辞めることのススメ
こんにちは、たかひとです。
今日は、辞めることについて考察してみます。
継続は力なりは、もちろん大事です。
特に、成功者が語れば、続けるのが大事、やればできるになります。
でも、実際には、成功するよりたくさんの人が耐えようとして崩れていたりします。
メディアでも取り上げられるのは、成功者の言葉が中心ですし。
ところで、以前見た記事で、日本社会の苦しさは、辞めることがそもそも前提に置かれていない社会の仕組みにある、とありました。
みんな同じなのだから、一人辞めるのは怖いもの。
逃げると「卑怯者」と言われかねないし、逃げるな耐えろ、と教育されたりします。
でも、いざ社会に出ると、自己責任でと言われるんですよね。
耐え方は習っても、辞め方を習わないので、ちょっと難しい側面があると思います。
あと、職場の上司が「ここでダメな奴はどこに行ってもダメだ」なんて言ったりしますよね。
でもそれ、単なるマインドコントロールなので、自分がいる世界の常識とちょっと違う世界をのぞいていくことで、思い込みから解き放たれると思います。
別に、何でも辞めようということではありません。
「継続は力なり」の効力を発揮するには、常に撤退を頭に入れている必要があるということです。
継続を信じすぎると、今やっていることが自分が目指す未来につながっていない、と薄々感じていながらも惰性でやりかねません。
積み重ねはもちろん大事ですが、それ以外の発想が出てこないと、大きなイノベーションは起きないでしょう。
それには、何かの思い込みを辞めることが肝要だと思い至りました。