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ホームシック衛星2024

※話す上で2024/02/12の『ホームシック衛星2024』のセットリスト内容を含みますので閲覧にはご注意ください。

と、言うわけで昨日の続きです。

最初にも書いてあるけどセトリのネタバレがありますのでご注意くだされ!

『ホームシック衛星2024』

連日のSNSで情報などを追っていた皆様はどうでした?

実際に行った人たちは楽しめましたか?

楽しめたに決まってますね、はい。

エグかったですねぇ〜マジで。

前回のnoteでも書いた通り、今回の『ホームシック衛星2024』は16年前(2008)に開催された『ホームシック衛星』のリバイバルツアーとなっています。

だからライブの情報解禁があった時に「えっっっ!?な…なに!?どゆこと!?昔のツアータイトル付けてるってことは昔の曲をたくさんやってくれるのかな!?そういうことなの!?ねぇ、そこんところどうなのかなぁぁぁぁあ!?」とSNSでお祭り騒ぎでした。

彼らがなぜこのタイミングでリバイバルツアーをやるのかという理由に関しては省かせていただきますので、気になった方は下記のURLから「長いという感想以外は持たないかもしれない(本人談)」文章が載ってますのでそちらをチェックしてみてください。

ちなみに、リンク先の一番下に載ってるブックレット『星の鳥』
がとても良いので、興味を持った方は是非そちらも併せてお読みください。

と言うわけで、やります、やりました、やってくれやがりました→「昔の曲」!!!!!

何度も言うけどこっから先は2024/02/12「神奈川県 Kアリーナ横浜 2日目」のセトリネタバレがあるので気をつけて!(全曲話すと言うより思い出深かったやつを書きます!)

ベースとしては2007年発売のアルバム『orbital period』を引っ提げたライブツアー『ホームシック衛星』を彷彿とさせる楽曲が多いです。

まずは『メーデー』からの『才能人応援歌』からの『ラフ・メイカー』からの『アルエ』

はい先生もう疲れました。

なにこの名曲ヤンキーたち、マジでしんどいんだけど(褒めてます)。

断言します。

学生の頃にBUMP OF CHICKEN(以下バンプ)にハマった男たちはもれなく好きな曲ばかりです。

新垣結衣と本田翼と石原さとみくらいみんな好きです。

『アルエ』を知った時点で「あの曲ってエヴァの綾波レイをイメージした曲らしいぜぇ〜ぐへへぇ〜」と言う雑学をバンプ初心者な友達にクソオタ顔で話すところまでがセットで好きです。

『ラフ・メイカー』なんてもんはもう本当に最高です。
ヤンキーぶってるけど、家は貧乏で、兄妹がたくさんいて、少しでも母親の負担が減るように早朝から新聞配達のアルバイトをしながら、弟妹たちのご飯を作ってあげるタイプのヤンキーです。
たまに窓ガラスを割ることもあるけれど、隣の席の子がいじめに遭っててそれから守るためにわざと割ってるタイプです。これで隣の席の子が自分のそばにいる限りはいじめられなくなることでしょう。めっちゃいいやつやん『ラフメイカー』知らんけど。

もう何が言いたいって上記の流れがヤバすぎるって話です。

その次には『ハンマーソングと痛みの塔』が来ます。

この子もとてもいい子です。

(なんか先生とか自分で言い出したら引っ込みつかなくなっちゃったのでこのまま先生キャラで行きます)

こいつは基本的にクラスの中ではムードメーカーなのですが、その明るさとは裏腹に「自分はピエロなのでは無いだろうか?」と言う悩みを抱えた思春期くんでもあります。
話せば話すほど、興味深くて、だけど周りからは表面上のひょうきんなところばかりが目立ってしまう奴なのです。
ただこいつの興味深く真面目な部分は、必ず誰かの心に寄り添うことができます。
『ドラえもん』のしずかちゃんのパパが言ってた「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人間」というのは『ハンマーソングと痛みの塔』のことを言うのでしょう。

そして『花の名』は言わずと知れた名作『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌だった曲です。
この曲、個人的には普通のセットリストで聴いたのが久しぶりでした。

普通に聞くのももちろん最高なのですが、ボーカルの藤原基央(以下、藤くん)らしさが爆発するのはオーラス(千秋楽公演)時のトリプルアンコールだと勝手に思ってます。
いや、ちゃんと言っておくけど、今あなたが聴いた『花の名』が一番最高だよ?あくまでも個人的な話をさせていただくとそう思う、だけです。
だっていつだって藤くんは本気だもんな?

もともと、歌詞や歌い方を変えて歌ったりすることの多い藤くんだが『花の名』においては本当にたくさんの顔を持っている楽曲だ。

リンクも貼っておくのでApple Musicユーザーは聴き比べてみてください🙇‍♂️

原曲

ライブバージョン

もちろん今回歌ってくれた『花の名』も最高だった。

こういうな、しっとりとした曲でもしっかりとライブ映えするねんな、と僕の中のアンミカさんが諭してくれてます。

僕「じゃあ次行ってもいいですか?アンミカさん」

アンミカさん「ええで」

僕「ありがとうございます」

いやぁ個人的に最高だったのは、もうね、これなのよ。

『飴玉の唄』

あのね、これはやばい。

…さすがに語彙がないか。

言い換えますね。

…ヤヴァイ。

マヂ、ヤヴァイ兵長。

ふざけ過ぎましたね。

この曲はねぇ。
すごい思い入れがあるんですよ。

別に過去の恋とか、そういうんじゃないです。

なんか、ずっと自分を支えてくれてるかのような、そんな曲なんです。
ひとりぼっちな時、浸りたい時、試験の時、眠れない時、ずっと聴いていました。

いつか死ぬことを考えると寝れなくなる夜、あるじゃないですか?
ないか!?あははははははは!!!!!
そんな君はハッピーヒューマン!!!!!

大切な人が、いつもそばにいてくれたあの人が、いつか消えて、なくなって、忘れられなくて、思い出にしたくなくて、言葉なんていらないから、ずっと一緒にいて欲しくて、いっそのこと死ななければずっといられるの?、死なないならそれはあなたなの?、ということをずっと歌ってる歌です。あれなにこれメンヘラ?ヘラっちゃった?もう一回呼ぶ?ヤヴァイ兵長?どういう状況だ?説明しろ?

でもそんな歌が好きなんですね〜、僕。

というかバンプが好きな時点で多少はみんな暗いんです。

彼らはそういう人間の本質的な部分に触れる曲をたくさん作ってくれているので。

前にバンプのライブグッズでフリスビーを出した時、ベースのCHAMA(金髪)が「ファンのみんなでやってね〜と思って作ったけど、そもそもバンプのファンってそういう感じじゃなかったね笑」って言ったのを思い出しました。

本当にそう。

少なくとも俺はそう。

フリスビー買ったけど。

一回も遊んでないけど。

と、まぁ暗い曲、好きです。

ただ暗いというよりは、バンド曲としてめっちゃかっこいいんです『飴玉の唄』って。

静か〜に始まって、だんだん大きくなって、藤くんの熱量も上がって行って…!

そして、希望的に終わる曲だなぁという印象です。

他の人の話になるけれど、僕の推しの一人である二宮和也さんのソロ曲に『どこにでもある唄。』という曲があるのですが、それも先ほど書いたように、静かな入りから熱量が上がっていくんですよ。

そこが好きな人にはこちらもハマると思うので是非。

で、しっとりパートが終わりまして。

ここからは『東京讃歌』からの『真っ赤な空を見ただろうか』からの『かさぶたぶたぶ』のミドル楽曲タイム。

夕方が似合うこの三曲ではバンドとファンが一つになって、口ずさんだり、手拍子したり、もうね保育園の帰りの会みたいな(そこまで幼稚ではないけれど)感じ。

気持ち的にはカスタネットを叩く平沢唯みたいな感じ。

これ読んでる人『けいおん!』の事知ってるかわからないけど。

そっからの…!

『望遠のマーチ』ドンッ!
『ray』ドドンッ!
『プレゼント』えーーーーっ!?

最近のライブ定番曲2曲からの『プレゼント』ォ!?ええ!?えーーーーっ!?

ONE PIECEなら目が飛び出してますね。

ウソップなら鼻が折れてるし、チョッパーならひづめにヒビが入ります。

ブルックは「骨抜きにされちゃいました…ガイコツなだけに!ヨホホホホホホ!!!!!!」

って言ってました。

すげぇ珍しいんじゃないかと思って調べてみたら前回のツアーではマスト?で歌ってたらしいですね『プレゼント』は。

僕は生のライブでは初めて聴いたのですごい嬉しかったです。

ちなみに僕の後ろの女性は泣いてました。
啜り泣いてたので最初はライブハウスに住まう女性の幽霊かと思いましたが普通に感動で泣いてたんでしょうね、まぁ私すでに死んでるんですけどヨホホホホホホ!!!!!

〜閑話休題〜

まだまだ紹介したい曲もあったけど、文字数と僕の指が限界なので、まとめに入ります。
指紋ツルツルです。

今回のライブを通して感じたのは、当たり前だけど、誰しもが、自分の中の好きな曲を持ってるということをすごく目の当たりにしました。

それはバンプに限らずね、あると思います。

自分にとって大切な曲。

後ろの彼女は『プレゼント』
少年だった君は『アルエ』
眠れない子どもだった僕は『飴玉の唄』

みんなそれぞれに、それぞれの思い出があって、それをあの時間、あの空間で、共有出来たんだなと感じました。

藤くんがライブ中に言ってくれた言葉。

「この会場の大勢の中の1人だなんて思ってんじゃねぇぞ!俺は君に会いに来たんだ!!」的なこと言ってくれてて、なんかもう感無量だった…。

ずっと、そういう音楽を作り続けてくれてますもんね、あなたは、あなたたちというバンドは。

〝その耳だけ目指す唄〟を。

どうぞ、今後もよろしくお願いします。

BUMP OF CHICKEN、最高でした!

ありがとう。
またね。
風邪ひかないようにね。
バイバイ。
おやすみ。

行ってらっしゃい。

以下、お話に出てきたけど貼ってないアルバムのリンク。
※Apple Musicやってない人は変な反映のされ方してるかもしれん、すまん。
※2:セトリの全てを出してるわけではないです。話題に出してないのは抜いてます。

・メーデー
・才能人応援歌
・ハンマーソングと痛みの塔
・花の名
・飴玉の唄
・かさぶたぶたぶ

・ラフ・メイカー
・真っ赤な空を見ただろうか
・東京讃歌
・プレゼント

・ray

・望遠のマーチ

僕が話してる中で、抜けがあったら教えてね!

規制退場後歩いてたらあった。
青とオレンジが綺麗。
終演後5分間だけステージ撮影可能タイム。
美しかったなぁ。
申し込まなかったけど、フォトスポット。
ちなみにグッズは全く買えなかった笑
再販待ってます!

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