『特定分野に特異な才能』に思う事 ~職 業目線 2/2
で、二学期です
相変わらずです
誤解のないように、補足2です
8クラス中2クラスが、こんな感じですが
6クラスは、発達障害などで手をかけなければならない子は、クラスに5~10人くらいです(統計上もこれが普通です)
ここからが、私見です
カオスAが授業中に「カオスでないクラスみたいに△(開催場所)ではやらないんですか?」と訊いてきました
個人的には、呆れました
誰のせいで、できないのかわからないのか? とは、言えませんから
「もう、修了してるからね。やらなくていいんだよ」と優しく答えました
「何でですか?」と喰ってかかるので
「う~ん?何でだろう?」と返し、授業をはじめました
この子に関しては、学習面での支援は要らないだろうとは思います
しかし、コミュニケーション面での能力は、低いと感じます
反対に、学習面で支援が必要だと思われる子も
普通授業に来てしまいます
インクルーシブ教育だから、それでいいのでしょう
多様性の時代だから、これでいいのです
でも・・・・
「これでいいのだ」と感覚がマヒしてしまった支援不要な子に対しても
この状況は公平なのでしょうか?
学習 や コミュニケーションスキルの支援が必要な子には
学校内にそのような場は設けてあります
しかし、強制的に生かせることはできません
インクルーシブ教育だからです
話は戻って、チンパンジーのように喧嘩売ってきた子が
何食わぬ顔で放課後にわたしを訪ねてきて 愚痴をこぼすのです
「〇(支援学校のほうが好い教育を受けられるであろうクラスメイト)に困ってるんです
〇かぁちゃんが、小学校の保護者会で言ったんですけど
『うちは、お友だちを作りに学校へ行かせてるんです』って言って、こっち(普通学級)に来ちゃったんです
小学校の時から、みんな迷惑してるのに 認めないんですよね
今の担任は、新卒で力も経験もないから、ダメなんですよね
抑えられないから、授業中もいい気になっててうるさいんですよ
勉強できないんで、何とかできませんか!」と・・・・
わお!!!
これが
Diversity(多様性)&Inclusion(包括性)の副産物なんだな~ と思いました
保護者会での話を家で子どもに言い・・・・
先生の批判を子どもに言う・・・・
まぁ。。。思ったことを正直に言いたい価値観も
子どもに包み隠さず、建前ではなく本音を言ったほうがいいという価値観も
いいのですが・・・・
これも、『壊滅的に未来をつぶす』という特定分野で特異な才能を持って生まれた親子なのではないでしょうか
ここまでの特異な才能を指導・支援できる教師は皆無かも・・・・
わたしには、ムリです💦
学校にも社会にも、Diversity(多様性)&Inclusion(包括性)が
定着した結果の新たな問題が・・・
『特異な才能に対する概念』だったとしたら・・・
本当に学校はこれで、いいのか?