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映画

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コメディ映画を中心に批評しています。
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記事一覧

このスポーツコメディは褒めちぎりたい 『アンクル・ドリュー』

ウェブCMに「ドラマ」という肉を付けて映画化した作品である  2012年5月、ペプシコーラが一…

Mitsuyoshi
1年前

もしもピーター・パンと恋に落ちたら 『ライラ フレンチKISSをあなたと』

デヴィッド・スペードの魅力を紹介するコメディといえる  『ライラ フレンチKISSをあなたと…

Mitsuyoshi
1年前
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小粋な「鏡越しのダンス」にほっこり 『オール・オブ・ミー 突然半身が女に!』

ジキル博士とハイド氏だって同時に登場するわけではないのに  私が『オール・オブ・ミー 突…

Mitsuyoshi
1年前
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恐怖と笑いは表裏一体と言うけれど 『ケーブルガイ』

「ホラーとコメディは表裏一体」を体現した作品かもしれない  しばしば「スリラーコメディ」…

Mitsuyoshi
1年前
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コメディ映画と「グロテスク」の関係 『マーシャル博士の恐竜ランド』

邦題からして軽めのファミリームービーと思われがちだが  1970年代にNBCでオリジナルのテレ…

Mitsuyoshi
1年前
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エキセントリックだけどずっと温かい 『グッド・バーガー』

もともとは子ども向けコメディ番組のコントシリーズだった  「グッド・バーガーへようこそ、…

Mitsuyoshi
1年前
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アダム・サンドラーの「心」を感じる 『リトル★ニッキー』

アダム・サンドラーの例外的「コッテコテ」コント映画だ  アメリカコメディ界の大スター、アダム・サンドラーが主演した『リトル★ニッキー』(00)は、サンドラーとスティーヴン・ブリル監督が初めてタッグを組んだ作品である。この映画に「いつものアダム・サンドラー」はいない。時代の変化(サンドラー本人の加齢)とともに主人公の精神年齢も「成長」していくサンドラー主演作の流れにあって、本作は例外的・番外編的な「コッテコテ」のキャラクターコント映画だ。  『サタデー・ナイト・ライブ』出身