我が子を褒めてもらった時の否定しない!コミュニケーション
日本には謙遜の文化がありますよね。
「〇〇ちゃんって本当おりこうさんですよね!」
「いえいえ!家では全然言うこと聞かないんですよ!」
「〇〇ちゃん算数で100点取ったの?すごい!」
「でも他の科目は全然だめなの」
「〇〇君って本当サッカー上手だよね!」
「サッカーばっかりやってさー、勉強もちゃんとしてほしいわ!」
みたいに、我が子を褒めてもらった時に、褒め言葉を受け取らずに謙遜してしまうこと、ありませんか?
また、自分が子どもの頃に親にそうされて、なんだかモヤモヤした経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
親としては悪気なく言ってるだけだったり、「そうなんですー!うちの子すごいんですー!」
と言ったら自慢してるみたいで、相手の手前なかなか言えない。謙遜するのはよくある会話パターンでもあるのかなと思います。
ですが、我が子のこと、否定したくないですよね。幼い頃に親の口から出た自分の否定的な評価はずーんと心に残ってしまったり、親に対する不信感に繋がったり。我が子がいる前では避けたいと思っている方もいらっしゃるのではないかと思います。
それに、親も、たとえ謙遜で言ったのだとしても、「我が子のこと、そんなふうに言いたくなかったな」とモヤモヤが残ることもありますよね。
私もつい謙遜してしまって、後であんな風には言いたくなかったなと心が重くなることがありました。
謙遜してたって、心の中では喜んでいる自分がいませんか?
今日からは褒め言葉はありがたく受け取りましょう!
褒めてもらった時には「ありがとう!嬉しい」と素直な気持ちを伝えればいいですよね。
我が子が側にいる時は「褒めてもらえたね!嬉しいね!」と我が子の気持ちに共感して一緒に喜ぶ。ママもいい気分だし、子どももいい気分。子どもの心にも自信のタネが撒かれることになりますね!
先程の会話だったら、
「〇〇ちゃんって本当、おりこうさんですよね!」
「ありがとうございます!嬉しいね!」
「〇〇ちゃん算数で100点取ったの?すごい!」
「そうなんだよー!勉強頑張ったんだよねー!」
「〇〇君って本当サッカー上手だよね!」
「サッカー大好きみたいで!褒めてもらって良かったね!」
のように、子どもが一緒の場面だったら褒め言葉を受け取りつつ、子どもの気持ちに共感したり、プロセスを認めてあげたりする会話ができたら心地よいですね。
もし子どもがいない場面で、子どものことを褒めてもらった時は「ありがとう!嬉しい!」と受け取った後に、
「〇〇にも言っておくね!絶対喜ぶと思う!」
「いつもいっぱい褒めてくれるよね!本当優しい!」
「いいところ見つけるのすごく上手だよね!」
「なんかそういってもらえるともっと頑張れる!」
などなど、褒め返しをしたり、嬉しい気持ちを伝えたりすると相手も「伝えて良かったなー、またいいところ見つけたら伝えよう!」と 心地よい気分になれるのではないかと思います。
謙遜は必要な時にとっておいて、子どもを褒められた時は、素直な気持ちで、相手の優しさを受け取りたいですね!
読んでいただき、ありがとうございました!