線材工場の被膜工程で安全対策とコストカットのよくばりカイゼン!
今回は、製鉄所の線材工場での用途実例をご紹介します。
とくに被膜工程における消石灰の移送用途で、安全対策とコストカットのよくばりカイゼンができる可能性がありますので、ご担当者の方は必見です。
「被膜工程」の課題
まず、「被膜工程」についてカンタンにご説明します。
素材を最終製品である線材にするには、ダイスで引き延ばす(伸線加工)工程が必要となります。
この工程では金属同士が摩擦するため、摩耗を防ぐために潤滑剤を被膜させる必要があります。
これを、「被膜工程」と呼んでいるのです。
そして、この被膜工程において使用される潤滑材の一つが消石灰です。
しかし、この消石灰は摩耗性が高いため、耐摩耗性の高いスラリーポンプが必要となるのです。
そこで活躍するのが、みつわポンプのシールセルポンプです。
みつわポンプが選ばれる理由
みつわポンプでは、この被膜工程の消石灰移送で多くの実績があります。
それは、みつわポンプのシールセルポンプは2つのよくばりカイゼンができるから。
今回はそのよくばりカイゼン2つをご紹介します。
カイゼン①外部への液漏れが激減して安全性が向上する
消石灰は白色で、もし液漏れがあった場合その存在はとても目立ちます。
さらに、漏れた場所は滑りやすくなってしまうので、非常に危険です。
しかし、みつわポンプはダブルメカニカルシールを採用しているため、漏れがほとんどありません。
その結果、周辺環境が綺麗に保たれ、安全対策にもなります。
カイゼン②シール水が不要でコストカットが可能
みつわポンプは、標準仕様がシール水不要。
つまり、排水処理場の処理量減に貢献できるということです。
具体的には、2~4ℓ/台×24hrの排水がなくなることで、一日あたり2.8~14.4m3の水の節約につながります。
これは排水処理コストの大幅な削減に繋がり、経済的なメリットも大きくなります。
被膜工程を効率化
製鉄所の線材工場における被膜工程は、品質を保つためにとても重要な工程です。
この工程で、安全性の向上とコストカットができれば、工場の効率化に貢献できます。
被膜工程で消石灰移送用途がある方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
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