の凍った木々

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ロシアのほとんどは大陸性気候で冬は長く寒く、夏は短いです。しかし、国がとても大きいので夏と冬の気温差は大きいようです。

1月の気温は黒海の南東岸で6°Cくらいだが、北では凄いことになります。たとえば、1974年にはシベリア北東部の村オイミャコンで記録的な最低気温マイナス71°Cが記録されました。そうなると肺で呼吸すること自体が危険である気がしますが・・これは居住地域で史上最低の気温です。

シベリアの多くの地域では土壌が30 センチ以上解凍することはないそうです。

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下は沸騰したお湯を使い、マイナス30℃以下でのみ起きる現象らしい。↓

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保温のために目いっぱい膨らんでいる可哀想な小鳥たち。本当に寒くなったらどうなるのだろうか。暖かく保つためには非常に多くのカロリー摂取が必要だろうから、それに追いつけず飛べない状態になったら、凍死して木から落ちて、キツネの餌になっちまうのかな・・

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恐ろしく美しい、マイナス37℃ ↓

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シベリア、ノボシビルスク年末の朝、マイナス45℃ ↓ 私なら外出自粛でなくても外へ出たくはないです。

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戦後にシベリア抑留されたという日本人の方々のことを、ふと思わずにはいられません。

https://twitter.com/ASLuhn/status/1343766927710162945  参照

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