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おもちゃの譲り合いでいい気分♪

児童館や公園など、沢山の子どもたちが遊ぶ場所では、順番におもちゃや遊具で遊ぶことがありますよね。

我が子がおもちゃで遊んでいる時に、他の子が来て「それ貸して!」と言われて対応に困ってしまったことはないですか?

皆さん優しいので、相手の子どもや親に気を遣って、我が子に「貸してあげよ!」と促す姿をよく見てきました。

我が子がそれでも気にせずに他のおもちゃで遊ぶのならば問題ないですが、「本当はもっとこのおもちゃで遊びたかった!」と思っている場合もありますよね。その方が多いのではないかなと思います。

相手の子の気持ちも大切ですが、ママが最も大切にするのは我が子の気持ちであってほしいと思います。相手の子にはその子の味方であるママがいるから大丈夫。

他の子が我が子のおもちゃを「貸して!」と言ってきた時、問答無用で貸すのではなく、我が子に「どうする?」と聞いてあげてほしいと思います。

我が子が「まだ遊ぶ!」「貸したくない!」と言ったら、相手の子に「今使っているんだ、ごめんね」「使い終わったら貸すね」と伝える。
我が子が自分で言える年齢ならば、自分でそう言ってごらんと促してみる。断ってもいいんです。

それでも相手の子がすぐ戻ってきて、また何回も聞いてきたりもしますよね。

そうしたらまた「どうする?」と我が子に聞いてあげる。

もちろんずっと同じおもちゃで遊んでいるな、そろそろ貸してあげてもいいんじゃないかな?と思った時は、「ここのおもちゃはみんなのおもちゃだから、順番に遊ぶとみんなが楽しい気持ちになれるんだよ、そろそろ貸してあげる?」と、貸した方がいい理由を教えて、提案してみる。

それで貸せた時には、「貸せたね!」「みんなで使えたね」と認めてあげて。

そしておすすめなのが、貸した後に「あの子喜んでたね!いいことしちゃったね!うふふ♡」と我が子と一緒にいい気分に浸ってみること。

そうすると、「我慢して貸してあげた」というよりも、「貸してあげたら、自分もいい気分だった」「ママと一緒にいい気分になった」という思いの方が強く残って、今まで貸したくない!と言っていたような子でも、自然と「貸してって言われたけど、どうしよっかな」と考えることができるようになっていくと思います。


今まで、同じおもちゃで遊び続けてなかなか貸せなかった子は、上記のように気持ちを聞いて、提案してみても最初はなかなか難しいかもしれません。
我が子が嫌がっていても、貸さないといけなくなる場面もあるかと思います。
そんな時には「これ楽しいよね、でもそろそろ貸してあげよう」と他の子に貸してあげて、その後フォローを。

「遊びたかったね、でも次来たらまた遊べるから大丈夫だよ」と気持ちを共感して、また遊べるんだよと安心感をあたえてあげる。

また、日頃からお家のおもちゃで遊んでいる時に「このおもちゃは〇〇ちゃんのおもちゃだからずっと〇〇ちゃんが遊んでいいんだよ」「児童館のおもちゃはみんなのおもちゃだから順番で遊ぶんだよ」と違いを伝えておくのもスムーズな貸し借りに繋がると思います。


子ども同士のおもちゃの貸し借りは我が子に「どうする?」と気持ちを聞いてみて。


思いやりの気持ちが持てた時には「なんかいいことしちゃったね!うふふ♡」と一緒にいい気分にに浸って、楽しい時間を過ごしちゃいましょう。

読んでいただき、ありがとうございました!




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