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生徒が論理的に考えたかを確認する
学校の自販機で買える飲み物は、コーヒーと紅茶とお茶とお水があります
わたしのおススメは、90円のお茶です
しかし、今日は手に出来ませんでした
さて。どうしてでしょう?????
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これって、ひとに説明する時にどう並ぶのでしょうか?
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100円持っているから、90円のお茶が欲しいのか?
それとも
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90円のお茶が欲しいから、100円を持っているのか?
そもそも、『100円』ってどういう状態なんだろう?
『持っている』はどこに所持しているのか?
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90円のお茶が欲しい くて、100円玉を手に持っている んだけど
お茶が買えない・・・・なんで?
状況を説明するのに『理由』が足りないのです
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では、理由があったとして、この順番でいいのでしょうか?
90円のお茶が欲しい くて、100円玉を手に持っている んだけど
自販機は、つり銭切れ だから お茶が買えない
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90円のお茶が欲しい くて、100円玉を手に持っている んだけど
お茶が買えない 自販機は、つり銭切れかもしれない
だとしても、どちらも論理的に考えているのではないだろうか?
では、もう一つ・・・
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の場合、要望が無いのにいきなり買うのか?
ということは考えなくとも良いのだろうか・・・・
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要望があるから、行動なの?
そうすると、
90円のお茶が欲しいと 思うと 結果として90円のお茶が飲めるのだっろうか?
は、考えなくていいのかな?????
思っただけでは、結果は手に入りませんよね
いくつもの、条件を満たさなければならない事を
わたしたちは、経験で知っています
しかし、多くの生徒たちはそれらの工程は説明(考えず)せずに
話を進めてしまいます💦
だから、「そんなはずでは無かった」と誤解が生じる。。。
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これぐらいの、因果関係や必要条件や推論は要求しています
そして、欲をいえば
複数人出てくるもの(主語が、自分なのか他者なのか)や
その発生頻度(毎日なのか、週1なのか)や
具体的な量や名前なども 深く考えさせることもあります
この確認をきちんとしないと、「楽しかった~」だけで終わってしまい
教科としての学びは、不十分では無いかと考えます
そして、最後に他者と再考をします
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お茶が欲しいという要望が原因となって、お金を持っている状況に
なるわけでは無い との意見がありました
そうですね
直してみました!!
この方が、クリアです
そして、お金がある事がお茶を飲むことの原因ではないとの指摘もありました
原因は、「喉が渇いた」とのアドバイスです
今回のブランチを描く目的は、大きいブランチでは無いので省略しました
50分の授業で完結するので、ハコの数はいっても7個くらいとして実施しています
15~20分で描いて、20分以上は再考の時間に使っています
新しい知識が必要な時は、情報入手の時間を先に設けます
ブランチを描いている途中で、次回へまたぐことは極力避けています
再考の時間が、後日になる分には問題無いようです
ご参考になれば。。。。
このツールに関してご興味のおあり方は、他にもたくさんの事例が読めます( ´艸`)