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甘野書店

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noteの本屋さんです! 小説、詩、絵、音楽、動画を販売してます! あなたは本を買いますか?  あなたは本を売りますか? ルールは以下です。 ・自作の小説・詩・絵・音楽・動画の…
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2024年10月の記事一覧

小さな頃

小さな頃から 空想の中でおままごとをして遊ぶ それは夜お布団に入って目を閉じて 部屋の電気を消す 小さなオレンジの灯りだけつけて 壁をじーっと見る すると 動物達がお話しをしている 私は最初は「何怖い」 それは最初だけ ひょこっと犬が顔を出した 次は 猫 次はライオン 次は‥ 次は‥ どんどん眠くなる 学校での事 お友達の事 壁に見える 動物達とお話し これは私だけの秘密だよ

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パキラのおじさんとふしぎな毎日

第1章:パキラのおじさんの家 ある大きなパキラの木の中に、いつもスーツを着たおじさんが住んでいました。おじさんはとても小さくて、パキラの大きな葉っぱの下で毎日を過ごしています。おじさんの家には小さな机と椅子があって、窓からは毎日お日様の光が差し込みます。 「おはよう、パキラの葉っぱたち!」と、おじさんは毎朝、葉っぱに挨拶をします。葉っぱたちは風に揺れて「おはよう」と答えます。

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星の涙と森の願い

昔々、広大な森の中に、動物たちが仲良く暮らす「星の森」がありました。その森には夜になると星が降るという不思議な伝説があり、森の住人たちはその夜空を見上げては、星に願いを込めるのが日課でした。 森には、小さなリスの子供「リリー」が住んでいました。リリーは、好奇心旺盛でいつも何か新しい冒険を求めて走り回っていました。そんなリリーには、一つ大きな夢がありました。それは、いつか夜空から星が降りてくる瞬間を見てみたいということです。 「お星さまが降りてきたら、どんなに素敵なんだろう

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【創作童話】若がえりの実

しずかで、おだやかなまちがありました。 
のらねことのらいぬもいましたが、ケンカすることもなく、みんななかよくくらしていました。 ただし、1つこまったことがありました。
さいきん、町にやってきたカラスが、ゴミをちらかすことでした。 
毎日毎日、おちているゴミを探していました。
このカラスは、食べ物を探すというよりも、何かめずらしいものを探してお金にかえようとしているようでした。 ところが、まちはきれいなので、なかなかゴミもありません。
こまったカラスは、しばってあるごみの

¥200