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中身がわからない


最近は無くなってしまったイベントが、忘年会でのプレゼント争奪ビンゴ大会だ。ビンゴのカードを手に皆が一つになる感じが私は結構好きだった。ビンゴってあと一つになってからが長いんだよね。リーチになったら「リーチ!」って声出してその場に立つっていうルールがあって、わりと早くに立ったのにリーチだけがどんどん増えて、出て欲しい数字がなかなか出なくて、結局どんどん皆に抜かれていく、みたいな。
ビンゴになったらなったで、今度は景品を選ばなくちゃいけなくて。景品は番号で決まっている年もあれば、触ったり持ち上げたり出来ずに少し遠めから眺めて選ばされたり。

忘年会の幹事に当たったら準備が大変。予算内で人数分の景品を買わなくちゃいけない。でも幹事になった人が、
「人のお金で買い物するのは何のリスクも無くて楽しい」
って言ってた。私からしたら、幹事のセンスが問われるから結構難しいと思う。だから私は幹事をやらなくて正解。もらった人が喜ぶかどうかを考えたり、開封した時に盛り上がれるかどうかを想像したり。そういうことばっか考えてしまうからきっとなかなか買う物が決まらないと思う。

そんな私が、今まででもらった中で心に残っている物を紹介します。

①お米10kg

この年は早く上がれた人から景品が決まってまして、私は3番で上がれてお米をゲットしました。(ちなみに1番あがりの人は空気清浄機でした)持ち帰るには重くて、車で来ていた同僚に職場まで運んでもらいました。最近は内祝とかでカタログをお返しにいただくことが増えましたが、特にこれというものが無ければ大体お米をもらいます。実は現在我が家で食べているお米はまさにカタログでいただいた魚沼産のコシヒカリです。

②暗視双眼鏡

暗視ゴーグルを付けて暗闇を見ると景色全体が緑がかってに見えるじゃないですか。この双眼鏡を覗くとまさにそうなります。結構大きめな物です。この年もわりと早く上がれて、商品を選ぶ際に私は基本大きめの景品を選ぶことにしているのですが、その時一番大きな包みがこれだったんです。中身がわからなくて、幹事さんは「いやぁ、これは石元さんには必要無い物な気がしますよ、他の物の方が良いと思いますよ」と、後から思うに必死に止めてくれてたと思うんですがあまのじゃくな私は「またまたぁ、そんなこと言って、自分がこれ欲しいんじゃないの?」なんて疑ったりして結局それを選んだわけですが‥やっぱり私には必要の無い物でした。ただ何人かの同僚はどんな物か興味津々のようで、「よかったらお貸ししますよ」と、何ならさしあげてもいいですよと申し出たのですが皆さん一度使ったらもういいかな、みたいな感じで返されて。いまだに我が家にあります。
ちなみにこれで暗闇を見ると結構怖いんです。なんだか“ミエチャイケナイモノ”が見えそうな気がするのです。

③うまい棒30本

この年の幹事さんに事前に「何か欲しい物ありますか?」と聞かれ「湯たんぽ」と答えました。後日その人から「今回の景品の中に湯たんぽありますよ。当ててくださいね」と言われていたので、当日は湯たんぽっぽい包みはどれかな?と密かに物色していました。私のイメージでは箱に入った湯たんぽだったので、ちょうどそれくらいの大きさ(枕くらいの大きさ)の長方形の包みにロックオンしてました。運良くそれをゲット出来たのですが、渡されたら何だか軽い。あれ?間違えたか。ま、仕方ないと思いつつ席に戻って開けてみたら、うまい棒30本が長方形に並べて包装してありました。うまい棒は好きなのでこれはこれで当たりでした。


さっきも言ったように中身が分からない時は大きい物を選ぶことにしています。同じ値段だとしたら小さいほうが高価な物かも、というのも一理ありますが大きい物は大きいだけの価値があるとも思っているので。でもこうして思い出してみると、大きな包みはハズレなのかも。

《追伸》
中身がわからないといえば、先日初めて有料記事を更新しました。先のわからない、中身のわからない記事を購入していただいた方々、本当にありがとうございます。スキの数は少なかったけれど全体ビューはいつもより多いくらいでしたので、途中まででも読んでいただいた方々が沢山いらっしゃったということ、それも嬉しかったです。ありがとうございました。
今回の有料記事は、今年は出来る範囲で新しいことにチャレンジしてみたいと考えていた、その一つでした。不安いっぱいでしたが、今はホッとしています。
これからもみとんの挑戦を見守ってやってください。(もし、あれば、ですが)


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