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飲食店のターゲティング3選

こんばんは。さいごうです。

今日もポスティングに行ってきました♪
コツコツ・・・と認知活動をしてますが、
もちろんそのチラシもしっかりと
ターゲティングしていることは
昨日書かせていただきました。

田舎の小さな飲食店だって
”ターゲットをしっかり決める” ことが
重要な理由は、今週末のFacebook LIVEでも
お話しさせていただく予定ですが、
今日はそのターゲットの決め方について
お伝えしていきたいと思います。

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よく聞くターゲットというと、

年齢・性別・住んでる地域・年収・家族構成

こんなところを思い浮かべる方が多いと思います。
確かにこれも間違えではありません。
これがわからないと、チラシを配る時、
ネットで広告を配信する時などで
無駄なお金をたくさんかけてしまうことになりますもんね。

ですが、もっと大切なことが実はあります。
それは、それらの属性のターゲットが、
どんな感情、ニーズ、悩みなどを持っているから、
自身の商品やサービスが最適なんです!

を伝えられなければ、そもそも興味を持ってもらえない。
ということです。

また、同じようなことを叶えられる商品は
他にもたくさんあるかもしれません。
その辺りもリサーチしていなければ、
お客さんの心をガッチリ掴むことはできませんよね?

と、いうことで、
これらのことを踏まえたターゲティング
(ターゲット選定の方法)をご紹介します!



1、お客の悩みから考える
まずは上記したお客様のお悩みから
ターゲットを決めていく方法です。

飲食店のお客さんなんて悩みで
商品を決めることなんてあるのか?
美味しい料理を出せるかどうかだろ?
と思われる方が多いと思いますが、
そんなことはありません。
例えば当店のお客様であれば、

添加物は体に悪いから特に子供には食べさせたくない!
という方は無添加の食品を探しているはずです。
ですが、特にチェーン展開しているような大手では、
どうしても無添加で商品を提供しているお店は少ないでしょう。
そのためあえてチラシやHPなどでもしっかりと
添加物不使用という記載を入れて宣伝をしています。

また、和菓子、特にだんごやお餅は好きだけど、
喉に詰まるのが怖くて食べられない…
というお話もよく聞くお悩みです。
なので、【もち米不使用で安心!】という記載も忘れません。
当店のおだんごの特徴の1つです。

また、会社の社長さんや営業の方の手土産などで、
たまにはいつもと違う、他の人とは違うものを持って行きたい!
というニーズもあるはずです。
ですが、大切な方へ持参するのに簡易パックで…というのも味気ない。
ということで、以外にそう言った商品って少ない。
というお悩みの方には、箱入り・紙袋入りの
当店のおだんごが喜ばれています。
日持ちしないにも関わらず、
お中元にご利用いただく方もいらっしゃいます。

こう言ったお悩みがあることがわかれば、
自社にしかできないウリにもなってくるはずです。




2、用途(ニーズ)から考える
こちらは上記のお土産も含まれますが、
今回はクリームパンの八天堂の話をしたいと思います。

八天堂のクリームパンは1個200円という
パンとしては高額な商品を販売していくため、
都内では主に品川や恵比寿、池袋などの
駅ナカを中心に販売しています。

ある時1日に何人ものお客さんに、
「箱はないですか?」と聞かれるようになったそうです。
それでこのパンは手土産として大事な方への贈り物として
利用されている
ということが分かり、
箱入り商品を作り、それを中心としたメニュー構成に
変更していったことで、大人気商品として
多くのメディアでも取り上げられるようになりました。

ですが、コ●ナ禍に入ってからは
そもそも駅の利用者が急減したことで、
大赤字に転落してしまいました。
そんな中いくつものテストを繰り返した結果、
人は駅の利用が減ったとはいえ家に帰ることは変わらない。
ということで、家族へのおみやげ「おうちみやげ」
というブランド展開を始めました。

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それによって一気に業績が回復、
緊急事態宣言が出ていても行列を作って
パンを買うお客様が戻ってきたそうです。




3、ライバル店から考える
これはそのままですね。
ライバルがどんな商品で、どんなサービスで、
どれくらいの価格帯で、どこの属性のお客さんを集めているか?

これをリサーチしなければ、
その競合店より”たまたま”まさっていれば良いですが、
そんな偶然なんて滅多にないですし長続きしません。
お客さんが来ない理由もわからず負けてしまいますよね。

ですが、ただ自分のあてずっぽうなイメージで
こんな感じかな?と考えてリサーチしてもダメですよね。
さらに、細かいところまでなんて探るのは
なかなか難しいものです。

ではどんな方法でリサーチするのが良いかというと、
まずはお客さんの入ってそうな主要な数店舗をピックアップして、
そのこ値段感とお店の顧客の利用している用途を考えてみましょう。
そして、下記のように図になんとなくで良いので落とし込んでみると、
目視で分かりやすくなるはずです。

ターゲティング

その中でどの店舗も属していないエリア、
つまりターゲットを探してみましょう。

もちろんその地域にはそんな顧客がいないという
可能性もあるかもしれません。
ですが、その近所にいなかったとしても、
外から呼んでくる事はできるはずです。
そこで1、2の悩みやニーズを探っていきます。

他社が集客しきれない属性のターゲットを
集客するこができる商品やサービスを作るにはどうするか?
を考えていくのです。それができれば、
常にブルーオーシャンの中で競争をぜずに
一人勝ちができるようになります
よね!




そんな簡単に言われても。。。
と思いましたか?
ですが実際に当店のおだんごは、

他店がクリアできない悩みに答えて、
▶︎4ヶ月の赤ちゃんでも、90歳の入れ歯のおばあちゃんでも食べられるだんご
他店が応えきれないニーズに対応し、
▶︎既製品ではない手作りの贈り物
日本一高い高級だんご
▶︎客単価4000円〜5000円で販売
を販売しているお店

を開業4年で作ることができました。




長く続くコ●ナ禍で日本中の飲食店が苦しい状況です。
そんな中絞ってお客さんを集客してたら
余計客数が足りなくなると思われる方は、
残念ながら先が短いかもしれません。

なぜかといえば、
全てのお客様に受け入れられる
商品やサービスなんて存在しないからです。
だからこそ、あなたの商品で喜んでもらえる方”だけ”を
集めることが大切
になってきます。

それによって、実はより多くのお客様の目に止まる
お店になることができるようになる
はずです。

進むも退がるも地獄なら、
あえて虎穴に入っていく勇気も大事ですよ。
最後まで諦めずに挑戦してみましょう!


さいごうみつたか




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