本のジャケ買い、どこ見てる?
私は買うものを決めず本屋をウロウロするのが好きです。
積んである表紙を見ながら気になる本をみつけるのが宝探しのようでワクワクするんですよね。
夫もよく本を読むほうですが、かぶったことがありません。何が彼のアンテナにひっかかっているのか気になり、本のどこを見て買っているか聞いてみると、私と夫で見ているところが違うことが判明しました。
私の場合
私は帯の言葉です。
「〇〇絶賛!!」「△ ▼ 万部突破!!」ではなく、作中で出てくるのだろうなと思われる言葉です。
最近読みたいと思った本が2冊あるのですが、どちらも帯の言葉に惹かれました。
1冊は、夜明けのはざま/町田そのこさん。
帯には「自分の情けなさに歯噛みしたことのない人間なんて、いない」
共感と一体どんなシーンで出てくる言葉なのか気になります。(自分の情けなさに歯噛みする人生。)
2冊目はコンプレックス・プリズム/最果タヒさん。
帯は「劣等感とはいうけれど、それなら誰を私は優れていると思っているのだろう」
(確かに!!)
、、、こうして見ると私の中の劣等感に対する感度が浮き彫りになってますね。
夫の場合
夫はタイトルを見て買うようです。それ自体は、まぁ私もあるなと思いました。ただ彼はそこからあらすじを全く見ずに買うと言っていました。
これがほんとのジャケ買い!!
夫が気になった本は、この夏の星を見る/辻村深月さん
みなさんはどこを見ますか?
この作家さんは必ず買う。紙の素材が好き。
好きなイラストレーターが表紙を描いていた。
みなさんそれぞれにアンテナが立つポイントがあると思います。
私も毎回こういう買い方はできていないです。
探す時間がないけど読書はしたくて、SNSで書評を見て通販サイトで買ったりもします。でもやっぱり本屋さんで自分の心が動いた本を探す時間もできるだけ取れるようにしたいです。