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伝わる言葉
こんにちは、たかひとです。
言葉には頭でわかることと、心に響くことの2つの要素があります。
前者は論理的思考が、後者は内省が関係するとのこと。
また、内省に偏っている人は、整合性よりも、その人が気持ち良さそうに話しているかの方が気になるようです。
ところで人は、人生の過程で自分を決定的に傷つけないような説明を作り上げています。
自分なりのストーリーを構築することで、自分の心を守っているともいえるでしょう。
そして、その強固な鎧が、本当の自分にたどり着くことを邪魔しているとのこと。
真っすぐ自分を見ようとするのは、時間を経ないと、痛すぎて苦しい面もありますからね。
だから、自分はこういう理由で価値があるなどと、人はもう一人の自分に説明しようとするわけです。
感じていることをそのまま受け取ると辛すぎるから、自分に説明しようとするのだけど、ずっと説明していると、自分でも本当の気持ちがわからなくなってしまう。
さらに、本当の自分の気持ちに気づいていないと、話せば話すほど伝わらず、寂しさが増すという悪循環に陥ることも。
自分の気持ちがまとまっていないものだから、一所懸命考えて自分に説明し、なおかつ相手を説得しようと意識するから、余計に相手に伝わらなくなってしまいます。
ちょっとしたカオス状態ですね。
2つの選択肢があります。
心を開くか、それともジャッジするか。
自分で心を開かないことには、相手にも開かれず、相手をジャッジする傾向の人は、相手にジャッジされることに。
そして、受け入れてもらったという経験が少ないと、やはり自分は認められないという恐れを抱くことになってしまう。
結局、伝わる言葉は、自分への説明を辞めること。
そして、認めてもらいたいという、他人への証明を辞めることで始まると感じています。