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【3習慣目】MIULEの名前の由来

ブランド名をつけるのは難しい

ブランド名って、決める時に本当に悩みますよね。MIULEチームも本当に悩みました。一言でそのブランドの世界観や意味、コンセプトなどを詰め込まないといけないですし、また長いと覚えられない、短すぎると意味が込められない。

分かりやすくしてしまうと、名前に縛られて名前と合わない商品群を作った時に違和感が出てしまったり

本当に会社の名前や子供の名前を決めるのと同じくらい、ブランドの名前を決めることは難しいと思っています。

知恵や知識をブランド名にしたい

まず、ブランド名を決める際に候補として、上がったのは知恵や知識をブランド名にしたいということでした。

名前の由来

ヘーゲルの『法の哲学』という書籍をご存知でしょうか?『法の哲学』は、1821年にドイツの哲学者であるヘーゲルにって書かれた国家を主題にしたタイトル通りの法の哲学に書かれた書籍です。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

その中の序文で

die Eule der Minerva beginnt erst mit der einbrechenden Dämmerung ihren Flug
「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏(夕暮れ)に飛び立つ(飛翔する)」

という一文があります。ヘーゲルが哲学とは何かを語っているものです。

「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏(夕暮れ)に飛び立つ(飛翔する)」

意味としては、夕暮れつまり一日が終わる時に知恵の象徴であるミネルヴァの梟が飛び立つという意味です。この意味は現在では2つの解釈があると言われています。

ひとつめが一つの時代が終わって、次の時代が開けようとする際に、その前に知恵が飛び立つという解釈です。つまり、古い時代が終わりを迎えようとしている時に、古い知恵が飛び立ち、新しい時代をを求めるという意味です。

もうひとつは、一つの時代が終わりを迎える際に、これまで蓄積された知恵が、時代を解釈できるようになるという解釈です。

私自身は後者の意味で考えています。知恵や学問というのはそもそも、過去を解釈するというのは得意ですが、未来を予測したり。これまで、色々な知恵や知識が、実は何十年後かに間違っていたということが世の中にはたくさんあります。

コスメの業界でも日々研究がなされていますが、肌に関することはまだまだ分かっていないことがたくさんあります。また、これまで常識とされていたことが実は間違っていたなんてことはたくさんあります

こんなにピッタリの言葉はないなということで、ここから取ろうと思いました。

MIULEはミネルヴァの梟から


ミネルヴァと梟

Minerva: ミネルヴァ
eule:フクロウ

miule(ミューレ)はミネルヴァの梟から造語で作りました。運が良いことに商標もすっぽりあいていたため、早速申請して取得もすることができました。最近では、短い言葉ほど商標やドメインの取得がかなり難しいため、ラッキーでした。

ローマ神話やギリシャ神話における女神ミネルヴァはおける医学や知恵や英知、洞察力の象徴とされます。そのミネルヴァの肩には知性や英知の象徴としてフクロウが止まっているとされています。

また、日本や東洋でもフクロウは縁起が良いものとされています。

コンセプトや意味としても非常に相性が良いと考え、MIULEという名前をつけました。

ぜひ応援の程よろしくお願い致します。

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