アイスランド旅行記⑦
2020年7月末に行ってたアイスランドキャンピングカーの旅、第7弾。天然温泉探しとアザラシの町訪問編です。
記事の最後にアイスランドのスーパー事情を載せます。
アイスランド旅行記⑦
前回の日記にも書きましたが、アイスランドは火山と氷の島国。日本と同じく天然温泉がそこらに湧いています。が、ブルーラグーンなど有名どころ以外の情報はなかなかネットにも乗っておらず、旅人同士の情報交換で露天風呂情報をゲットします。
アイスランド北部は火山活動が特に活発で、温泉がどこかにあるだろうと情報を収集しついに場所を把握。
キャンピングカー生活6日目のクエストは「天然露天風呂に入る」に。ついでに道中「アザラシの町」があるみたいなのでそこも寄ってみます。北極圏ではアザラシ猟の文化があり、今ほど物流が盛んに行われていなかった昔は貴重なタンパク源だったんだとか。
ローカルジビエ大好きマンなのでアザラシ食べてみたいと思ってたんだよね。ウキウキ( *`ω´)
まずはアイスランド北部某所で温泉チャレンジ。
念願の露天風呂です。2,000ISK(アイスランドクローネ=約1,800円:2020年7月当時)で入れます。ぬるめのお湯(約37度)とあつめのお湯(約40度)の2種類がありました。
某キャンプ場に併設されている(というより多分、天然温泉が沸いているところにキャンプ場を作った)ので、衛生管理がしっかりされていてシャワーも使えます。ここのシャワーは無料で(温泉入る料金に含まれている)、水圧も申し分なくて、温度も安定している。これはキャンプ場におけるアイスランドシャワーレベル高いですよ(`・∀・´)
何言ってんだこいつって人はアイスランド旅行記④を参照してください…。
温泉からはアイスランドの山と海の大絶景が見れました。やっぱりヨーロピアンズはぬるめのお湯が好きみたい。日本人ズはあつめのお湯でまったり溶けました。硫黄の匂いもするし絶景だし最高( *`ω´)。
この温泉に入れるだけでアイスランドに来た甲斐があるよねーと話しながらまったり温泉タイム満喫。ちなみに水着着用で男女混浴です。キャンピングカーの旅は貪欲にシャワータイムを狙ってかないといけないので、風呂上がりは脱衣所のシャワーでしっかり体と髪の毛を洗ってスッキリしました( ^ω^ )。
こぢんまりとした温泉なので、人が多くなりすぎると受け入れが難しくなるとのこと。なので、あえて場所は載せまぬ。
アイスランド旅行の際は、アナログ方式で情報収集して天然露天風呂を探してみてください。クエスト感があってなかなか楽しかったです。もちろん、ここ以外にもたくさんありますよ。
風呂上がりは海を眺めながらアイスランド地ビール★
とはいってもお高いので、友達と半分こですが。温泉入ってシャワー浴びてさっぱりしてから海眺めながらのビールって最高ですね(*^ω^*)。もちろんこの後、運転する気などさらさらありませぬ。あとは頼んだずぇ( ^∀^)
いい時間なのでお昼も海沿いで。ぱぱっとみんなでサンドイッチを作ってランチタイム。最高&最高(о´∀`о)
ぱぱっとサンドイッチ作りスキルも板についてきて、5分たたずに連携プレーで準備片付けまで出来るようになりました。ふふふん( ・∇・)
そして本日のメインイベント、アザラシの街へ。待っててねアザラシちゃん。
アザラシの街Hvammstangiでは謎のタラの干物が迎えてくれました。これは、、オブジェなの?それとも食用なの?匂いを嗅いでみたらちゃんと干物感ありました。日本人好みの、生臭さと旨味の中間ぐらいの匂い。うん、いい干し具合だ。
この街の近海には色んな種類のアザラシがいて、かつてはアザラシ猟(と、タラ漁)が盛んで貿易で経済発展していたみたいです。
アイスランド北西部で一番大きな街みたいです。それでも人口600人程度とのことですが。まぁ、アイスランドは人口35万人でその約7割が首都のレイキャヴィクに住んでるから、こういう地方都市はどうしても人口が少なくなっちゃう。
そして地元住人と話してみたら、肝心のアザラシ猟は、現在はほとんどしていないとのこと。アザラシ肉ーーーーー(未練)!いつか食べてみたいなぁ、アザラシ。
街名物のアザラシウォッチングは我々貧乏旅行者には手の届かないお値段だし、アザラシ博物館はこの日営業していなかったので、アザラシの街でアザラシに会えないというアイデンティティクライシスに陥りました。こ、こんな日もあるよね( ;∀;)
まぁ、こういう行き当たりばったり感も旅行の醍醐味なのでノープロブレム。
とりあえずシュールなアザラシモニュメントに挨拶だけしておきました。いぢめてるわけじゃないんですよ( ´ ▽ ` )
とりあえず気を取り直して街散策。可愛いお店がいっぱいあって楽しい。
店の2階にはアイスランドの昔の生活道具が展示されていました。いいねぇいいねぇこういうの好きよ(о´∀`о)。
アイスランドは羊の放牧が盛んで羊毛製品が有名なので、お買い物。
有名なアイスランディックセータ、ロパペイサは高すぎて買えませんでしたが。安くてまだ買えるかも、みたいなやつはMade in Chinaだし…。ロパペイサ…、いつかお金貯めてちゃんとアイスランド製の可愛いやつを買うんだ私…。
貧乏旅行者にも買えそうな製品もいくつかあったので、羊毛ポーチを買いました。やったぁ( ^∀^)
お買い物後は少しリングロードから外れた場所にあるキャンプ場へ。
夕暮れに間に合いました。まぁ、夏のアイスランドの夕暮れは夜10時すぎてるんですけどね。
夕暮れに間に合うと、夕日が山を赤染める「モルゲンロート」が見れます。山が真っ赤に燃えてるみたいで綺麗。この景色を綺麗って思える私の心も綺麗。
日本でも登山の時に何回かみましたが、アイスランドでほぼ毎日このモルゲンロートを見ているので満足度高めです(*^ω^*)
世界一物価の高い国、アイスランドのスーパーマーケット事情
世界一物価が高いと言われるアイスランド。観光業で外資を稼ぐインバウンド作戦もあって、ちょっとビビっちゃうくらい物価が高いのです。まぁ、観光者価格というわけではなく、現地住人も同じ物価で生活しているので文句は言えないですが。
貧乏旅行者の味方、チャイニーズレストランのランチだって安いメニューで3500ISK(アイスランドクローネ=約3150円:2020年7月当時)、普通のランチは5000ISK(アイスランドクローネ=約4500円:2020年7月当時)とかしちゃいます。どこの高級レストランのランチなんですか…( ´Д`)
というわけで、スーパーで食材買って自炊生活していました。まぁ、スーパーも高いんですけどね。
そんな庶民の味方の格安スーパーはこのラリったみたいな豚のマスコットが特徴的な格安スーパーのチェーン、Bunus(ボーナス)。アイスランド在住者の方もおすすめのスーパー見たいです。
安いって言っても卵10パックで609ISK(アイスランドクローネ=約548円:2020年7月当時)もするんですけどね…。庶民の貴重なタンパク源でさえこのお値段。恐るべしアイスランド:(;゙゚’ω゚’):
旅のお供はこのBunusで買ったチップスベーコン味。豚のマスコットがデカデカとプリントされて共食い感があふれる…イヤイヤ。可愛いですね(о´∀`о)
そこそこの大きさの街にしかないので、アイスランド旅行の際はこの豚スーパーを探して食材を買うと食費が結構抑えられます。8泊9日のアイスランド旅行はフル自炊で5人で割り勘すると1万円切りました。頑張った、頑張ったよ私たち。
さて、そんなアイスランド旅行記も次回でひとまず最終回。その後細かい情報も発信していく予定ですが。
それでは今回はこの辺で。
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