【古代生物図鑑】恐竜・古生物好き初心者へオススメの本!
恐竜好きのみなさんは、知識を深めたいときはどうしていますか?
私は、出版されている本や図鑑を読んだり、博物館や特別展に行ったりします。
しかし、「恐竜が好き!」「古生物についてもっと知りたい!」という時に、「何から読んだら良いかわからない!」そんなことはありませんか?
今回は、古生物好きの初心者にこそ是非オススメしたい本『古代生物図鑑』を紹介します。
★この記事がオススの人
古生物が好き
興味があるけど敷居が高いと感じている
手軽な入門書を知りたい
古代生物図鑑はどんな本?
気軽に読める、読みやすい本!
カラーイラストや写真入り
文字も比較的普通~大きめサイズ
専門書にありがちな、「パッと見で読む気が失せる…」ということはありません。
また、各ページの見出しに「○億○万年前」と記載があるので、どの年代の話しなのかが理解しやすいです。
年代と共に紹介されている古生物に関しては、基本的に、聞いたことのある古生物を中心に執筆されています。
「見たことはあるけど、名前は知らない」「名前は聞いたことあるけど、どんな生き物?」という疑問を解決しやすい本だと感じました。
この時代にはどの古生物が生きていたのか
この古生物と古生物は、同じ時代に生きていた
上記のように、年代と古生物を関連させて理解しやすい本でもあります。
どんなところがオススメポイント?
地球の誕生から時系列順で紹介されているので、混乱せずに読み進めることが出来ます。
古生代→中生代→新生代の順で、古生物を元に紹介されているのも、分かりやすいポイントです。
古生代は個性的な生物と、イラストが豊富
古生代は、現代の人間から見ると個性的な生き物が多いのが特徴です。
代表的な名前としては、
アノマロカリス
オパビニア
ハルキゲニア
特にハルキゲニアは、「変な生き物」や「珍生物」として一度は見たことのある人もいるのでは無いでしょうか?
また、昆虫の大型化が有名なのもこの年代。
石炭紀の「原始的なトンボ」として有名なメガネウラも紹介されています。
中生代は恐竜の時代!イラストは勿論、化石の全身骨格写真も収録
中生代は、恐竜の時代として有名ですね。
三畳紀→ジュラ紀→白亜紀の順で紹介されています。
三畳紀に紹介されている古生物一例
後にワニ、恐竜となる種や、哺乳類の大元となる種が紹介されています。
単弓類・双弓類
ジュラ紀に紹介されている古生物一例
アロサウルスや、大型恐竜であるアパトサウルスが有名です。
大きな背板と尻尾のトゲが特徴的なステゴサウルス
「首長竜」として有名なプレシオサウルス
白亜紀に紹介されている古生物一例
有名なティラノサウルスやトリケラトプスが生きていた時代です。
尻尾にハンマーがついているような姿が特徴的なアンキロサウルス
脳が大きいことで「恐竜人間」のモデルとされたトロオドン
「翼竜」で有名なプテラノドン
どの時代も基本的な有名所は押さえているので、恐竜好きな人は勿論、古生物に興味のある人も楽しく読み進めることが出来ると思います。
新生代は祖先を多く知れる時代
新生代は、現在生きている生物のイメージがしやすい祖先が多い時代です。
大型鳥類であるディアトリュマ
ウマ科の祖先であるヒュラコテリウム
鯨の祖先であるバシロサウルス
ページ数で見ると古生代、中生代に比べて多くはありませんが、「そうなのか…!」という新たな発見に出会えます。
古代生物図鑑を読むのに掛かった時間
読了するのに、1時間30分ほど掛かりました。
やや駆け足で読んだので、ゆっくり読む場合は2時間~3時間ほど掛かると思います。
簡潔に勉強したい場合、とても適した本だと感じました!
古代生物図鑑の感想
言葉も分かりやすく、イラストや博物館内の展示写真と共に紹介されています。
最初から最後まで、とても楽しく読むことが出来ました。
また、「興味のある年代だけ読む」という読み方も出来る本なので、時間の無い人にもオススメです。
夢中になって読み進めることが出来たので、あっという間の1時間30分でした!
古代生物図鑑 まとめ
★この記事のまとめ
『古代生物図鑑』は、気軽に読めて分かりやすい本
初心者への入門書としては勿論、ある程度知識のある人の復習本にもオススメ
時系列ごとに古生物が紹介されている
カラーイラスト、写真、図表が豊富で理解しやすい
読むのに掛かった時間は1時間30分ほど。ゆっくり読む場合は2時間~3時間と予想。
今回は、『古代生物図鑑』を紹介しました。
恐竜など古生物の入門にオススメ出来る本なので、興味のある人は、是非読んでみて下さいね。
では、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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