晴れてくれ!
少し前の話し、今年の6月頃のある日。 仕事終わり、20時頃、ウチの最寄り駅に着いてスーパーに入って買い物して出てきたら、かつて一緒に仕事をしたスタッフの一人とばったり。 お久しぶりです!と偶然の再会を喜びつつ何故にこんな所で、と訊けば、 「東宝撮影所でNetflixのドラマ撮影で」と。 時が経ち8月頃のある日。 かつて僕の映画に出てくれた俳優と一献。 「こないだ東宝撮影所に行ったらもの凄い巨大なセットに、日本中のスター集めたんじゃないかというくらいのキャストが集まっていた」
「金鳥の夏 ニッポンの夏」 最近このCM見ませんな。 日々ロケハンの夏継続中。 ロケハンでこんなに体力消耗するなんて。 コンビニがほとんどない山間部、自販機の水分補給が生命線。 宿で水筒に入れた水などあっちゅう間になくなる。 ランチが14:30で終了する店が多いので「吉野家」と「すき家」が生命線。 画像は蓮根畑に咲くハスの花。 こんなところです。 某巨匠がこの猛暑の中、都内近郊で新作撮影中と聞いた。 こっちはロケハンで電池切れ。 体力も巨匠の条件なのである。 #夏
#夏の写真 DJI RS3 MINIを購入。 来るある祭りのロケに備えて、徳島県吉野川市のひまわり畑でテスト撮影。 全然ダメだ。 機材のせいではない。 使いこなせないのだ。 あと炎天下、操作画面が老眼で見えない。 一旦撤退、再度YouTubeで学習し直す。 #この夏にやりたいこと なんでRONINを買ってまで使いたくなったかというと、この↓動画を撮った萬川さんのテクニックを目の当たりにしたから。 「何かの手順を覚えて使いこなす」ことのスピードが年々下がっているの
いやー映画の認知度が高くなったんだなと実感。 「おおっ映画と同じだ」なんて言って貰えて素直に嬉しい。 #文春オンライン 映画のロケ地になったレストランも紹介されていて、 ↓ここ リアルなフィリピン料理が安価で食べられる。 フィリピン料理初心者にはお勧めです。 映画はまだまだ公開中!
ここのところ毎週末「フィリピンパブ嬢の社会学」関連イベントであちこち出張していたのがひと段落して、久しぶりの何もない土曜日。 懸案だった大森一樹監督の墓参に。 スタッフから聞いていたその区画はなかなかの高台。 同じ県内に住んでいながら亡くなって一年半も訪れなかった非礼を詫び、 コンビニで買ったバーボンのミニボトルを開封。 大森さんはいつもエズラブルックスを飲んでいたが、ジムビームで勘弁してもらう。 一杯やって貰うつもりでお墓に供える。 いつものバーで「あれみたか?」と公開
壮大な無駄遣いか、心の宿痾の克服か。 阿呆なものを買ってしまった。 ↓これ イーストウッド監督・主演「ガントレット」 公開は1977年。僕中二。 IMDbでは星6.4だが当時中二の駆け出し映画ファンの僕でもこの映画の構成のユルさには首をひねる思いだった。 ラストのバス銃撃は無駄としか言いようがない。タイヤを撃てば済む話である。 が、それでも時々今でもBlu-rayで見直すのは、所々散りばめられたイーストウッドの映画演出センスに抗い難く惹かれるからだ。 冒頭の、朝焼けの
昨日の私のnoteの投稿について 水道橋博士さんからXの方にお返事があった。 こうなると気になって仕方がないので大雨の今日、外出を諦めて蔵書を漁ったがやはり見つからなかった。 2002年刊、映画芸術の「総力特集 相米慎二」にもそれはなかった。 幻の制作日誌。 キューブリックの「博士の異常な愛情」(1964)の正確なタイトルは、 そう、心配するのを止めよう。それがあの映画「太陽を盗んだ男」への愛。 案外当時制作進行の黒沢清さんがきちんと日誌をつけていたりしているのかも。
月刊イメージフォーラム1980年6月発刊 創刊準備号 Dear 水道橋博士様 お探しの「太陽を盗んだ男」制作日誌なるものはこの雑誌に載っている長谷川和彦監督と川喜田和子さんの対談形式による「製作と配給の現場から」ではないでしょうか。 相米慎二氏によるものではないですが、長谷川氏ご本人によるかなり詳らかな撮影状況とポストプロダクションの攻防が語られています。 直接相米氏の名前は出ていませんが、助監督とのやり取りも生々しく語られています。 博士さんのご記憶と完全に一致するも
「儲かりまっか」「ぼちぼちでんな」 フィリピン出身のルビー・モレノさんの出世作、崔洋一監督「月はどっちに出ている」(1993)を、この「フィリピンパブ嬢の社会学」の撮影に入る前に再見した。 何も畏敬する故崔洋一監督を越えようとかそういう事ではなく、在留外国人と日本人を対等に描くこと、彼ら彼女らのバイタリティと明るさを全面に押し出すこと。 そういったファクターを再確認したかった。 当時「月はどっちに出ている」は制作も配給も及び腰で、なかなか実現しなかったのは我が「フィリピ
最新作「フィリピンパブ嬢の社会学」11月10日愛知県先行公開から6週突破となりました。 公開中のミッドランドシネマ名古屋空港ではクリスマスカードをプレゼント 東京公開は2024年2月17にち(土)から新宿K's cinemaでスタート
明日から愛知県先行公開「フィリピンパブ嬢の社会学」製作の顛末が「文藝春秋」12月号にて、原作者中島弘象さんの筆で綴られています。 紙版は11月10日発売、私は明日名古屋に向かいます。 11日、12日と舞台挨拶をさせて頂きます、11日の分は残席僅少の様です。 12日はまだ余裕がある様です。 皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。
私の最新作「フィリピンパプ嬢の社会学」の愛知県先行公開まであと10日となりました。 シネナゴヤさんに私と前田航基、一宮レイゼルのかなり長めのインタビューが掲載されました。 公開日11月10日(金) ミッドランドシネマ名古屋空港 ミッドランドスクエアシネマ2 中川シネマワールド 翌11日(土)には2館で舞台挨拶をさせて頂きます ミッドランドシネマ名古屋空港では10:40の回上映終了後 ミッドランドスクエアシネマ2では13:30の回上映終了後 です。登壇者は前田航基(中
最新作「フィリピンパブ嬢の社会学」愛知県先行公開が11月10日(金)からとなった。 愛知県ご当地限定版のポスターがこの上のXのやつ。 正直、モリモリで英語タイトルなんか勝手に変えられていてなんともなのだが、一週前の11月3日から「ゴジラ1.0」が全国公開。 制作費も宣伝費も象とアリくらいの格差(ウチがアリです)なので名古屋2館ではご当地感をプッシュして「これくらいしないと目立たない」らしい。 去年の「あしやのきゅうしょく」の時はご当地上映は京阪神3館だったけど神戸のシネコン
noteに書ける出来事がなくて間が空いたが、ようやく。 昨年9月に撮影していてとっくに完成していた映画「フィリピンパブ嬢の社会学」の愛知県先行公開が決まった。 なんでこんなにも遅れたかというと、昨年文化庁が出したコロナ対策補助金で映画の製作本数が急に増えたから。 それらの作品を2023年度内に封切ることが補助金交付の条件になっているので、いま全国の劇場は公開待ちの大渋滞なのだ。 ちなみに「フィリピンパブ‥」はそちらからは一円も貰っていない。 とまれ、公開は2023年11
記事のコメントでも書いたけど、原作の登場人物にはそれぞれモデルがいる。 実際に会った人もいるし、恐らく永久に会えない人もいる。 映画では実在の人のキャラクターをカリカチュアライズしたり、男女を入れ替えたりもした。その点は創造であり、創作である。 公開までまだ時間があるのでこれからも情報発信します。ご期待下さい。