見出し画像

物理重問シリーズ 2023復習編 問題11~15

2024年度東大入試(物理)に立ち向かう受験生の皆さま、こんにちは。
2023年8月9日(水曜日)、本日も私との楽しい触れ合いのお時間がやってまいりました。おかげさまで本日で1132日連続投稿となりました。


当記事はmitty note「物理重問シリーズ」の復習編となります。

2023年3月から8月にかけての6か月間にわたる通期講座(毎日講座)「物理重問シリーズ」で学んだ重要論点をざっと拾っていけるように、物理重問シリーズの各記事の最後のまとめの部分、すなわち
《今回の演習を通して学んで頂きたいポイント及びアクションプラン》
の部分を抜き出して大問ごとに提示していきます。
「そういえばそんな論点あったよなぁ」と思い返しながら目を通して頂ければよい復習になると思います。

復習はモチベを保つことが難しくて一人ではなかなかうまく進めることができないものです。当シリーズ復習編を重問の復習のペースメーカーとしてご活用いただければ幸いです。

🌟 これから物理重問シリーズを受講しようと考えていらっしゃる方への宣伝も兼ねていますので、復習編は一般公開(無償記事)とします。



【物理重問シリーズ 2023復習編】

《問題11》

《今回の演習を通して学んで頂きたいポイント及びアクションプラン》
① 質量と重さの違いを教科書/参考書で確認しておく。
② 静止摩擦力の向きが不明のときは正の向きを決めて符号込みでfとおく。
③ すべらない条件は「静止摩擦力の大きさ≦最大摩擦力」。(🌟 等号を入れるのが受験定説です)


《問題12》

《今回の演習を通して学んで頂きたいポイント及びアクションプラン》
① 力のつり合いの式は「正の向きの力の大きさ=負の向きの力の大きさ」の流儀で立てるとよい。
② 物理では数学的同値であればすべて満点頂けるので式の整理に必要以上に神経質になる必要はない。
③ 運動方程式で加速度0の特別な場合が力のつり合いの式。
④ 謙虚に、愛を持ち、正しく生きる。


《問題13》

《今回の演習を通して学んで頂きたいポイント及びアクションプラン》
① 剛体のつり合いの問題では「力のつり合いの式」と「力のモーメントのつり合いの式」を立てて連立させるのが基本。
② 力のつり合いの式と同様、力のモーメントのつり合いの式も「反時計まわりの力のモーメントの大きさ=時計まわりの力のモーメントの大きさ」の流儀で立てるとよい。
③ 力のモーメントのつり合いの式を立てるにあたって回転軸の選び方は任意であるが、うまく選ぶと計算が簡単になって便宜。


《問題14》

《今回の演習を通して学んで頂きたいポイント及びアクションプラン》
① 剛体のつり合いの問題では「力のつり合いの式」と「力のモーメントのつり合いの式」を立てて連立させるのが基本。
② 力のモーメントのつり合いの式を立てるにあたって回転軸の選び方は任意であるが、うまく選ぶと計算が簡単になって便宜。
③ 力のモーメントを求める方法は「うでの長さを考える方法」と「力を分解して考える方法」の2通りがある。(🌟 問題に応じて臨機応変に便宜なほうを選べばよいですが、初学者で悩むくらいなら「うでの長さを考える方法」をおすすめしておきます)
④「パターン!」とか言って一つの考え方や見方に固執しない。(🌟 そういう頭を固くするような勉強をしているとSND😎師に怒られます!)
⑤ すべらない条件は「静止摩擦力の大きさ≦最大摩擦力」。(🌟 等号を入れるのが受験定説です)
⑥ 混乱しないのであれば前問で使った文字をあらためておきなおして使ってもよい。


《問題15》

《今回の演習を通して学んで頂きたいポイント及びアクションプラン》
① 剛体のつり合いの問題では「力のつり合いの式」と「力のモーメントのつり合いの式」を立てて連立させるのが基本。
② 力のつり合いの式は「正の向きの力の大きさ=負の向きの力の大きさ」の流儀で立てるとよい。
③ 力のモーメントのつり合いの式は「反時計まわりの力のモーメントの大きさ=時計まわりの力のモーメントの大きさ」の流儀で立てるとよい。
④ 力のモーメントを求める方法は「うでの長さを考える方法」と「力を分解して考える方法」の2通りがある。(🌟 問題に応じて臨機応変に便宜なほうを選べばよいですが、初学者で悩むくらいなら「うでの長さを考える方法」をおすすめします)
⑤「パターン!」とか言って一つの考え方や見方に固執しない。



【物理重問シリーズの受講を希望される方へ】

2023年3月から8月にわたる毎日講座「物理重問シリーズ」は先日無事に終了しましたのでアーカイブとして分野ごとにまとめた講座に再編しました。

アーカイブといってもこれまでと同様、質問相談などの対応も行いますのでどうぞご安心ください。

<物理重問シリーズの概要>
・重問の全問題(156題)に対して私の東大形式のオリジナル解答例を提示
・別解や重要論点なども補足資料で提示
・設問ごとに私のコメントあり(たまに雑談コーナーとかもあります…)
・分からないところは私に質問相談が可能

レジュメ教材(オリジナル解答例/補足資料)はPDFファイルとして提供します。全部で約500ページの大ボリュームです。印刷してコクヨフラットファイル(またはコクヨチューブファイル)に綴じ込んで製本してください。

参考:物理重問シリーズのレジュメ教材の見本
<重問37>

オリジナル解答例
補足資料

<重問89>

オリジナル解答例
補足資料

<重問140>

オリジナル解答例

🌟 原則として高校物理の範囲内で解くようにはしていますが、必要に応じて微積も適宜使います。


受講を希望される方は以下のページをご覧いただいたうえでメンバーシップ「物理重問シリーズ」へご参加ください。



【お問い合わせ先】

ご不明な点やご参加前に相談したいことなどございましたらご遠慮なくお問い合わせください。

noteの「クリエイターへのお問い合わせ」
https://note.com/mitty77777/message

または
Blogの「お問い合わせページ」
https://mitty77777.blogspot.com/p/contact.html



📧 クリエイターへのお問い合わせ 📧
https://note.com/mitty77777/message

📔 note 📔
https://note.com/mitty77777

🐦 Twitter 🐦
https://twitter.com/mitty77777

🖊️ Blog 🖊️
https://mitty77777.blogspot.com

🌙 サポートもお待ちしています 🌙

いいなと思ったら応援しよう!

mitty, Ph.D.
いただいたサポートはmitty noteの運営費用として大切に使わせていただきます。