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打倒!ポンプのメンテスパイラル
産業廃棄物処理場では、日々さまざまな液体が持ち込まれ、環境保全のために処理されています。
たくさんの種類の液体があるということは、その分、これらの液体を運ぶポンプもたくさん必要です。
今回は、このように多くのポンプを管理している現場で起きる問題とその解消法をご紹介します。
ポンプが多いと起きるメンテスパイラル
一般的な産業廃棄物処理(中間処理)は、下のようなフローになっています。
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この図の「P」はすべてポンプ。
このようにいくつも使われているので、ポンプを管理する工務の方は、日々メンテナンスに追われています。
これだけ多くのポンプを使っていると、毎週のようにポンプをメンテナンスしているメンテナンススパイラルにおちいっている工場もあるほど。
工務の方の仕事はポンプの整備だけではないので、ポンプばかりに時間をとられることは大きな問題です。
BPOでメンテスパイラルを軽減
通常のポンプは、メンテナンスをするときに吸い込み側の配管や吐出側の配管を外す必要があります。
これには、フランジの取り外し作業や配管を支えておく作業等々、どうしても一度のメンテナンスにかかる時間が多くなってしまいます。
つまりこれが、メンテナンススパイラルの原因のひとつ。
そこで活躍するのが、みつわポンプの「シールセルポンプ」。
このポンプは、このメンテナンススパイラルを断ち切れるかもしれない構造を持っています。
それが、BPO(バックプルアウト)。
BPOとは、配管をつなげたまま、メンテナンス頻度の高いメカニカルシールやベアリングなどの修理ができる構造のこと。
配管を触る必要がないので、その分、メンテナンス時間が短縮できるということです。
場合によってはメンテナンス時間が半減することもあるので、メンテナンス時間を大幅に圧縮できる構造なんです。
ひとつひとつもさることながら、これだけ多くのポンプのメンテナンス時間が短縮されたら・・・ポンプのダウンタイムが大幅に削減されて、工務の方の仕事効率を大幅にアップさせることができます。
ポンプ管理が大変ならご相談ください
今回のメンテスパイラルの軽減は、産業廃棄物処理場以外でも当てはまります。
「たくさんのポンプを使っていて毎週のようにポンプを触っている」「ポンプが多くて管理が大変」という方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
▼メンテスパイラルを軽減するBPO方式のポンプ▼