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経済DV

昔は、私のことを助けてくれた。
しんどいときに救ってくれた。
でも結婚して・・・
生活費を一度ももらったことがない。

それどころか、今年7月からは、光熱費まで請求されるようになった。
私と息子の使った分。
息子は、私の連れ子だから・・・
可愛くないんだろうな。
私たち親子は、迷惑な存在なんだろうな。

カウンセリングもセラピーも行った。
にこにこして、夫の機嫌をとっていれば、私の無価値観を感じなくてすむ。
私が雑に扱われて、どうでもいい存在なのだと、直視しなくてすむ。
でも・・・心の限界がきた。

だから、話してみた。
「もう光熱費は払いたくない」
夫はこう言った。
「こっちだって、二人分の消耗品とか買ってるだろう。そこを加味してもらえないかな」

夫が買ってくれていたもの。
歯ブラシ、歯磨き粉、サランラップ、お茶の葉、ティッシュ、トイレロール、洗剤。
共用品だけだった。
私たちがそれを使う分があったとして、月に数千円ではないのかな?
自分たちがつかう、シャンプーやボディソープは、私が買っていた。

さらに数日後、限界がきて、話してみた。
もう、別居したっていいや。
そんな気持ちで。
「もう払わない。むしろ食費だってもらっていい。それは夫の義務だから」
夫は、持論を展開した。
「夫婦は平等であるべきだと思ってる。だから自分の分は自分で出せばいいと思う」

扶養する義務は、自分の持論で拒否したのに・・・
「ろくにセックスもさせてくれない」
「セックスしないのは離婚の理由になるんだよ」
そんなことを言う。
夫の義務は果たさないのに、妻の義務だけ問われるのはなんでだろう・・・

私がセックスをしなくなったのは、一年前の12月。
私の息子を、完全に拒否ったから。
「もう一緒に飯は食わない。クリスマスもしない。お節も食べさせてやりたくない。お年玉もやらない」
そして、夫はその通りにした。
自分の部屋にお節とお酒を持って入った。
息子をおいて、私だけそこで食べれるわけがない。
私は息子を連れて、お正月は外へ遊びに行った。
セックスどころの話ではない。
感情が壊れてしまったよ。

私は今、なんで夫と暮らしているんだろう。
まだ好きだからかもしれない。
一番しんどかったとき、助けてくれた恩があるからかもしれない。
でも、私がすでに苦しいんだ・・・

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