イベント企画・運営の経験が案件での「デザインソン」開催に繋がったお話
この記事はフルリモートデザインチーム Goodpatch Anywhere Advent Calendar 2020 13日目の記事です。
こんにちは。
Goodpatch AnywhereでPM / テクニカルディレクション / UXデザインを職域にしているみっちーです。
私についてはこちらのGoodpatch Anywhereのnoteで書いて頂いているのでこちらもよろしければご覧ください。
今回はGoodpatch Anywhereでイベント企画・運営を担当していたこともあり、案件で「デザインソン」を開催してみたお話しです。
Goodpatch Anywhereという組織の特徴や案件への取り組み方について、知って頂けると嬉しいです。
イベント企画・運営 - AnywhereではやりたいことにTRYできる
まずは、なぜ私がAnywhereでイベント企画・運営をしているの??という点について。
Anywhereは実験的な組織という側面もあるため「正解はわからない」ことを前提に「良いと思ったらやってみる」というマインドがあります。
やりたいことがあれば、事業責任者のケイタさんに相談し、GOサインが出たらTRYできます。
私がAnywhereでイベントを企画・運営したい理由は大きく3つあります。
(1)学びを積み上げたい
そもそもGoodpatch Anywhereにジョインしたきっかけが、速度を上げ、領域広げ、学びを積み上げたいことだったので、他社さんとの勉強会(後述します)やAnywhere社内での勉強会を多数開催しました。
現在、社内勉強会についてはかみやんが爆速で取りまとめてくれており、年明けまで予定ぎっしりです。(かみやん凄い!)
学びについてはアドベントカレンダーで、きわっちが書いてくれているので、そちらも参考にどうぞ。
(2)Anywhereの良いところをたくさんの人に知ってもらいたい
Anywhereは新しいことを色々試し、変化しながら進んでいる組織なので、「Anywhereのいま」をすぐに届けたいことや、海外・地方在住の経験豊かなメンバーがいるので、大好きな仲間たちのことをより深く知って欲しいこと、いろんな切り取り方をして、もっともっと、Anywhereのリアルを伝えたいです。
(3)地方在住や子育て中などやりたいことを諦めている人にAnywhereの存在を届けたい
自分が地方在住・子育て中という環境でAnywhereにジョインしたこともあり、同じような境遇でやりたいことを諦めてしまっている人の助けになれば、と思っています。
こんな想いから、様々なイベントの企画・運営に勤しんでいます。
ちなみに次回は、地方でも活躍しているデザイナーの皆さんが登壇するイベントを、2020/12/17(木)19:00〜開催します。
よかったら是非ご参加ください!!!
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これまで開催した主なイベント
他社さんと開催していた勉強会では、弊社切っての敏腕UI/UXデザイナー、PMのみんなに登壇してもらい、お互いの会社で学び合うことを目的としていました。
当日はZoomに参加して頂き、発表に使う資料制作はMiroで行いました。参加されている皆さんからもZoomのチャットやtwitterで質問を受け付け、その場で回答するような、インタラクティブに進む内容になっていました。
最近のイベントではGoodpatchのホワイトボードツール、Strapを使っています。
ここ1年で開催した主なイベントは以下です。
並べてみてびっくり、最近、他社さんとの勉強会を開催していなかったことに気付きました。(再び開催しよう!)
※列挙しているのは、私が関わったイベントの一部で、Goodpatch、Goodpatch Anywhere主催のイベントは他にもたくさん開催されています。
オンラインイベント開催の経験から案件でのデザインソン開催へ
さて、イベント開催の経験から、案件での「デザインソン開催」に至った経緯についてお話しします。
現在、Goodpatch Anywhereでは、日本発の衛星データをはじめとする各種オープン&フリーなデータプラットフォームTellus(テルース)の開発チームに、UI/UX担当として参画しており、私も4月からプロジェクトにジョインしています。
Tellus(テルース)は、「宇宙を民主化する」というビジョンを掲げ、衛星データを利用した新たなビジネスマーケットの創出を目的とした、日本発のクラウド環境で分析ができるオープン&フリーなプラットフォームです。衛星と地上の複数のデータをかけ合わせ、新たなビジネス創出を促進するためのあらゆるファンクションを提供しています。
ただ、「宇宙」「衛星データ」といったワードはどうしても一般に馴染みが薄く、これまで研究者の方々が扱っていたものを、どうやって広げるべきか、というところで試行錯誤していました。
オンラインイベントを複数回行ってみて、様々なメリットを実感していたこともあり、
「衛星データに興味があるけど未経験、もしくはもっと触りたい!という方たちと一緒に地域課題・社会問題解決のワークショップを行ってみよう」
とチームに提案し、動き出しました。
<オンラインイベントのメリット>
・リアルイベントより簡単に開催できる
(場所代いらない、移動時間かからない、どこにいても参加できる)
・Miro, Strap等のホワイトボードツールを使うとインタラクティブな発表もできる
・自分たちが発信することに興味がある人たちと触れ合える
・参加者の方々の質問や反応からの学びも多い
・開催リリースを流すことでPRになる
・共催の場合、他社の方たちとも仲良くなれる
etc...
地域課題を扱う場合、オンライン開催の方が全国各地からの参加が見込め、地方の方々にも現状の課題や解決方法等を直接お伺いすることができます。
ちょうど同時期に一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan)の方々や有志のエンジニアの皆さんたちと新型コロナウイルス接触確認アプリ「まもりあいJAPAN」の開発を進めていたこともあり、数々の地域課題を解決していく仕掛けを生み出してきたCode for Japanの皆さんにもご協力頂くことで「地域課題・社会問題を見つけ宇宙産業を利活用してもらえるような基盤を作りたい」というゴールにもより近づけるのでは?と考えました。
早速ご相談させて頂き「Code for Japan × Tellus × Goodpatch Anywhere」という別々のところで繋がっていた三社がコラボレートし、「衛星データの利活用についてのオンラインデザインソン」を開催することになりました。
▼衛星データで地域課題・社会問題を解決!オンライン・デザインソン(2020/8/29開催)
参加者の方々には、チームで深堀りしたい地域課題・社会問題を決め、それを衛星データで解決するまでのアイデアについてディスカッションを行い、発表を行うまでを1dayで行って頂きました。(かなりハードでした💦)
当日の開催について、
- スタート&エンディングはZoom
- チームに分かれてのディスカッションはdiscord(チャットツール)
- チームのホワイトボードはMiro
を使いました。
▼ 取材に入っていた、宇宙情ビスネスの情報サイト「宙畑」によるイベントレポートはこちらです。丁寧に書いてあるので是非ご一読を!
手探りの中、開催してみた第1回ですが、そこで得た学びと課題がとても多かったため「ブラッシュアップしたものを作って、試してみたい!」というTellus × Goodpatch Anywhereのプロジェクトメンバーの熱量のもと、第2回も開催しました。
第2回目は、作成した「衛星データを簡単に扱えるプロトタイプ」を実際に触ってもらうこと、第1回目の学びを経て開発した「課題解決の手助けとなるツール」を実際に触ってもらうこと、を含めたイベントとなり、プロジェクトとしてまた一歩大きく前進できた気がしています。
「デザインソン」という名のユーザーリサーチでしたね!
(第2回目のレポートは今後なんらかの形で出したい!)
オンラインイベントについて、 Goodpatch Anywhereのメンバーは多数登壇&参加していてイベント慣れしていることもあり、続々とイベント内容のアイデアが出てきました。
新しいこと、面白そうなことに対して「いいじゃん、やってみよう!」と前のめりに参加するメンバーで構成されているからこそ、案件での「オンラインイベント」にも繋がったように思います。
よかったら、是非一緒に Goodpatch Anywhereで「いいじゃん、やってみよう!」しましょう。w