シエナ国際写真賞2020の受賞作品(3)
ヘッダー写真は、13. 姉妹(魅力的な顔と個性部門で3位)「ナタリアとイリーナとタチアナは、ロシア北部の都市・クラスノヤルスク出身の三つ子の姉妹です。数年前にSNSでその存在を知ってから本当に写真を撮りたかった。今年なんとか撮影できました。3人の姉妹は、3人の友人、3人のソウルメイトでもあり、お互いへの愛を尊重しています。」(撮影者)
14. 大前光市(魅力的な顔と個性部門で1位)
「足を切断したダンサー、大阪出身の大前光市さんに会いました。彼は23歳でバレエダンサーになろうとしていた矢先に自動車事故ですべての夢を奪われ、左足を膝下で切断したが、ダンサーとしてのキャリアを続けることを決心しました。
足がなければ芸術的な演技はできず、普通に歩くだけでもはるかに多くのエネルギーがいるとわかっていたが、強い意志をつらぬき通したのです。」
2016年のリオデジャネイロ・パラリンピック閉会式では、約2分間ソロで演技し4回連続のバク転を披露。2017年のNHK紅白歌合戦では平井堅が歌う『ノンフィクション』とのコラボを展開しました。
15. 砂漠の氷(スポーツ・イン・アクション部門の2位)
プロのアイスクライマー、ウィル・ガッドがキリマンジャロ山の火口に残っている氷河の氷に登っています。この氷の壁は自立していて、砂から出現している氷山のように見えます。
16. 救助隊(ドキュメンタリー&フォトジャーナリズム部門の佳作)
この画像はコルカタでの戦勝を祝う記念日に撮影されました。この日は、印パ戦争でインド軍が勝利したとして知られています。
17. 冬を待ちながら(自然の美しさ部門における佳作)
「寒い冬の森で、灰色のブナの幹のシルエットと対比的な木の葉。この光景がすぐに目に留まり、望遠レンズで捉えました。」
18. 異なる考え(環境部門・動物における優秀作)
ミズクラゲに向かって移動するワカサギの大群。捕食者から身を守るためにこれらの魚は群れとなり絶えずその形を変化させながら一緒に移動します。この場合は、1匹だけが流れに逆らおうとしているように見えます。
To be continued.