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私の名前についてのお話。


“石元みとん”はお気付きのようにハンドルネームです。どんなSNSであれ、始めるにあたって自分の名前をどうするか、皆さん絶対一度は悩まれたはず。以前私は韓流俳優さんにハマり、いろんなファンサイトに書き込みをしていた時期がありました。その時のハンドルネームは、本名の一番上の文字と一番下の文字を繋げたものでした。例えば松田聖子なら“まつこ”。これ、私の高校時代の友人のニックネームからヒントをもらいました。彼女は“大○○子”で“おっこ”と呼ばれてたんです。この場合、名前によっておさまりが良い場合とそうではない場合があります。女性なら“子”がつく場合は全般的におさまりが良い気がします。芸能人でよくあるのは、木村拓哉さんが“キムタク”と呼ばれるような、苗字の上の文字と名前の上の文字を合わせるやり方、これもやはりおさまりの良し悪しはあるかと思われます。(松本潤さんのマツジュンは、どちらにも当てはまりますね。)


noteでの自分の名前をどうするかと考えた時、ハンドルネームというよりはペンネームのイメージなものにしたいと思い、苗字+名前にしようと決めました。はて、どうしよう。


名前は可愛いらしいイメージのものが良いなあと思っていて、私の中ではまず“リボン”もしくは“りぼん”が思い浮かびました。ところが娘に相談すると、「JKみたい」と一蹴されまして、確かにちょっと可愛いすぎるかと思い諦めました。そこでふと、台所のある物が目につきました。それは鍋つかみ、“ミトン”です。私は保育園の頃におばあちゃんが編んでくれたミトン(手袋)がお気に入りで、小学校にあがってからも、小さくなってしまったミトンの手袋を無理矢理はめて学校に通っていたことを思い出しました。ミトンの形、親指とそうでない指を入れるところが分かれたあの形、今もやっぱり好きだなって。そういえば以前読んだ小川糸さんの小説『ミ・ト・ン』、物語も可愛いらしかったし、装丁や本に挟んであったミトンのデザイン、それら全てが私の好みだったことも同時に思い出され、名前は“ミトン”に決定しました。


では苗字。ここは本名のままでも良し、あるいは好きな芸能人の苗字を拝借するも良し、いろんなことが想定されます。ミトンと組み合わせて考えるのですが、どうもしっくりこない。そもそもミトンが自分の本名とかけ離れているためか、どれもこれも違和感しかない。はて、どうする。そこでふと思ったのは、私がnoteに初めて投稿しようと用意した記事は、実母が亡くなったときの話だということ、母のことを忘れないためにも、実家の苗字、つまり私の旧姓はどうかなと。それが“石元”です。娘に伝えると、「良いと思う」と言ってくれて、石元ミトン、あるいは石元みとん、字面を見比べて、ミトンは平仮名表記に決めました。(ちなみに“美豚”説もありましたがさすがに自虐すぎるのでやめました。)


こうして石元みとんの誕生です。


この名前、結構皆さんから褒めていただいて。「可愛いお名前だなって思ってました」って、何人もの方から言っていただきました。私の出自と、私の大好きな可愛い物の組み合わせ、今考えてもこれ以上の名前は無かったんじゃないかなって思うのです。ぶっちゃけ気に入ってます。私は“みとんさん”って呼ばれるのが好きだと以前どこかの記事で言ったことがありますが、そんなことを言わなくても皆さん“みとんさん”と呼んでくださるので、嬉しいかぎりです。あと、呼びやすい、入力しやすいっていうところも気に入っています。コメントを書く時に、クリエイターさんのお名前を間違えないように入力するのって、すごく気を使います。中には記号が入ってたりするお名前もあって、あの記号はどうやって出すんだ?って一瞬フリーズしてしまうことも。それぞれが思い入れがあって付けたお名前を間違えるわけにはいかないですから。


読みやすく、入力しやすく、呼びやすい。これからも、石元みとんをよろしくお願いします。



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