「負けるが花」戦わないで幸せになる方法
「負けるが花」は、カウンセラーの小野美世さんが提唱する、女性たちへの合言葉です。
小野さんは、負けず嫌いでがんばり屋の女性は夫婦関係でつまずきやすいと言います。
まさに私はそれに当てはまっていました。
最近の話でいうと、イヤイヤ期真っ只中の下の子は、着替えをいつも嫌がります。
私は毎朝の嫌がる子をなだめて着替えさせるのがもう嫌になっていました。
「なんで私ばっかりこんなことしなきゃいけないんだよ。
(夫に向かって)もう!たまには、着替えさせてよ!!!」
と心の中では思いつつ、でも負けず嫌いというか完璧主義というかそんな精神で、自らやろうとしてしまいます。イライラオーラはしっかり放出させながら・・・
これ、お恥ずかしい話ですが、小さな子を持つご家庭にはよくある風景じゃないでしょうか?笑
さて夫はと言うと、なんでそんなに朝からイライラしてんの?やめてくれよ。そう思うくらいで、別に手伝ってくれるわけではありません。
もはや、イライラにすら気づかない旦那さんもいることでしょう。
この対応、もうわかると思いますが小野さん的には全く持ってNGなやり方。
むしろ、こういう戦闘モードが板についてしまって危険だそうです。
じゃあ、こんなときはどうしたらいいの?
それは素直になって自分の気持ちを相手へ差し出すこと、なんだそうです。
つまり、今回の私で言うと、
「いつも着替えを嫌がられて、心が折れかかってるんだよね私。だから、今朝は着替えさせるの代わってくれない?」
小野さん流に素直な気持ちを歪めずに差し出すとこんな感じになります。
どうですか?代わってあげようってなりそうじゃないですか?(自分で言う笑)
小野さんの言う負けるが花とは、むやみに相手を立てるとか良妻賢母であれとか、そういうことではありません。
むしろ自分のために負けるが花になりましょうよ!ということだと言います。
この方法、最近実践していますが本当に効果があるんです。
でも、「なんで私がそんなことしなきゃいけないの?いつもこんなに頑張ってるのに。」
そう思う方もいるかもしれません。ちなみに以前の私はそう思っていました。小野さんの本を初めて読んだのももう1年以上前のことですが、最近やっと実践できているのです。
それは、最近「負けるが花」の意味がしっくり理解できてきたから。この方法はしたたかであり、賢い妻の戦術だと分かったからです。
負けず嫌いな女性も、そう思ってまずはトライする価値は本当にあります。
そして何よりも、負けるが花の先には自分の笑顔、そして家族の笑顔が絶対増えていきます。だから、やってみない手はないのですよね。