小さな旅・思い立つ旅|大阪北摂の紅葉[イチョウとモミジと炭と栗]篇
前回の芦屋・奥池・有馬に引き続き、大阪北摂の紅葉スポットのまとめ。
心に残る印象的な場所をご紹介。
心踊る旅に出て、紅葉で心温まるのもいいのではないかと。
心のかたち?
作詞家のいしわたり淳治さんが、自身の著書の中でとても印象深いことを言っていたので、メモ。
一般的に「心」のかたちはハート型かと思っていたけど、「心が折れる」という表現から想像するに、心は棒状のものではないか、と。
さらに、「心がへこむ」という表現もあるので、棒状でへこむかたち、つまりパイプ状ではないか、と推理を進める。
「心を開く」「心に蓋をする」という表現からも、中が空洞のパイプ状で間違いなさそう。
「心がはずむ」という表現もある。
と、いうことはパイプ状の素材はゴムのような弾力のあるものだろう。
そして、最初の「心が折れる」というのは、心が疲弊して、つまりゴムが劣化して弾力がなくなり、カチカチになってしまった状態かと。
「心が晴れる」という表現もある。
ゴム状の素材は、基本的には透き通ったスケルトン素材なんだけど、心が疲弊することで、濁って硬くなる。
さらに、「心をわしづかみにされる」という表現もある。
なるほど、心の大きさは手で握れるくらいの大きさか。
「心が広い」「心が狭い」という表現から、握れるくらいの大きさなんだけど、バラつきがあるということ。
結論。
心のかたちは、ハート型ではない。
透明で、ゴムでできた筒状で、10〜20cmくらいの大きさで間違いない。
言葉を生業とする作詞家の想像力は、あらためてすごい。
大阪北摂の紅葉[イチョウとモミジと炭と栗]篇
と、いうことで、"心に残る”印象的な紅葉スポットをご紹介。
"心踊る”旅に出て、紅葉で"心温まる”のもいいのではないかと。
過去の写真を振り返り、あらためて子供の成長は早いなぁと。
気が付いた時には独り立ちしてしまうんだから、子供との楽しい日々をしっかり"心に刻んで”おこう。
服部緑地 都市緑化植物園
人も少なく、のんびり散歩するにはちょうどいい植物園。
温室もあり、芝生広場もあり、森もある。
普通の公園もいいけれど、200円払うだけで、人も少なく、ゴミもなく、のんびり過ごせる環境が手に入るなら有料の植物園のほうが断然おすすめ。
木の実を拾って部屋に飾れば、それなりにいい感じ。。
大阪大学 総合学術博物館
大阪大学の校章はイチョウなので、せっかくイチョウを見るなら阪大で。
広いキャンパスにはたくさんのイチョウもあり、待兼山もあるので森の散策もできる。さらに、無料の博物館もあるので、学生でなくても気軽に立ち寄ることができるのでおすすめかと。
博物館は1931年に建てられた国の有形文化財をリノベしたもの。さらに、併設されたカフェは学食の値段設定なので驚くほど安い。。
万博記念公園
とても好きな公園。
1970年の大阪万博の名残が今でも散見できる広大な森が広がる公園。
その上、しっかり管理されているので、ゴミも落ちてない。バーベキューも、自転車も、ペットもいない。
どこで寝転がっても汚れることを心配することのない、桃源郷のような場所。
岡本太郎の太陽の塔があり、丹下健三の大屋根があり、黒川紀章のみんぱくがある。
勝尾寺
こちらは紅葉の名所でもあるので、人はとても多い。。
11月のライトアップはとても綺麗だし、ダルマだらけの境内をのんびり散策するのはとても気持ちの良い場所。
箕面の山はやっぱりモミジ。
菊炭の里
切り口が菊の花のように美しい事から「菊炭」と呼ばれる能勢の炭。
火力が強くて火持ちが良いこと、香りが優れていることで「茶の湯には最高の炭」だという。
炭には7~8年たったクヌギが使われ、計画的に伐採されるため、北摂は日本一と里山が残っているという。
水越栗園
日本一の大きさを誇る栗の品種「銀寄」の発祥の地である北摂。
江戸時代中期から脈々と受け継がれてきたブランド栗で、分厚く丸々とした重厚感ある実が特徴。
大阪北摂は、イチョウもモミジも炭も栗も、いいとろがたくさん。
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