アイスランド旅行記⑧
アイスランド旅行記の最終回。じわじわやってくるコロナの影響と、名所巡りのドライブ編。
旅行記としては最終回ですが、予算内訳やキャンピングカーでの生活の詳細など、別途このマガジンで情報を発信していきます。
アイスランド旅行記⑧
さて、このアイスランド1周旅行は2020年7月末から8月にかけて行っていました。2020年6月の段階でデンマーク⇄アイスランド間の国境が開いて両国間の観光が推奨されました。アイスランドは観光客からのインバウンドが主な産業の一つだし、両国のコロナ状況が落ち着いてきたのが理由。アイスランド入国の際も、直近14日間にアイスランドが安全と認めた国(ドイツ、デンマーク、ノルウェーなど)に滞在していた場合はPCR検査も不要でしたし。
ただ、7月末の段階でアイスランドのコロナ感染者がじわっと増えてきたので100人以上集会禁止ルールが再適用されることに。通常より観光客が少ないと言え、キャンプ場で100人以上客を泊められなくなるとのこと。なのでキャンピングカー泊最終日は、早めにチェックインせざるを得ないことに。いつもは1日300キロ弱走るので夜9時とかにチェックインしていたんですが、それだとキャンプ場難民になってしまう(ちなみにアイスランドはキャンプ場以外での車中泊禁止)…。
ちなみに6日目に止まったキャンプ場、こんな小川があってトイレ行く度に橋渡らないといけなかったんですが、めんどくさくなったので途中飛び越えて渡ってました。ら、宿泊客の子供にちょっと尊敬の眼差しで見られました。思わぬところでジャパニーズニンジャスピリットを見せてしまったぜぃ( *`ω´)b
そして7日目。矢尻形が特徴的なキルキュフェトル山と、キルキュフェトルフォスの滝へ。
アイスランドは氷河から流れる水が作り出した壮大な滝が多いので、滝インフレが起きてきて感動が少し薄れてきていましたが、それでもやっぱり感動しました(説得力が無い…)。
ちょうど登山ツアーの人たちもいて、これからこの矢尻形の山に登るんだとか。みて分かる通り、上級者向けの登山になるそうですが、羨ましい。今回は貧乏旅行で氷河ツアーとか登山ツアーには参加しなかったんですが、いつかお金貯めてこういうツアーに参加してみたいなぁ(^ω^)。
前日に乗馬ツアーの一行にあった時も感動したなぁ。この人たち、馬で川を渡るっていう少年心をくすぐるアクティビティしてて…(о´∀`о)。貧乏旅行だからこういうの参加できなかったんですけど、いつか…いつかこういうの参加するくらい稼いでやるんだぃ。
ドイツ人とかフランス人とかデンマーク人とかとか、1年に1回1ヶ月の休みとって海外旅行してるの、羨ましいなぁ。その代わり、祝日とかで3連休になることが少ないらしいけど、私は日常的に三連休挟んだりするより1ヶ月とかの休みをとって旅行しまくりたいわぁ。
7日目は寄り道をあまりせず、早めにキャンプ場にチェックイン。客が100人超える前にキャンプ場入りしないといけないので、こちらも必死です。
途中かっこいいランドローバーを見れたので満足。この持ち主はアイスランド人らしい。車上部に付けられているAKBステッカーはAKB48とは特に関係ないみたいです。ちぇっ。
最終日のキャンプ場は、妖怪もふもふが住み着いていて訪れる客から餌を強請ってました。動きが激しくて写真に撮ろうとしたらブレる妖怪もふもふ。かなり人懐っこいから餌付けせずとも触らせてくれましたが。そこそこ寒い屋外で、もふもふ様がご満足されるまで20分ほど撫でていたのでかなり凍えましたが。恐ろしい妖怪だ…o(`ω´ )o
この日はキャンプ場でまったりと、旅を振り返って話したり、景色を眺めたりゆっくり過ごしました。
その後、アイスランドの燃えるような夕日を見納めて、7日目終了。
最終日は首都レイキャヴィクによらず、空港のあるケプラヴィークという街にキャンピングカーを返しに行きました。その前に、洗車してゴミを捨てて満タン給油。アイスランドの給油所は大体どこでも洗車エリアとゴミ捨てエリアがあるので、レンタカーを返す際は寄るといいでしょう。
レンタカー屋で生計立ててるんじゃないかってくらい、ケプラヴィークはレンタカー屋が多い町。アイスランドもツーリストがレンタカー借りて旅行することを前提としているので、給油所の設備が整っているみたいです。
事故なく1周走破でき、レンタカーも特に傷をつけず汚さず旅を終えました。最後の返却手続きも滞りなく終了し、預けていた賠償用のデポジットも無事に返って来ました。本当によかった。
レンタカーを返した後は、店の送迎バスでケプラヴィーク国際空港へ。これでアイスランドともいよいよお別れです。
空港では、大事に大事に食べていためちゃうまアイスランドバターを捨てなきゃいけないっていう悲劇が発生しましたが、それ以外は滞りなく搭乗手続きを済ませました。バターは液体扱いだし、預け荷物無しのチケットを取っていたので100ml以上残っているバターを捨てなければいけない…。アイスランドのバター、美味しいんですよ、味が濃厚で(T ^ T)
他の余った食材は、最後に泊まったキャンプ場の寄付エリア(旅行者が余った食材や調味料を置いていくエリア。宿泊者はフリーで使える)に置いてきたんですが、バターだけは少し高かったし美味しくて置いていくのが惜しくて持ってきたんですが、それが裏目に…( ;∀;)。正直アイスランド旅行が終わってしまうことより、このバターを捨てなきゃいけない事実のが悲しかった…。デンマークのバターより美味しかったので(旅行のテンション補正があるかもですが)、持って帰って食べようと思っていたのに…。バイバイバター…(T ^ T)
帰りのフライトは、ノルウェーのオスロ空港経由。トランジットが約6時間あって夜中だったので、良さげなベンチを探して仮眠を取りました。コロナで空港がガラッガラで助かった。初空港泊。旅って感じで楽しかった( *`ω´)
アイスランド1周旅行の総費用
さて、首都レイキャヴィク2泊3日観光、キャンピングカーでアイスランド7泊8日一周、合計9泊10日のアイスランドの旅が終わりました。
世界一物価が高いと言われるアイスランド。庶民の味方のタンパク源である卵ですら、10個1パック500円近くするアイスランド。旅の予算は航空券を除いて1人約6万円位に抑えられました。
航空券もろもろ含めた全体予算も10万円を切って、意外と食費は1人¥5,255に抑えられました。旅行あるあるなんですが、物価が高い国に行くと「やばい」と思って自炊頑張るし財布の紐がめちゃ硬くなるので食費が安くなりがちなんです。スーパーでもお買い得品ばっかり狙うし。
逆に、物価が安いと外食しがちになるしスーパーでもあれやこれや追加で買っちゃうので、食費が嵩むことが多い。
高専の時の先輩が3年無帰国で世界1周旅行に行った際も似たような傾向だったみたいです。先輩の変態世界1周旅行ブログはこちらから(外部サイト)。
ちなみにトランジットのオスロ空港では、お腹すいていたけど物価高すぎてなにも買えませんでした…ぴえん。物価の高さはデンマークで慣れていたつもりだけど、ノルウェーとアイスランドはレベルが違うずぇ( ゚д゚)
アイスランド旅行の情報まとめ
これまでの日記でかいた、アイスランド旅行情報をまとめておきました。
キャンプ場情報、レンタカー情報:アイスランド旅行記①
アイスランドドライブ情報(給油、売店):アイスランド旅行記②
アイスランドのシャワー事情:アイスランド旅行記④
アイスランドのお酒事情:アイスランド旅行記⑤
アイスランドのスーパーマーケット:アイスランド旅行記⑦
アイスランド1周の軌跡はこんな感じ。総走行距離は約1,994kmでした。めちゃ走ったなぁ、楽しかった(≧∀≦)
旅行記としては最終回ですが、日記で書き切れなかった予算の話や、情報ソース、キャンピングカーでの生活の詳細などなどなど、別途このマガジンで情報を発信していきますので、よろしくお願いいたしますっ( *`ω´)
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