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より早く正解を導き出す力
コロナに明けた令和2年度の授業が終わった
考査返却時間を使って
生徒たちと15分ほどの振り返りをしました
一言をひとりずつ発言してもらいました
印象的だったのが、振り返りが二極化したことです
従来の暗記の学びを好む子たちと
自らが納得した答えを導き出すことを好む子たちです
行った授業は、アクティブラーニングです
この緑色のハコを矢印で繋いだ図を『TOCfE』では
『ロジックブランチ』と呼びます
時間軸ではなくて、因果関係順で繋いで見える化します
反対側の右の図は、頭の中にあることをマンダラ状につないでいます
始まりは、『学習のテーマ』と『到達目標』が入っています
全てが終わった最後に『自己評価』と『今の気持ち』を記入して終了とします
時間は、50分が基本です
このスタイルの振り返りです
学校は今、【主体的で対話的な深い学び】への教育改革を進めています
しかし、その具体的な手法は明言されていません
実際に現場で授業をしていくと、数々の障壁がありました
まずは、生徒たちの知識量が少ない時期では『主体的』は厳しいです
そこで、最初は「いわゆる詰め込み&暗記」を徹底する必要が有ります
多くの正解を覚え、いかに早くその答えを引き出せるのか?
をはかる評価です
これでは、これからの時代はダメなんだ!!ということなのです
う~~~ん????
そうなのかな?????
幼小中でも、『主体的=受け身ではなく子供が自発的に遊んだり学んだりする環境』は可能だと思う
『対話的=二者間でやりとりを行い、相互に作用しながら事を進めていく』は、幼稚園でどのレベルを求めているのだろう?
小学生でも、出来るときもあれば出来ない時もあるような。。。
まぁ、ケンカのような相互作用もO.Kならば、幼小も可能かなと思う
わたしの勤務校の体験だけですが・・・
高校2年生が対象です
中学校の時の成績は、上位者たちです
わたしが感じたのは、「基礎学力は、ある子たち」でした
基礎学力(記憶&勉強に取り組む習慣)はバッチリなので『深い学び』は、
【できると信じて】2年間ほど取り組んできました
しかし、ココまでの結果は『従来の暗記の学びを好む子たち』が、存在します
これは、何を表しているのでしょうか?
当事者の生徒たちは、【主体的で対話的な深い学び】をどう感じているのでしょうか?
つづきます。。。