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東大物理過去問演習シリーズ 青本40年分を完走して

2023年度東大入試(物理)に立ち向かう受験生の皆さま、こんにちは。
2022年7月10日(日)、本日も私との楽しい触れ合いのお時間がやってまいりました。

2022年3月5日(土)にスタートした今年度の目玉企画『東大物理過去問演習シリーズ』。ようやく昨日、青本に掲載されている東大物理40年分127題を無事に完走することができました🏃。当シリーズにリアルタイムでご参加された皆さま、この4か月半の間、毎日本当にお疲れ様でした!

というわけで、今回は当シリーズの総まとめとして東大物理過去問レビューの回といたします。

青本(上)(下)に掲載されている東大物理40年分127題を完走。
1日1題のペースで1日も休むことなく毎日楽しい(?)記事を皆さまにお届けすることができました。


以下のPDFファイルは完走履歴ともなります「目次ページ」です。
当シリーズで提供しております教材PDF(私のオリジナル解答例や補足資料など。全部で372ページ。)は各自で印刷してコクヨフラットファイルに綴じ込んで製本していただく仕様となっておりますが、そのコクヨフラットファイルの先頭につけるのがこの目次ページです。
🌟 入試問題10年分でコクヨフラットファイル1冊となる仕様です(全4冊)。


ご参加いただきました皆さまと親御さまに感謝

当シリーズを完走することが出来たのは私のnoteオンライン指導シリーズ(通称:mitty note)をご愛用くださっている(東大)受験生の皆さま、そしてご理解を頂きご支援くださっている親御さまのおけげです。
本当にありがとうございます🙇。
皆さまのご期待に沿えるよう、私もこの4か月半の間、責任をもって毎日全力で取り組んでまいりました。
当シリーズが来年2023年度の東大物理で†本当に分かっている人†を達成する一助となれば幸いです。


東大物理過去問レビュー

1. 東大物理40年分は青本として入手可能

駿台予備学校から出版されている青本(東大入試詳解20年)の上下2冊に1980年度から2019年度に実施された東大入試の物理の問題が40年分(全127題)掲載されています。一般に古い過去問を入手するのは至難の業ですが、東大物理は40年分も容易に入手できます。
🌟 絶版になる前に購入しておきましょう。


2. 東大物理は非常に質が高くて最高の学習素材となりうる

東大物理40年分を全て解いて徹底検討し、オリジナル解答例の提示&解説&質問対応&答案添削指導をしてきた私の率直な所感がこれです。
東大物理は非常に質が高く、1題の演習をするたびに重要論点を拾うことができ、非常に多くの学びを得ることができます。東大物理は最高の学習素材となりえます。
東大物理の過去問は試験直前期まで「大事にとっておく」類いのものではありません。早い時期から着手し、演習を通して多くの学びを得ていく使い方が効果的と考えます。


3. 試験対策は過去問に始まり過去問に終わる

試験であるからには重要論点が問われるに決まっています。そして毎年お決まりの論点が問われていることもまた事実です。高校物理の重要論点なんて高々有限で決まっているので、これは当然の帰結ともいえます。
試験対策として過去問演習は非常に重要です。手の内を見せてくれているようなものです。過去問を(しかも数十年分も)見れば試験で問われる論点が何なのかが分かります。
試験対策は過去問に始まり過去問に終わるというのは世の常識です。


4 . 東大物理は東大受験生以外の受験生にもおすすめ

東大物理の過去問は東大受験生以外の受験生(特に旧帝大をはじめとした難関国公立大の受験生)にもおすすめです。1題の演習で多くの学びを得ることができて学習効率が高いからです。そしてなによりも、東大で出題されたテーマが後年になって東大以外の大学(特に旧帝大をはじめとした難関国公立大)で出題されることも多いです。他大学の作題者は東大物理の過去問を明らかに参考にしています。


5. 東大物理の過去問の効果的な演習方法

似たようなことを「物理難系シリーズ」のレビューでも書きましたが、重要なことなのでこちらでも改めて書いておきます。

東大物理は非常に質が高く、1題の演習を通して多くの学びを得ることができる最高の学習素材です。せっかくそのような最高の学習素材を目の前にしているのですから、それなりの指導者と一緒に解き進めて1題1題から学びを得ていくほうが1題の演習を通して得られるものは大きいはずです。

独学ですと1題解いたらそれで終わりでそれ以上のものは得られません(というか問題を解く“作業”で終わりがち)ですが、指導者と一緒に解き進めれば指導者の解答例や考え方などから新たな学びを得ることができます。1題の演習を通して指導者から何か一つでも新たな学びを得ることができれば大きな収穫です。
演習の機会を問題を解く作業で終わっていてはもったいないですし意味がありません。その1題を通して何を学ぶかが重要なのです。

近年は個別指導塾なるものが流行っています。東大物理の過去問を個別指導塾の講師と一緒に解いていくのは効果的でしょう。
個別指導塾はいろいろあるようですが、
・ 毎回講師が変わる
・ 講師1人 対 生徒n人 (n:2以上の整数)
の個別指導塾はダメ
🙅です。
また、場当たり的な指導する個別指導塾(≒講師が事前に問題を解いてきてくれずにその場で生徒と一緒に考え込んで時間を浪費する個別指導塾)もダメ🙅です。
指導前に講師自身がきちんと問題を解いて深く検討を行い指導時には講師が自身の解答例を提示しつつ指導をしてくれる個別指導塾を選ぶようにしましょう。
そのような優良な個別指導塾は指導料はそれなりにすると思いますが(月額5万円~10万円以上?)、結局は何もしてくれないいい加減な個別指導塾に月額3万円~5万円も支払うくらいなら、値は張ってもちゃんとした個別指導塾に通ったほうがいいです。
お金は取り返しがつきますが人生の時間は取り返しがつかないからです。

あるいは宣伝となってしまいますが、もしよろしければ当シリーズも選択肢の一つとしてご検討頂ければ幸いです。全問題に対して私のオリジナル解答例を提示したうえで解説コメントをつけています。私と一緒に東大物理の過去問を楽しく解き進めていくことができる講座です。ご希望の方には答案添削もしております。


6. まとめ

① 東大物理は非常に質が高くて最高の学習素材となりうる。
② 試験対策は過去問に始まり過去問に終わる。

③ 東大物理は東大受験生以外の受験生(特に旧帝大をはじめとした難関国公立大の受験生)にもおすすめできる。
④ 東大物理は信頼できる指導者と一緒に解き進めていくと1題から学べるものが多い。
⑤ 個別指導塾は優秀な指導者に徹底指導してもらえるところを選ぶ。(家庭教師も同様です)



今回の記事は以上となります。
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このたびは当記事をご覧頂きまして誠にありがとうございました。


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