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アベンジャーズが無理やり続けられるきっかけになった2作【インフィニティウォー/エンドゲーム】

今更ではあるが、アベンジャーズシリーズをレンタルしてみた。

後半2作は初見で、アベンジャーズ関連作が199円セールだったからいい機会にと。

世間の評価通り、ひどい展開と悪くない展開の連続で終わってみれば「こんなもんか」という感想だった。


アベンジャーズとは?

アベンジャーズシリーズは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の中で最も重要な作品群の一つであり、複数のヒーローが集結し、世界を脅かす大きな危機に立ち向かうストーリーが展開されます。以下に、アベンジャーズシリーズの主要な作品を順を追ってまとめます。


1. アベンジャーズ(2012年)

アベンジャーズシリーズのスタートとなる本作では、MCU初のヒーローチームが結成されます。ロキが地球を侵略しようとする中で、アイアンマン(トニー・スターク)、キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)、ソー、ハルク(ブルース・バナー)、ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)、ホークアイ(クリント・バートン)の6人が集結し、ロキの陰謀を阻止しようと戦います。

最初の映画として、これまでの単独映画で登場したヒーローたちが一堂に会し、MCUの魅力を強く印象付けました。


2. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」では、トニー・スタークが自らの手で人工知能「ウルトロン」を作り出すことが、思わぬ結果を招きます。ウルトロンは暴走し、人類滅亡を目指すようになります。

アベンジャーズは再びチームを結成し、ウルトロンとの激しい戦いを繰り広げることに。新たに登場するキャラクターには、クイックシルバー(ピエトロ・マクシモフ)とスカーレット・ウィッチ(ワンダ・マクシモフ)がいます。

3. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)


「インフィニティ・ウォー」では、サノスという強大な敵が登場し、彼が宇宙のバランスを取るために「インフィニティ・ストーン」を集め、地球を含む全宇宙を壊滅させようとします。アベンジャーズはもちろん、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやブラックパンサーなど、様々なヒーローたちが集結してサノスに立ち向かいますが、最終的にサノスはインフィニティ・ストーンを集め、指を鳴らすことで宇宙の半分を消し去ってしまいます。


4. **アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)**

「エンドゲーム」は、インフィニティ・ウォーの続編として、サノスによって消失した仲間たちを取り戻すため、アベンジャーズが再集結する物語です。ヒーローたちは過去にタイムトラベルし、インフィニティ・ストーンを集めてサノスに立ち向かいます。

最終決戦では、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、主要なキャラクターたちの運命が描かれ、MCUの一大クライマックスを迎えます。この映画は、アベンジャーズシリーズの集大成であり、ファンにとって非常に感動的な作品となりました。

5. アベンジャーズ後のMCU(2020年代)


「エンドゲーム」の後、アベンジャーズは一時的に解散しますが、MCUは新たなヒーローや物語を展開していきます。新しいキャラクターやチームが登場し、アベンジャーズの精神は引き継がれています。たとえば、テレビシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」や「ロキ」、映画「シャング・チー」などが公開され、次の段階へと物語が進んでいます。

アベンジャーズシリーズの特徴

- **ヒーローたちの共闘**:個々のヒーローが自分の力で戦うだけでなく、仲間との協力や成長が物語の中心となっています。

- **広がるMCUの世界観**:アベンジャーズシリーズはMCUの基盤を作り、他の映画やテレビシリーズとつながりを持ちながら、ますます広がっていきました。

- **感動的なストーリーテリング**:キャラクターの成長、友情、犠牲など、深いテーマが描かれており、観客に強い感動を与えました。

ネタバレとレビュー

インフィニティウォーは悪くなかった。

長い時間かけてアベンジャーズたちを集めて、サノスの石集めを邪魔するも6つ揃えられて指パッチンだ。

ヒーローたちは手下以下の力しかなく、絶望的な話だった。

人口の半分を減らして、仲間も消えるバットエンドはこれが初ではないだろうか。

それに比べるとエンドゲームはひどい。

元の世界線のサノスは仕事終わって、リタイア生活を始めておりキャプテンマーベルの無双で首を切られてしまう。

最強のヴィランが開始20分でいなくなるのだ。

そこから5年。変わってしまった世界を受けいれるもの、受けいれられないもの。壊れてしまうもの。

さまざまだったが、結局スタークがタイムマシンを開発してしまう。

この辺りから無茶苦茶で、アベンジャーズ一作目の世界や5年前に戻り「その時点での石」を集めて回る。

しかしネビュラが違う時間軸の記憶も共有してしまい、サノスは未来にやってくる。

指パッチンのキャンセルによって戻ったアベンジャーズたちのアッセンブルと、サノス軍で最終決戦。

急に現れたチートのキャプテンマーベルが大暴れ。スタークは石を取り返しサノス軍を消すための指パッチン。

スタークとブラックウィドウ以外が生き残るエンドを掴むことができた。

エンドゲームのタイムマシンはひどいと思った。しかし、タイムリープや粒子世界の話は後の映画に影響与えたのは間違いない。

そして、キャプテンマーベルだ。完全な後付けでサノスを追い込む要員として連れてこられた感じ。アベンジャーズの誰よりも強いし、彼女を見たフューリが作ったのがアベンジャーズらしい。

何をやってたんだという話。


サノスは完全なヴィランなのか?

後の作品であるエターナルズで、サノスの行動への印象が変わる。

サノスが人口半減を目指していた理由が、人口のパワーを利用したセレスティアルズの出現を銀河中で阻止するためだったという説が成り立つ。

人口を半分にすることで、銀河を救っていたのだと。

銀河の消滅か半分の削除かを選んでの行動だったのかもしれない。

ただこの「エターナルズ」は映画がど滑りしたから、正史に入れられるのか怪しい。

アベンジャーズのヒーローたちは新入りが増えていくが、全員集合モノがエンドゲームで終わってるのは分かる。

ほとんどが新しいヒーローのアベンジャーズは、果たして続ける意味があるのか。

でも儲かってたから続けたいようだ。アベンジャーズフリークたちも飽きているようで、興行収入は落ちている。

終わっていればよかったのに、続けた結果だろう。

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