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著作権の切れたハイジは復讐に走り出す【マッドハイジ】

誰もが知る児童文学「アルプスの少女ハイジ」を大胆にアレンジした、スイス発のバイオレンスアクション映画『マッドハイジ』。

可愛らしい少女ハイジが、武器を片手に復讐に燃える姿は、原作者ヨハンナ・シュピリもびっくり? 今回は、そんな異色の作品『マッドハイジ』の魅力をたっぷりとお伝えします。

あのハイジが、なぜこんなことに?

青い瞳と金髪の可愛い少女ハイジ。アルプスの大自然の中で暮らす彼女の健気な姿は、多くの人々に愛されてきました。

しかし、『マッドハイジ』のハイジは、そんなイメージを完全に覆す存在。恋人を殺された怒りから、独裁者となったスイス大統領に復讐を誓う、バイオレンスなヒロインへと変貌を遂げています。

物語の舞台は、独裁者が支配するスイス

本作の舞台は、チーズ製造会社のワンマン社長が大統領を務める、独裁国家となったスイス。大統領は、自社製品以外のチーズを禁止するなど、独裁的な政策を推し進め、国民を恐怖に陥れています。

そんな中、アルプスに暮らすハイジは、恋人のペーターと幸せな日々を送っていました。しかし、大統領の陰謀によってペーターは命を奪われ、ハイジは復讐を決意します。

どこが面白い?『マッドハイジ』の魅力を徹底解剖!

* ギャップ萌えが止まらない! 可愛らしいハイジが、マシンガンを撃ちまくり、格闘技で敵を倒す姿は、見ている者を興奮させます。ギャップ萌えが好きな方にはたまらない作品と言えるでしょう。

* 痛快なアクションシーン ハイジのアクションシーンは、スピード感あふれる迫力満点なもの。爽快なアクションでストレス発散したい方におすすめです。

* ブラックユーモアが満載 原作の温かい雰囲気とは対照的に、本作はブラックユーモアが満載。シリアスな場面でも思わず笑ってしまうようなユーモアが散りばめられています。

* 社会への風刺 独裁者や大企業の横暴など、現代社会への痛烈な風刺が込められています。エンターテイメント作品でありながら、考えさせられる要素も盛り込まれている点が魅力です。

賛否両論!話題を呼ぶ作品

『マッドハイジ』は、その過激な内容から賛否両論を巻き起こしています。原作者の著作権侵害を指摘する声もあれば、新しいハイジ像として評価する声も。

しかし、いずれにしても多くの人々の関心を集め、話題となった作品であることは間違いありません。

レビュー

ふざけた作品に見えるが、意外としっかりしていてた。

そもそも原作も少し変わったところがあり、クララとロッテンマイヤーが出てくるあたりがおかしくなる。

ハイジはホームシックになり、クララをアルプスの山に呼ぶほどに影響力を増していく。

その中で名シーンの、クララが立ったである。

原作から繋がっているわけではなくオリジナル要素が強い。

ピーターを奪われて、独裁状態にあったスイスに囚われたハイジ。一方で生き残ったおんじは独裁に逆らうものたちを連れて、チーズ工場に向かう。

チーズには筋力を増すクスリと、脳を軟化させる作用がありスイスはおろかフランスも乗っ取りかけた。

意外とありそうな設定で、ハイジをダークヒーロに置いたのはしっくりきた。

版権切れたシリーズで、プーさんのホラーがあるがあちらも面白そう。

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