アルミ製造で一石二鳥のカイゼン!メンテナンスコストとランニングコスト削減ができる!?
今回は、アルミ製造メーカーでメンテナンスコストとランニングコスト両方を削減することができたみつわポンプの実績についてご紹介します。
アルミ(アルミニウム)の製造では、その成形工程で出るアルミの削りカスが混じる排水が出てきます。
ここでよくあるのが、塩化マグネシウムとアルミスラリーの混合液。
液温が高く腐食性も高いので、設備担当者にとっては悩みのタネになる液体です。
アルミメーカーの2つの課題
あるアルミ製造メーカーでは、この混合液を中継タンクへ送る工程で、ゴムライニング製のポンプを使用していました。
でも、このクセの強い液体は、一筋縄ではいきません。
長年、以下2つの課題があったのです。
6ヶ月も経たないうちにケーシング(ゴムライニング製)が破損してしまうこと→メンテナンスコスト増
軸封部の外部注水仕様による注水トラブルも頻繁に発生すること→ランニングコスト増
これら長年の課題解決したのが、みつわポンプのクローバーポンプでした。
クローバーポンプに替えることによって、ポンプの寿命が大幅に長くなり、約2年間破損なく稼働させることができたのです。
メンテナンスコストを削減
クローバーポンプはもともとゴムライニング製をメインとしながらも、接液部の一部に耐摩耗性の高い高クロム鋳鉄製を採用したラインアップ(1COM)もあります。
今回のように「ゴムライニングでは破損してしまう」という用途では、この高クロム鋳鉄製のタイプ(1COM)を採用することがあります(ケーシング部分はゴムライニングです)。
今回65〜最高90℃という高温で、さらにpH9、比重1.25kg/ℓという厳しい条件でしたが、この一部高クロム鋳鉄を採用したタイプ(1COM)を採用し、高い耐久性が発揮できました。
実際に2年経過したポンプを内部点検した画像を下記にご紹介します。
見ての通り、まったく問題ありませんでした。
このようにポンプ寿命が延びることで、メンテナンスコストを削減することができたわけです。
ランニングコストを削減
さらにこのクローバーポンプは、ダブルメカニカルシールの無注水設計により、外部注水が不要です。
これによりポンプ自体の寿命だけでなく注水トラブルも解消され、外部注水で出る廃液量も不要、注水ポンプの電気も不要になってランニングコストが削減できました。
コスト削減ならみつわポンプ
アルミ製造メーカーでこのようなお悩みがある方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
もしかすると、あなたの設備のコスト削減にご協力できるかもしれません。
▼ゴムライニングと高クロムのハイブリッドポンプ▼